2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

無常

sumiちゃんがボードで(10/24) 映画「無常」を観ました。 田村亮が主演で、この人が主演の映画って観たことなかったし、兄弟三人の中でも一番目立ってなかったから、「どうなんだろう?」って思って観ていたのですが、彼の存在感、すごかったです。「野良犬…

あばれ獅子

阪東妻三郎の遺作ということだけど、バンツマさんの映画ってみたのはじめて。 あとで調べると撮影途中でお亡くなりになって、代役部分もあったりしたそうで、バンツマさんって他の映画の方がよいのだろうけれどやっぱりバンツマさんの演じていた場所ですごく…

京都芸術センター

京都芸術センターに借りていた「別冊太陽 監督市川崑」と四谷シモンさんの「人形作家」を返しに行く。人形作家 (講談社現代新書)作者: 四谷シモン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/11/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (25…

天王寺〜通天閣

windshipさんがボードで この頃ほぼ週一で、京橋から天王寺まで大阪環状線に乗るんですけど 途中の駅は興味深いところが多々あって 機会があれば、途中下車を、と思っていたのですが 今日は、その、天王寺で改札を通り、観光案内で尋ねて動物園、美術館を素…

読み終わりたい

たいそうな仕事ではないけれど、仕事場が遠いもので(片道1時間半強。)でかける時は、本が必需品。でもこの片道1時間半、往復で3時間って距離って微妙。まっさらの本を一冊持っていたらちょうどいいんだけど、読みかけだと途中で終わってしまうおそれが…

津軽じょんがら節

昭和48年の作品なんだけど、今見ても全然古びていないし、津軽三味線が新しい弾き手によって注目されている現在、年代的には近くても中途半端にバブリーな昭和の終わりなんかにみるよりもずっときっちり理解できる映画ではないかなと思う。 この映画は、三…

スクール・オブ・ロック

アルフさんがボードで 昨晩は『スクール・オブ・ロック』のDVDを見て笑いっぱなし。とんでもなくジコチュウで嘘つきでロックバカで、見た目『素敵』とは対極にいるジャック・ブラックなのに、その一挙一動から目が離せませんでした。シュニーブリー(でし…

トロイのヘレン

yukkekoさんがボードでお話してくださる。 先週NHKBSでやっていた映画「トロイのヘレン」を見ました。阿刀田高さんのギリシャ神話解説本を二冊横へ置いて、メモを取りながら見ましたよ。。神々の名前がわからん〜。 50年前の映画らしいですが、何て言…

恋の門

恋の門 スペシャル・エディション (初回限定版) [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2005/04/08メディア: DVD購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (270件) を見る松田龍平がすごくよかった!気高くもみじめな主人公になんとぴっ…

八二一さんの写真集出版記念展

枡野浩一さんの本につけてある写真がすてきで、注目していた八二一さん。(はにはじめさん。男女の写真ユニット。)ネコ写真を撮っておられる内に縁ができた猫「はっちゃん」の写真集はっちゃんち。作者: 八二一出版社/メーカー: 青心社発売日: 2004/04/01メ…

日本のおしゃれ展

先週の土曜日、JR京都伊勢丹で開催されている「池田重子コレクション 日本のおしゃれ展」に。着物ってとにかく帯揚げ、帯締め、半襟、帯留め等部品が多いからあわせかたの遊びってすごくあったのだなぁ、すてきだなぁという感想をもつ。わたしが一番心惹か…

約束

せりふが少なくて、たとえば岸恵子がどうして今こういう境遇でいるのかとかもちょっとした映像で説明したり、気持ちの機微もほとんど表情やしぐさで表現しているところがほんとうに映画の特質を活かしている感じでよかった。その製作意図にちゃんとあったシ…

夫婦茶碗

町田さんの本を一度読んでみたくて、斎藤美奈子さんの本に紹介してあったので、とりあえずはじめの一歩としてトライしてみた。ものすごく好きだった。なんて入り込める本を書く人なんだろう。なんと格好いい日本語を使う人なんだろう。なんて切なくて愛おし…

フリーダ

周りの人の評判がよかった「フリーダ」を鑑賞。 Frida (字幕版) サルマ ハエック Amazon すごく好みの映画だった。 アニメーションや絵画と組み合わせているシーンがあったり、はっとするようなおもしろくてきれいな構図の場面がたくさんあったり、画面がと…

女王陛下のお気に入り

「京都人だけが知っている」*1ではじめて入江さんのことを知ったのだけど、それをきっかけにあれこれ入江さんの書物を読んでいるうちにすっかり好きになっている。この本は、イギリス王室ご用達のいろいろなグッズがうつっていますが、おもに日用品でとても…

北東北のシンプルをあつめにいく

雑貨の本に時々あるうわついた感じがなくて、本当にそのものの味わいをそのものらしく味わうタッチの本で好感がもてる。今年の夏行ったばかりの角館のこと、大館の比内鶏のこと。買おうかと思っていた曲げわっぱのこと。行くたびに知る度にどんどん東北が好…

フラワー・オブ・ライフ 1

主人公は天真爛漫な高校生。自分の病気のはなしなどをあっけらかんと語れ、一年遅れのクラスでの居場所を自然に確保できるタイプ。でも、それをただの英雄として描かないよしながさんの深さがわたしは好きだ。まわりの人物の細やかさもとってもうまく描き分…

神童

小学校の高学年の主人公の女の子の描写がとてもリアルで、かわいらしく(べたべたしたかわいさじゃなく、生意気さがいいんです。。)、かっこいいし、彼女を囲む人たちも、ステレオタイプな描き方でなくそれぞれに魅力を感じる表現がしてあってすばらしかっ…

のだめカンタービレ 1

すごくいい音楽センスをもっているけれど、生活は無頼な(でもかわいいところもある)女の子を主人公にその周辺のいろいろな才能の持ち主を描く音大を舞台にした群像もの。べたべたしてないのだけれど愛すべき登場人物満載で楽しめるし、天性のものばかりに…

愛すべき娘たち

男X男の物語をよく書いておられるよしながさんだけど、今回は現代に生きるいろいろな立場の女性を描いたもの。心の機微を描くのがよしながさんは上手ですね。たとえば娘と母の物語。よくいい話にまとめられがちなんですが、自分やまわりをみても内実はいろ…

もうおうちへかえりましょう

穂村さんって女性ファン多いのではないかな?少女漫画を深く理解していたり、書かれていることもまるで自分が感じていることをおもしろくまとめたみたい!という気分になります。その細やかさ、自虐的でおもしろい文章から「小太りな人」と推測されるくだり…

鉄コン筋クリート

版画のような絵柄、ひとつひとつが決まった構図、登場人物は大人もこどももすごい存在感。すべてがかっこいいコミック。でもうわっつらじゃない、うわっつらじゃないところが魅力のコミック。わたしはネズミと呼ばれているヤクザにひどく惹かれた。サーカス…

日本美術観光団

皇居だとか日光だとか一応美術も飾ってある場所にでかけ、ちゃんと説明をうけながら、それをダイレクトに伝えたりするのではなくかなり着崩した感じで語り合っている、大人向けの書物。とても読みやすいのだけど、簡単な形にひねってある感じ。美術の基本を…

ふや町映画タウンで

飾ってあるジャケットがものすごく気になった「地下の民」というボリビア映画。 心のきれいそうなかわいらしい学生さんがみてすごくよくて、ご自分でも購入された程の映画だそう。店長さんと学生さんとのんびり映画話をしていたらなんだかすごく元気になって…

股旅

すすめてくれた人がいってたのだけど、ほんとアメリカンニューシネマみたい。。 若き萩原健一、小倉一郎、尾藤イサオの、かっこよくなくて、なんとかして名をあげようとあがいている渡世人姿がもうリアルで 愛おしくて。。 脚本は谷川俊太郎と市川崑。 ドキ…

ガケ書房

-2015年2月 ガケ書房閉店 ホホホ座と名前を改め少し南で開店。 京都、左京区北白川に2004年2月に登場した「日本人がロックと感じたモノを売る店」。京都造形芸術大の近くなのでとってもアーティスティックだけど、お客さん参加型の店でなかなかあったか…