2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ガラスの仮面 6巻

この巻で、亜弓さんってかっこいい!と確実に認識。先日yukkekoさんとしゃべっていたのだけど、「エースをねらえ」のお蝶夫人とも似通ったすがすがしさ。(結局問題は取り巻き連中だ!という会話を先般お会いしたときしていた。ex.「白い巨塔」でいえば財前五郎…

住民が選択した町の福祉

羽田澄子さん編集のドキュメンタリー。秋田県鷹巣町という今は北秋田市になった場所の、福祉コミュニティを作ろうとする町長や町民の思い、議会との対立・・・もともと問題意識もなしにふや町映画タウンにあったから軽い気持ちでみはじめたのに、ひきこまれ…

行列48時間

TV

明日はまたNHK金曜ドラマ「行列48時間」の日だと思うとうきうきする。友人にすすめられて、先週の2話目からみはじめたが、これものすごくおもしろい!音楽もかっこいいし、國村準の語り口がまた!他も芸者達者な人たちばかりで、ほんと大人が楽しめるドラマ…

千夜一夜物語

とにかく豪華。主人公の声は青島幸男、相手役が岸田今日子、友情出演で遠藤周作や北杜夫なども・・いかにも70年代前後(本作品は69年製作)の大人の文化祭みたいにわさわさしているところも魅力だし、完成度は高く、アニメの「リボンの騎士」に感じたほ…

モンテーニュ通りのカフェ

パンフレットに「現実的な雰囲気が魅力的なおとぎ話」というロサンゼルスタイムズの批評が載っているが、そういう感じのする作品。引退する劇場管理人さんの部屋がすごくキュートでかわいい。出てくるベートーベンの曲が魅力的。ベートーベンいいなぁ・・・…

ガラスの仮面 5巻

「石の微笑」っていう劇中劇があるのだけど、yahoo知恵袋によるとこれは美内すずえの創作らしい・・「キャリアこぎつねぎんのもり」*1はこの話にインスパイアされた部分があるような気がする。ガラスの仮面 (第5巻) (白泉社文庫)作者: 美内すずえ出版社/メー…

京煎堂

趣味の良い京都リピーターのおじさまが必ずおみやげに買われると教えてくださったお店。 祇園のお店で8枚399円の写真の「まめあわせ」という豆のはいったおせんべいを買いまして、落花生のはいっているおせんべいの、クッキー風の風味(つまり珈琲、紅茶…

チェブラーシカのマナーポスター@JR西日本 

カワイイ映画でおなじみのロシアのパペットアニメ チェブラーシカが、JR西日本のマナーキャンペーンに抜擢されていました。先日、大阪でJRに載ったら、チェブラーシカに出てくるおなじみのおばあさんがはっちゃけている。(こちら参照)ポケットティッシュに…

兄とその妹、浅草の灯

島津保次郎監督の「兄とその妹」と「浅草の灯」を鑑賞。「兄とその妹」はキネマ洋装店の紹介を読んで、「浅草の灯」は、ふや町の店主大森さんのおすすめリストに載っていたため。「兄とその妹」は昭和14年の作品なんだけど、オフィスやそこで働く桑野通子のた…

桃尻娘 ピンクヒップガール 

竹田かほりという人の演じる主人公の榊原玲奈は、原作の時のイメージよりさらに魅力的かも。もっとピンクのホットパンツの似合う子みたいなイメージをもっていたが、よりかっこよく森下愛子風。原作で好きだった木川田君も、さらにいいイメージだった。 京都…

ガラスの仮面 4巻

この巻の解説にも出てくるけれど、姫川亜弓という演劇界のサラブレットの努力もこのコミックのいいところだ。亜弓さんは登場当初から少女漫画の敵役と一味違っている。原田菊子、鈴本のいる栄進座。ネーミングや雰囲気に由来やらモデルやら感じてなにやら興…

ガラスの仮面 3巻

「マヤ・・・恐ろしい子!」などのきめぜりふが出てくるたびに歌舞伎の舞台で役者さんが大見栄をきっているシーンをみているようで、にんまりしてしまう。日常でも家族の名前を代入してやたら使ってみたりして。。マヤは顔はとりたてたところのない・・みた…

ビバ!マリア

「死刑台のエレベーター」のルイ・マルとジャンヌ・モローが意外なものを。ジャンヌ・モローがドサ回りの踊り子という設定に驚いた。そしてストーリーの大胆な展開に。ブリジット・バルドーのかわいらしさが全開。巡業馬車のデザイン、二人や道化役の衣装な…

家守綺譚

評判がいいのは知っていたのだけど、静謐すぎる話では?と敬遠していたところ、友人から京都の話と教えてもらい読んでみた。作者の梨木香歩さんの経歴からも山科の話だと思われる。戦前ののんびりした学士さんのおはなしであり、飄々とした空気が漂っていて…

42丁目のワーニャ

古びたNYの劇場で、上演日未定の「ワーニャ伯父さん」を稽古している人たち(といっても、ジュリアン・ムーアをはじめ、よく映画でみかける有名な俳優さんばかり)をルイ・マルが撮ったもの。稽古なので衣装はロシア風ではなく、普段着だし、セットも机とか…

天国は待ってくれる

基本ラインは古き良き時代の映画なんだけど、いろいろな設定にスパイスがきいてにんまりさせられるし、また話の展開もくどくどした感じでなく省略できるところは思い切ってカットしてあるあたり、「ルビッチ・タッチ」ということなのかなと思う。本筋の物語…

ガラスの仮面 2巻

三浦しをんさんの本に出てくる「紫のバラのひと」とはこういうことか!しをんさんの本も再読したくなる。赤川次郎氏の解説で、大竹しのぶが北島マヤを演じた舞台があったことを知るが、なるほどうってつけだっただろうな・・ガラスの仮面 (第2巻) (白泉社文…

シティ・オブ・メン

すごく斬新でインパクトのあったブラジルマフィアの青春映画「シティ・オブ・ゴッド」*1の監督、それに子供役で出ていたキャストが今度は青年になってでてきているということでみてみた。どっかに「シティ・オブ・メン」は意外とまっとうな話で・・みたいに…

絞死刑

「少年」(1969年)、「儀式」(1971年)、「夏の妹」(1972年)などと一緒に、日本映画チャンネルで特集放映されていたこの作品(1968年製作)、これらの映画をみると、どれも出てくる俳優さんが重なって、そして、熱く、その当時の日本の問題を表現しようとしてい…

ガラスの仮面 第1巻

ついにこの作品にふれる機会が!昭和51年のスタートということで、この1巻のタッチは昔の少女漫画のにおいもある。(けれん味みたいなもの。ものすごくメリハリがきいていて笑っちゃうときも。でも文句なしにおもしろい。)蜷川幸雄に似た演出家が出てき…

吾輩は猫である

原作は小学校高学年の時に読んだきりなのだけど、原作を読んだときにイメージしたままの迷亭がここにいた!徳川無声さん、すごいいい味。長い原作をうまく映画にしているし、笑うところもくどくなく、でもちゃんと可笑しく、いい塩梅だ。こんなのん気な映画…

接吻

小池栄子演じる孤独な魂に共振する。鋭い筋立て。接吻 デラックス版 [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2009/02/25メディア: DVD クリック: 62回この商品を含むブログ (84件) を見る