2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

きのう何食べた? 12

子育てで仕事から5年くらい離れていた主婦の事務員さんの描き方いいなあ。ぽやーんとしているけれど、かなめかなめ押さえていて、そのことがちゃんとわかっている職場環境。鶏肉とかぶの塩炒めやってみようかな・・ (ごま油→鶏肉炒める→かぶの葉 鶏ガラスー…

3月のライオン 12

NHKでアニメがはじまった。原作を読んでいる人の評判がいい。私もみてみたら、原作の持っている丁寧なところをちゃんと掬いあげている美しい渾身のアニメだった。最初からはじまっていくので、そうだった、はじめは桐山君こんな感じで今はここからしたらずい…

俳優 笠智衆 わたしと松竹大船撮影所

松竹の大船撮影所を建て替え工事するときに、笠さんがまだお若い時代に蒲田から大船に移動した撮影所の思い出、お仕事のことを語られるドキュメンタリー。笠さんの自伝*1を映像で確認できるような側面もある。古きよき建物が取り壊される、そのこと笠さんの…

故郷 

日本映画チャンネル山田太一劇場ですっかり老年期の笠智衆さんづけになって昔録画していたこちらもみてみる。 瀬戸内海で小舟で生計をたてている家族が、たちゆかなくなり、都市の労働者になろうという映画。一部ドキュメンタリータッチもとりいれてある。実…

きせかえユカちゃん 1〜3

最初は「お、やっぱり『りぼん』掲載やな」というような大人しさだったのが、どんどん東村節が炸裂・・巻を追うごとに遠慮がなくなっておもしろくなっている。 東村さんの作品によく出てくる映画やドラマの主人公になりきりパターンとかも登場するし、おしゃ…

山田太一劇場

TV

日本映画チャンネルでの山田太一劇場に夢中になっている。今月は笠智衆さんのシリーズでほんと毎週楽しみにしている。録画しておいたのを昨日見た「今朝の秋」。今朝の秋 [DVD]出版社/メーカー: NHKエンタープライズ発売日: 2013/01/15メディア: DVDこの商品…

注文の多い料理店

図書館でなんとも惹かれる図柄に即借りに。木版画大好き。 絵の島田睦子さんは構想より10年、彫り直しをくりかえした後の出版とのこと。注文の多い料理店 (日本の童話名作選)作者: 宮沢賢治出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1984/06メディア: 大型本購入: 1…

水墨画のアニメーション

水墨画のアニメーション [VHS]出版社/メーカー: 日本クラウン発売日: 1998/05/21メディア: VHSこの商品を含むブログを見るママ!?ママはどこ?〜おたまじゃくしの大冒険【おたまじゃくしがお母さんを探す】 “小蝌蚪找媽媽”(1960) 特偉,15m. 仔鹿と少女と鈴…

カーテンコール

マイケル・ケイン目当てで鑑賞。舞台劇のバックステージもの。ある別荘での鉢合わせドタバタ劇を演じている劇団員同士の私的な事情が舞台に影響を与えつつもギリギリの均衡でやりとげていく、そのバランスがよい。ずっとステージ裏から無言劇のように続くと…

子供たちの王様

同じチェン・カイコー監督の「大閲兵」*1をみたときも感じたが、まるで観察映画の趣きで、遠いところから状況をみるようなカメラづかい。あまり説明なしで観客がみていくことで話を理解するような流れ。ビデオジャケットに「映像の詩人」という言葉が書かれ…

信長協奏曲

映画の方はテレビドラマであるところまで描いた続きという感じなのかな?とにもかくにもざーっとあらすじが早送り的に説明され本能寺の変のあたりが映画化。役者はそれぞれいいけれど、演出や音楽は少し安易な感じに思えてしまったかな・・濱田岳の家康、原…

プリンセスメゾン 3

テレビでもドラマがはじまったけれど、キャスティングがかなりイメージにあっていて、テレビ見ながら原作読むとイメージがますます増幅する感じ。映像化に成功していると思う。特に伊達さん(高橋一生さん)や要さん(陽月華さん←かなり好き。)。登場人物そ…

マペットの大冒険 宝石泥棒をつかまえろ

今空前のマペットブームが私の中で訪れている。マイケル・ケイン目当てでみた「マペットのクリスマス・キャロル」*1のおもしろさに、別の作品も借りてきた。テンポよく笑わせてくれるし、ミュージカルシーンのパロディーみたいなのもすごく愉快。贅沢。カー…

闇金ウシジマくん

「ミナミの帝王」みたいな話と思いきや、貸主の山田孝之のクールさが特徴で、なかなかおもしろい。「ミナミ〜」より冷血的でもっとコワいところもあるかな。ただ、テレビシリーズと映画を見比べるときにいつも思うのだが、テレビシリーズの方が地味で、お祭…

女子ーズ

「勇者ヨシヒコ〜」や「アオイホノオ」の福田雄一監督作品ということでとりあえずみたいな軽い気持ちでみてみたのだけど別の仕事をしていてもミッションのたびに呼び出され、その時間の工面に困っている女子ーズ(素人女子ばかりで結成された戦隊)をみてい…

猫ピッチャー5

この巻はなんでだか野球のチームプレイっていいなという気分になった。サッカーなんかにくらべたら昔からある会社組織みたいなものを感じるからかな?「団地ともお」でも野球選手が出てくるのがそれと同じような感じで好き。猫ピッチャー 5作者: そにしけん…

中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演 2016

ロームシアター京都にて。まず歌舞伎塾、立役、女方のできるまで。楽屋にしつらえた中で着替え、顔をつくるところを実演してくれる。そして、用意のできたところで正札附根元草摺。(曾我五郎と舞鶴という女方のやりとり。)姿も晴れやかでとてもきれい。中…

団地ともお

第8話 どんな生徒にも公平に冷たい小池先生の話好き。団地ともお (28) (ビッグコミックス)作者: 小田扉出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/09/30メディア: コミックこの商品を含むブログ (4件) を見る

聖おにいさん 13

映画・ドラマの感想ブロガーのオフ会 感じが出ていてすごくおもしろかった。十一面観音すらっとしていてかっこいい!(顔がたくさんあるだけに)偏らないレビューという設定も楽しい。聖☆おにいさん(13) (モーニング KC)作者: 中村光出版社/メーカー: 講談社…

きのこいぬ 6

健気でかわいいんだけど、毒吐く一面があるから尚かわいい・・って、いぬっていうより猫みているみたいな気持ちになることも。。きのこいぬ 6 (リュウコミックス)作者: 蒼星きまま出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2016/08/12メディア: コミックこの商品を…

ママゴト 3

ドラマの方とは違う終わり方。ドラマを先にみていたもので少し驚いたけれど、松田洋子さんは「家族って何?」ってことを問いたかったのだろうな。ドラマより細やかに陰影をつけてあってよいし、特に魅力感じたのはおにいちゃん。ママゴト 3 (ビームコミック…

ギャラクシー街道

三谷幸喜作品が好きな私にとって常々なにか踏み絵のような作品の匂いがしていて、劇場公開にはいかなかったのだけど、去年の時点でいかなくてよかった。今こうして今年の大河ドラマ「真田丸」を楽しくみられているこの時点でみているから、こういう作品もあ…

出発

「早春」*1が心に迫ったイェジー・スコリモフスキー監督作品。 主人公マルクを演じるジャン=ピエール・レオ―が黒いタートルネックを着るファーストシーンで、これはスコリモフスキー監督による「大人は判ってくれない」*2の続編風というようにみえた。美容師…

マペットのクリスマス・キャロル

これは楽しい!マイケル・ケインのスクルージが目当てで軽い気持ちで見始めたけれど、マペットの動き、ブラックなもの含んだギャグ、おもしろすぎる。マイケル・ケインは指先に至るまで動作が本当に美しいなあ。マペットのクリスマス・キャロル(字幕版) [VHS…

愛の奴隷

同名タイトルの1994年の愛の奴隷 [DVD]出版社/メーカー: クリエイティブアクザ発売日: 2001/04/25メディア: DVD クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見るこちらが、「サンチャゴに雨が降る」*1以来ちょっと追っかけているチリ・クーデターに関する映…

人形浄瑠璃文楽 平成28年 錦秋文楽公演

演目はこちら。普段演目の中にとっつきやすい世話物が入っているとリラックスしたりする方なのだけど、今回は、オーソドックスな松羽目もの「勧進帳」がものすごくすばらしくて感動した。舞台も音楽も能のような感じなのだけど、もうシャープでなんとかっこ…

ハーヴェイ

アル・パチーノの映画「The Humbling」*1で、「俺は妄想みてるおっさんか!」みたいな文脈で出てきたこの映画、ジェームズ・スチュアートの上品でピュアな雰囲気でもっている。ジェームズ・スチュアート演じる人が良くて財産もちのエルウッドが行動を共にし…

ザ・バニシング −消失−

失踪した恋人を探している男と、犯人。失踪もの特有の焦燥感、どこに落ち着くのかという興味でもって見ているものを最後まで引っ張っていく。 巧みに練られた脚本で、後味はともあれ合点がいく。ひとつの回路にはいってしまうこわさは日々自分も体験している…

ニッポンの嘘 報道写真家福島菊次郎 90歳

オフィシャルサイト国会前のデモを撮ったりされていた福島菊次郎さんのことを少しは知っていて、CSで放映された時このドキュメンタリー映画を録画していたのだけど、おいたままになっていた。先日NHKの「NEXT未来のために」という番組での「闘う写真の裏…