台湾

多桑

映画com日本統治下で日本教育を受け、金鉱で働く日本贔屓の台湾の男セガ。その息子が語り手になり父の人生を描いたもの。鉱山労働者が多く住む集落での暮らしがゆっくりと描かれ、大きな事件も多々起きるが、時という川の流れに身を任せているような風合い。…

ミレニアム・マンボ

スー・チーというヒロイン役の女優さんはしなやかで美しかったし、ゆうばりの映画祭に舞台を移したり、ホウ・シャオウシェンの日本への思いは感じられたけれど、ストーリーとしては、彼女につきまとう独占欲の強い男の話が中心で、みているこっちと少しテン…

好男好女

「悲情城市」*1「戯夢人生」*2とこれが候孝賢台湾現代史三部作ということらしい。今回は、白色テロの時代の悲劇のヒロイン、ジャン・ピーユという女性を演じている現代の女性とジャン・ピーユの人生の重なりという構造になっているとのこと。 何かを伝えるの…

戯夢人生

wikipedeiaによると 前作『悲情城市』を第2部、次作『好男好女』を第3部とする侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の台湾現代史3部作の第1部となる作品で、台湾が日本統治下にあった1895年から、1945年の日本敗戦による解放までの時代を背景に、侯孝賢映画の常…

悲情城市

タイトルや、戦争中の日本のことが出て来るとの事で身構えていたけれど、大丈夫、私の大好きな侯孝賢らしい作品だった。 侯孝賢は「珈琲時光」を作られたり小津安二郎監督への敬愛を公にされているけれど、確かに小津安二郎の映画からなにかを吸収し、表現を…

恋恋風塵

タイトルに「恋」って文字が二つも並んでいてすごい恋愛ものだったら苦手なんだが。。と思いながらみたところ、あくまでも「風塵」。60年代終わりごろの台湾の10代のけなげなおはなし。風のようにあわあわとした。。松本の古い街並みのような景色や候監…

川の流れに草は青々

侯孝賢の初期の作品。日本の80年代映画とも似たテイストが漂っているが、田舎の小学校のこどもたちを優等生すぎる感じでなく、でもとっても魅力的に描いている。 「おしゃべりな映画館3」で淀川長治さんがすごくほめておられるのだけど、そのほめかたをみ…

童年往時

1947年に中国に生まれ、祖母や両親らと台湾へ移住した主人公アハ。緑豊かな、のどかな村での生活は、どこか日本人にも懐かしさを覚える原風景のようだ と、ビデオジャケットに書かれているのだが、主人公の住まいの、畳と障子のしつらいなどがとても日本…