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wowowで小津安二郎の初期サイレント映画のリメイクドラマを放映している。 www.wowow.co.jp 「出来ごころ」「生れてはみたけれど」「非常線の女」「淑女と髭」と観てきたがとても面白い。現代に置き換えるとこうなるなというのやら、こんな話だっけ?見返し…
2月の末のことだけど、京都新聞に酒井順子さんの「異次元の少子化対策」への意見が載っていた。全国に配信されている記事だったらしく静岡新聞社が全文公開しているのでリンクを貼る。 www.at-s.com 本当に酒井さんのおっしゃる通り。ずいぶん前になるが「フ…
吉田喜重が語る小津安二郎の映画世界 [DVD] 発売日: 2005/12/22 メディア: DVD ETV特集で4回シリーズで放映されたもの。 吉田喜重監督が小津作品について実際の映像をまじえながら解説しておられる。小津作品によく出てくる「反復とずれ」というような視点、…
座頭市とスターたち3「松坂慶子・辰巳柳太郎」 [VHS] 発売日: 1997/06/18 メディア: VHS 1974年から1979年にかけて全100作が放映されたテレビ時代劇シリーズ「座頭市物語」、「新・座頭市」。ポニーキャニオンがその中から20作品を選んで出した…
テレビの嘘を見破る (新潮新書) 作者:今野 勉 発売日: 2004/10/01 メディア: 新書 テレビのドキュメンタリー番組の作り方、状況をわかってもらうために再現的に撮ることのどこまでが許容範囲かということをドキュメンタリー番組を巡って起きた事件を追いなが…
ゴーストスープ [DVD] 発売日: 1999/06/17 メディア: DVD みたのはVHS版。wikipediaによると1992年のクリスマス前にフジテレビで放映され、そのあと収まりきらなかったシーンも入れて完全版としてソフト化されたとのこと。 表紙は鈴木蘭々をイメージしている…
undo [DVD] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2000/11/15 メディア: DVD みたのはVHS twitterでこの映画の紹介をされている方がいらっしゃり(こちら)気になってみてみた。 1994年公開。岩井俊二の映画監督作品としてはとても初期の頃のものだ。 …
BS12でしていた向田邦子さんの「冬の家族」、挿絵画家の森本レオさんがかかれている絵に見覚えがあって気になっていた。 昨日国立映画アーカイブで開催中の「映画イラストレーター 宮崎祐治の世界」の案内をみていて、ふと、この鼻のない顔の表現は宮崎さん…
日本映画専門チャンネルにて。 www.nihon-eiga.com 深刻ぶって突き放すのとは反対の、問題点はみつめながらのみこむ感じが良い。娘さん、以前猫のいるギャラリーということで訪ねたことのある大阪北浜の10W gallery の方。ママリンがとてもかわいらしく装っ…
www.siscompany.com 三谷幸喜氏の歴史ミュージカル。wowowにて。「日本の歴史」というタイトルなのに、はじめアメリカの移民がメキシコ人から土地を買って・・という話からはじまり疑問が浮かぶが、すぐに氷塊する。日本の歴史のことでそのまま説明したらエ…
NHK BSプレミアムで土曜日の夕方ずっと「刑事コロンボ」の視聴者の人気投票をして下から順番に放映しているが、昨日は第三位「忘れられたスター」。タイトルだけでもかきむしられそうだし評判もきいていたのではじめからちゃんとみてみた。いきなり映画「ジ…
www.nihon-eiga.com 70年代に山田太一原作(脚本は山田さんの時と、違う方のときがあることにのちほど気がついた)、田宮次郎主演で放映されたドラマ。いま、日本映画専門チャンネルで再放送され楽しみにみている。現在9話まで見終わったところ。高原の古いホ…
天皇の世紀 DVD-BOX (4枚組) 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2010/12/22 メディア: DVD クリック: 2回 この商品を含むブログを見る みたのはvhs版 先日みたドキュメンタリーになっている第二部*1のはじまりに、大佛次郎氏のことばとして、「天皇の…
www.nihon-eiga.com 日本映画専門チャンネルと時代劇専門チャンネルで12/24同時一挙放送するとのことで先日第一集を放映していた。 歴史の理解がすんなりいくということで評判をきいていたけど、ほんとに、整理された生の記録というのはとてもありがたい。 …
64 ロクヨン DVDBOX 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ 発売日: 2016/03/25 メディア: DVD この商品を含むブログを見る www.nhk.or.jp 苦いエッジのかかった話の運び方。いつもラストに流れる画面のひりひりとかっこいいこと。最後にさしかかるまで、ず…
「天皇の世紀」のテレビドラマ版がふや町映画タウンに入荷した。どうも天皇の世紀というのは一部と二部になっていて第一部はテレビドラマ、第二部はドキュメンタリーだったよう。(wikipedia参照) この機会に、と、以前日本映画専門チャンネルの伊丹十三特…
樹木希林さんの訃報に接して、樹木さんって年齢を重ねられて尚一層すばらしい女優さんになられたな・・とつくづく思っている。現在の日本映画界で老年を演じる堂々としたポジションを築かれたと思う。そしてたとえば「あん」*1だとか、是枝監督の作品だとか…
「花へんろ」の最終話が放映されるということで、以前のシリーズが放映されていた。早坂暁氏の自伝的な物語で、一番最初の「花へんろ」は早坂さんの祖母にあたるしっかりものを沢村貞子さん、伯父にあたる道楽者を中条静夫さんが演じておられて、これがもう…
NHK紹介ページ 大図まことさんという方のクロスステッチに興味を持つ。8/17にも再放送
恥をさらすことながら、現代史をちゃんと理解していない自分にはとてもわかりやすく説明してくれるこのシリーズ。 「第9集 独裁者 3人の狂気」 ムッソリーニ、ヒトラー、スターリンの台頭と最期までをまとめてあった。ムッソリーニとヒトラーを一緒くたにし…
PARCO特設ページ江戸城無血開城前の勝海舟と西郷隆盛の対談を三谷幸喜流に仕立てたもの。得意のなりすましのドタバタが核になっているけれど、勝家出入りの庭師の松岡昌弘が勝海舟のなりすましにならされて、植木の話をしているのだけど、西郷隆盛を感心させ…
2009年1月からフジテレビで放映されていた連続ドラマ。山田太一脚本。当時はみていなかったのだけど、日本映画専門チャンネルで放映され、よい評判もきいたのでみてみる。 ある事故から人生に絶望して自殺しかけている陣内孝則扮する男をたまたま居合わせて…
日本映画専門チャンネルで放映された東海テレビのドキュメンタリー傑作選にて。2007年の作品。平成ジレンマというタイトルの東海テレビのドキュメンタリーについてアナウンスしているブログから ナレーション:宮本信子 プロデューサー:阿武野勝彦 ディ…
オフィシャルサイト この特集の小堀医師は、面倒をみる家族の健康を含めての在宅医療という考え方でそこはとてもよいと思った。人が何人か一緒にいる場合、それぞれの都合の折り合いって本当に難しい。いくら立派な理念であっても笑顔で対応できなければしょ…
平田オリザの劇団、青年団の舞台を深田晃司監督が撮ったもの。日本映画専門チャンネルの「いま。映画作家達は。」 という特集で録画したものを視聴。深田晃司監督、先日はじめてみた「ほとりの朔子」*1、ほんとに惹きつけられ、以来気になって。「ほとりの朔…
NHKドキュメンタリーで。とりあえずのメモ。自分が若々しい感覚の作品を作れるのは、旧い映画をたくさんみてきたからとおっしゃっていた大林監督。CS衛星劇場で「いつか見た映画館」という映画史を追いながら映画を紹介する番組をされており、本も上梓された…
日本映画専門チャンネルでの東海テレビのドキュメンタリー特集で視聴。(こちら) この番組をみて弁護団への印象変わったなあ・・ 橋下弁護士が言いだしていた弁護団への懲戒請求のはなし、こういうことだったのか・・と最近も思う事ありで・・
wowowにて宮沢りえの情感の出し方は◎。 でも、近松の言葉そのままで演じている文楽等の方がリズム上もよいなあと思ってしまう。上方の言葉がおかしいのも気になって仕方なくて・・
ドラマ「カルテット」で坂元裕二氏ってよい脚本を書かれるなあと遅まきながら気が付いた私。その次に放映された「anone」もみて、さらに日本映画専門チャンネルによる再放送枠で「anone」の源流のようなこの「Mother」にたどり着いた。*1 「Mother」の本放送…
wowowの紹介ページはこちら マキノノゾミが2003年に作と演出を手掛けたシアターナインス第5回公演。九代目松本幸四郎(現・白鸚)と杉浦直樹が、昔鳴らした伝説の詐欺師コンビ役で初競演した。笑いと感動の末に、観客を幸せな気持ちにさせた噂の舞台。 シア…