京都

大日本スリ集団

大日本スリ集団[VHS] 発売日: 1989/01/15 メディア: VHS この商品を含むブログを見る 戦場で同じ時間を過ごした 小林桂樹と、三木のり平が刑事とスリという立場で迎える戦後。そのつかず離れずの感じが「犬」シリーズでの天地茂と田宮二郎との関係に似ている…

八月南座超歌舞伎

chokabuki.jp 93歳の伝統芸能好きの父が生協でこの超歌舞伎のチケットを売っているのをみて誘ってきた。初音ミクが何であるかも知らずに。中村獅童と初音ミクのコラボ歌舞伎。うっすらと知っているのかと思いきや、初音ミクが登場するなり、「映像か・・」と…

千鳥百年

tanakachidori.org 田中千鳥という大正時代に七歳で夭折した鳥取の詩人の詩を「徘徊 ママリン87歳の夏」*1の田中監督が映像で表現したもの。鳥取県下初の女性新聞記者であった母が「千鳥遺稿」というものを残していたから彼女の作品が世に残った。幼い我が…

健さん

健さん [DVD] 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント 発売日: 2017/05/02 メディア: DVD この商品を含むブログを見る 公開当時から気になっていた作品。健さんの立派さはテレビの特集番組でよく存じ上げているので、それとは違った声がおもしろかっ…

リズと青い鳥

リズと青い鳥[Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2018/12/05 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (2件) を見る 周りの人の評判をきいての鑑賞。あとで「聲の形」*1のスタッフ(京都アニメーション、山田尚子監督)によるものと知る。…

鍵 [VHS] 出版社/メーカー: 日活 発売日: 1999/12/22 メディア: VHS この商品を含むブログを見る 市川崑の方の「鍵」は以前みていたが、あちらはオーソドックスな暗さがじんわりしていた印象で。。こちら、神代監督版はおかしみが強調されテンポがよくとても…

線量計が鳴る

中村敦夫さんのライフワーク「線量計が鳴る」、以前NHKのドキュメンタリーでとりあがられているのをみたことがあるけれど*1、全国を回っておられる*2んだ。。本日は京都公演。価格も驚く程抑えられていてたくさんの人にきいてほしいという気持ちが伝わる。き…

ヒポクラテスたち

ヒポクラテスたち [DVD] 出版社/メーカー: パイオニアLDC 発売日: 2001/08/24 メディア: DVD クリック: 3回 この商品を含むブログ (26件) を見る この映画は80年代に東京で大学生だったときにみて、好印象だったけれど、京都に帰ってきて五十代になった今み…

雁の寺

雁の寺 [DVD] 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2012/11/16 メディア: DVD クリック: 2回 この商品を含むブログ (7件) を見る ずい分前にみたもので、主人公をいたぶる好色坊主を勝手に先代鴈治郎さんだとばかり思い込んでしまっていた。つい先日、ふや町…

湖の琴

水上勉原作作品。滋賀県の余呉湖には羽衣伝説があるという。無垢なるものへの人間の希求と、はかなさといったものもベースになりつつ、三味線の糸の産地が結ぶ京都との縁など興味深いストーリーであった。三味線の師匠を演じたのは先代の中村鴈治郎。なにも…

京洛の舞

京洛の舞 [VHS] 作者: 邦画 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 1998/03/05 メディア: VHS この商品を含むブログを見る ドラマ「天皇の世紀」で米倉斉加年氏演じる不気味な存在感の持ち主、人斬り新兵衞こと田中新兵衞が主人公。なんだかかっこいい人みたいな描…

天皇の世紀 第二部

「天皇の世紀」のテレビドラマ版がふや町映画タウンに入荷した。どうも天皇の世紀というのは一部と二部になっていて第一部はテレビドラマ、第二部はドキュメンタリーだったよう。(wikipedia参照) この機会に、と、以前日本映画専門チャンネルの伊丹十三特…

ひばり・チエミの弥次喜多道中

ちょうどこの映画を京都ヒストリカ映画祭でやっていて、ミルクマン斎藤さんの対談に興味をひかれ、映画祭でみるのが一番なのだけど、次善の策としてビデオで借りてみてみた。 実はひばり、チエミ両者とも迫力がありすぎてわたしは少し苦手で・・わたしにとっ…

没後50年 藤田嗣治展

www.momak.go.jp しりあがり寿がイラストをかいて盛り上げていてそれにひかれていったが、、若い頃は自分を表現するのにお気に入りのモダンなグッズを並べたり、いまのおしゃれ系とおなじだなあというところからのスタート、楽しかった。 フジタが四国でとて…

はじけ鳳仙花 わが筑豊わが朝鮮

www.allcinema.net 土本典明監督作品。筑豊の炭鉱労働にかりたてられた朝鮮人労働者を描く画家富山妙子氏。炭鉱の朝鮮人炭鉱労働者のことは「にあんちゃん」*1をみて気になっていた。鳳仙花は韓国の花、はじけた鳳仙花の種に朝鮮の人たちの思いを描く富山さ…

windshipさんのこと

BBS時代から親しくさせていただいていたwindshipさんが10/3亡くなられた。お通夜お葬式、火葬場までお供させていただき、家に帰ってさびしさがこみあげる。家族の時もお葬式でその人のことを思って集まってた人が散り散りになってそれぞれの生活に戻る時一番…

イッセー尾形の妄ソー劇場 文豪カバーその2 2018 in 京都

京都府立文化芸術会館ホールにて。 「文豪カバーネタ」ということで、文芸作品をもとにイッセー尾形氏が「これはこんな話だよね」と小さな劇に仕立てていくような舞台。 ゴーゴリ「外套」 横光利一「機械」 川端康成「浅草紅団」 太宰治「斜陽」 前売りのち…

立川志の輔独演会

京都造形芸術大学の春秋座にて 三番叟 松永鉄九郎 悋気の独楽 志のぼん 買い物ぶぎ 志の輔 大河への道~伊能忠敬物語~ 志の輔 志の輔さんはテレビで親しんでいるけれど、あの調子で(というか、生の高座の方がずっと遠慮なく自分を出されている感じで)話芸…

昭和39年 田坂具隆監督作品。眞継伸彦原作。主人公は中村錦之助演じるところの越前の漁村(三国付近?)で生まれた「鮫」と呼ばれる青年。流民とかいうことで、漁村の他の連中から差別されている。支配者が漁村の他の連中に祭で気持ちを発散させている時に…

古都

山口百恵主演の市川崑監督版。(1980年) 市川監督の風景の中の人間のショットは美しいと思う。町家などの前に町家のアクセントとして佇む人の姿。町家の中でも住まいに高いポイントが置かれているように思うしその撮り方は魅力的。 山口百恵はとても美しく、…

古都

話としては、昭和に作られた「古都」*1の後日談のような感じ。「古都」の主人公の双子(1963年版では岩下志麻が演じていた役、この作品では松雪泰子)が子どもを産んで、その子どもたちがちょうど母親と同じような年齢になり、生き方について色々考えるとい…

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

家人が叡山電車茶山駅でこの撮影と出会った話をしていて、みてみた。時間が逆に流れている女性との恋愛もの。この手のものは考えすぎると納得がいかなくなったりするので、さらっと見た方がいい感じ。叡山電車宝ヶ池駅や動物園など京都のおなじみの場所はた…

魂遊び ほうこう

ポレポレ東中野で公開時の紹介ページ movie walkerの紹介ページより 京都在住の人形師・奥井恵介の仕事ぶりを描くドキュメンタリー。奥井恵介は京都の銀閣寺に近い下宿に住み、顔師を生業としている。顔師とは芸妓や舞妓などにいわゆる白塗りの化粧を施す人…

深ぼり京都さんぽ

グレゴリさんが20代前半の頃よく時間を過ごされた千本中立売界隈のコーナーが一番おもしろかった。(地図付き) 地元左京区では大豊神社の動物たち(像)の紹介がうれしい。 山科の栗原邸(旧鶴巻邸)の説明もおもしろい。(こちらのブログに写真多数あり…

宋家の三姉妹

今さら・・なんだけど、毘沙門堂のロケのことや中国の歴史がらみで気になってやっとみてみた。 歴史の流れはとても整理されて描かれていて理解が進んだ。話が単純化されているような気もしたが、そういうつくりの映画なんだろうな・・三姉妹の中でも孫文夫人…

東京異形散歩、モダン京都

東京吉原にある遊郭専門の本屋さんカストリ書房が、先月京都に出店をされていて、のぞきにいった。濃い本も多数並ぶ中、惹かれたのは 「東京異景散歩」東京異景散歩 昭和20~30年代の東京の闇を歩く! (タツミムック)出版社/メーカー: 辰巳出版発売日: 2015/02…

新日本風土記 京都青春物語

お祭りのアルバイトや鴨川のカップル、吉田寮など「鴨川ホルモー」のようなのんびりしたお話が続く中、京大から学徒出陣に行かれ、特攻隊に配属されていた岩井忠熊さんが紹介された。以前、立命館で若い人の前で講演されたニュースをみたことがあり、その姿…

さよならも出来ない

立誠シネマにて。 形を変えた「逃げ恥」というか、別れてから三年間、境界線を設けつつ一緒に暮らしている二人の物語。現代はいろいろな形態の暮らしがあって思慮深い二人がそこで足踏みしているのはあるだろうなという世界。連絡はほぼ連絡帳、連絡帳の前に…

帰郷

佐分利信氏がえらくかっこいい。一番最初に佐分利信氏をみたのがテレビドラマの「阿修羅のごとく」だったし、そのあとみるのも「お茶漬の味」だとか、先日観た「花は偽らず」*1だとか、かっこいいという分類ではなくて、落ち着いた、と評したいようなものが…

古都

京都の影の部分も映し込むようなシャープなカメラ(成島東一郎)、不安になるような武満徹の音楽、また巧みな演技陣により表現されるこわいほどリアルな京都の人々・・よくできた作品だと思うが、川端康成が内包するものを直視し続けるのがなんだかつらいよ…