2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪アジアン映画祭2007

メールで今週金曜からの大阪アジアン映画祭の案内がくる。大阪市が中心となって展開する「大阪アジアンビート」事業の一環としてとり行われるイベントで、 3年目となる今年のテーマは「百花繚乱!アジア映画」。アジアの7つの国と地域から、劇場未公開作品…

十八歳、海へ

秋吉久美子とか森下愛子とか加賀まり子とか、今は大人の女性として活躍している女優さんの若い頃の姿ってほんと頬とかもぽっちゃりしていてとってもかわいくてもうそれを味わうだけでも十分な気分になる。この映画も森下愛子が、背伸びしている十八歳の役で…

ストロベリーショートケイクス

魚喃キリコ原作の映画。生身の人間の「くせ」を投影しない原作の方がもっといいかも。。っていう気配は少し漂っているのだけど、4人の女性がそれぞの生活の中で「軽んじられている」と感じる瞬間、そして、そこからどうしていくか。。っていうストーリーで、…

片付けられない女は卒業します

あまりにごたごたした身の回りをみているといっそ引越ししたら、捨てるべきものは捨てられてすっきりするのに。。と思うのだけどまさにそれを実行に移した感じの本。荷物が整理できてなくて引越し業者の兄ちゃんに気つかわざるを得なかったり、自分の弱点を…

毎日かあさん 出戻り編

今までずっとサイバラさんの本を読んできたものにとっては気になって仕方なかった亡くなられた鴨志田さんとの最後の日々のことがきちんと綴られている。 小学校にすすまれた息子さんの勉強の話も、ヘンに悪ぶって泰然と構えてるんじゃなくて、「ほんとはよく…

南瓜とマヨネーズ

カフェ・コチでランチをいただきながら魚喃キリコの「南瓜とマヨネーズ」を読む。男女の細かい感情の機微がうまく描かれている。角田光代の「エコノミカル・パレス」*1にもちょっと設定の似た、女の人が生活費の面倒をみる状況になってる都会のアパート暮ら…

至福のとき

結婚したい一心のおじさん(といっても何度かの離婚暦ありなのでただチャンスに恵まれなかった、っていうわけではなさそう)が仲間とない知恵を絞って「至福」っていう名前のはいったスペースをつくってもうけようとする。調子のいいことをいうものだから、…

大冒険、クレージー大作戦

4本も続けざまにクレージーキャッツの、しかも冒険モノって感じの映画をみたら、さすがにどれがどれだかわからなくなりかける。今回みた「大冒険」と「クレージー大作戦」、「大冒険」の方は植木等は贋金つくりを追っかけるトップ屋で巻き込まれ型なんだけど…

グエムルー漢江の怪物

大好きな韓国女優ペ・ドゥナが出ているということでみはじめたがすごくおもしろかった!人間の愚かさが生んだ怪物のパニックムービーということで日本の怪獣映画とかを連想するのだけど、怪物と闘うのが特別のなんとか隊の人達でなく、一般市民がやむにやま…

クレージーの大爆発、クレージー黄金作戦

夏にNHK衛星でやっていたクレイジーキャッツの映画を観る。キュートでおもしろい!どんどん他の作品もみたくなる。夏にとりそこねていた分も今日、明日深夜に再放送するようで楽しみ。「クレイジーの大爆発」は、007のパロディーのような感じ。でも仕事を…

岡本太郎に乾杯

すごくわかりやすく愛情深く岡本太郎のエピソードがまとめてあり、岡本太郎の仕事の流れがスムーズに頭に入る。表紙デザインも1960年代の市川崑の映画のタイトルバックみたいなスタイリッシュさを感じる。交友関係などからも岡本太郎が生きた時代の空気…

憎いあンちくしょう

石原裕次郎にはあまり興味がないのだけど、関川夏央さんの「女優・男優」の浅丘ルリ子の章に「スターが女優になりかわった夏」としてこの映画のことが詳しく解説してあるものでみてみた。別の章に書いてある日活映画の「性的なセリフは意図して多用されるの…

マーサの幸せレシピ

複数の友人からタイトルの雰囲気よりずっといい映画だとききみてみる。確かに、このタイトルから想像する太っちょのマーサおばさんが周りを幸せにする話、あるいは夢見がちな女の子マーサのゆるい物語、とかではなく、偏屈職人的な性格のある女性シェフ マー…

シャンプー

先日観た「さらば冬のかもめ」*1と同じハル・アシュビー監督作品。今70年代ものが気になって気になって仕方ないので観てみる。主人公は美容師。自分の仕事と客層やおこる出来事が重なる部分もあり(この映画のメインである色恋沙汰は一切ないが。。)その…