展覧会

没後50年 藤田嗣治展

www.momak.go.jp しりあがり寿がイラストをかいて盛り上げていてそれにひかれていったが、、若い頃は自分を表現するのにお気に入りのモダンなグッズを並べたり、いまのおしゃれ系とおなじだなあというところからのスタート、楽しかった。 フジタが四国でとて…

持永只仁展〜人形アニメを通した日中友好の足跡を追う

おもちゃ映画ミュージアムにて(こちら参照) 今年東京のフィルムセンターで持永只仁展が催され、とても興味を持っていたのだけど、行けなかった自分にとって京都で持永さんの「少年と子だぬき」、そして、岡本忠成の「おこんじょうるり」や、川本喜八郎の作…

アントニー・ガウディ、BABEL

勅使河原宏監督の「アントニー・ガウディ―」。武満徹の音楽が美しく、ビデオジャケットに記されているようにまさに映像詩的作品。宮口精二氏のナレーション(ごく最小限)。時代の潤沢さも感じる。サクラダ・ファミリア以外にもグエル氏のための仕事*1など紹…

奈良美智 for better or worse

豊田市立美術館のページ はじめの部屋では奈良さんが10代の頃から集められたレコードや人形(ぬいぐるみやこけし)、書籍があたたかく並べられ、奈良さんのお宅に招き入れられたかのよう。次の部屋では奈良さん手書きの年譜、段ボールの作品、ノートのよう…

JR京都伊勢丹 世界の巨匠たちが子どもだったころ

オフィシャルページ子どものための本格的美術博物館として開館した、おかざき世界子ども美術博物館が所蔵するコレクションより、世界の有名美術家73人が10代に描いた作品118点を紹介。 私の好きな映画監督やイラストレーター、小さい時のノート*1や小…

イラストレーター安西水丸展

美術館「えき」KYOTOにて (紹介はこちら) 一番驚いたのは安西さんの大学の卒業制作。映画「オーシャンと11人の仲間たち」を何枚かの絵で表現したもの。一コマ一コマがジャズのレコードジャケットのよう。仕事されてからの安西さんの絵とは全く違って洒落…

招き猫亭コレクション 猫まみれ展 ―アートになった猫たち 浮世絵から現代美術まで―

三重県立美術館 300点を超えるネコの絵や造形物。なかなかおもしろかった。 メモ 川上澄生の作品のモダンさ お殿様の描いた新田猫 1908年作の大判錦絵「志んいたねこづくし」→友沢ミミヨさんや吉田戦車さんの絵のような雰囲気 「猫の銭湯」の木村荘八 ど…

志村ふくみ 母衣(ぼろ)への回帰 

京都国立近代美術館にて 3/21まで 展覧会概要 展示物の中で特に好きだったのが、春夏秋冬の小裂帖と、雛形。モダンで和菓子帖をみているような楽しさ。そして、「梔子熨斗目」というのも、色合い、そして、雨のように繊細な縦糸が素敵で、スタイリッシュで何…

奇想天外! 浮世絵師 歌川国芳の世界

JR京都伊勢丹にて。 ポスターに惹かれて行ってみたがとても楽しめた!題材自体もおもしろいのだけど、その構成の仕方も、細かいところも凝っていてどの作品もすごい!かっこいい。 歌舞伎題材の猫ものとか、最近歌舞伎をみはじめた猫好きの私にはダブルでう…

猿之助への軌跡展 

京都造形芸術大学で。紹介サイト。 猿之助さん、こちらの春秋座の芸術監督に就任されていて、また、過去春秋座でのだしものも多いんだ。今度いってみたい。 「義経千本桜・川連法眼館(通称・四ノ切)」の稽古から本番までを収めた45分のドキュメンタリーフ…

カリフォルニアデザイン 1930-1965

カリフォルニアデザインという言葉だけだと、そこに自分の好きなイームズだとかソウル・バスのイラストだとかが入っているという認識がなくて・・展覧会概要をみてはじめてこういうのがカリフォルニアデザインなのね!知らなかったけれど好きなものじゃない…

館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技

今週の火曜、水曜(14,15)と渋谷PARCOの三谷文楽「其成心中」をみに大学生のこどもたちと上京。 前泊したので、東京都現代美術館の「特撮博物館」へ。 特撮をつくりあげた人たちの仕事ぶりを庵野秀明が丁寧に解説してくれるもの。展示物にそえられた「庵野の…

川西英コレクション収蔵記念展 夢二とともに

先週の土曜日川西英コレクションに。夢二のコレクションも小さいものやセノオ楽譜、千代紙などに惹かれたが、川西さんの木版画仲間同士の「作品交換」として集められたのでは、と記されていた前川千帆さんという方の温泉シリーズなどが現代にも通じる若々し…

杉浦茂101年祭

京都国際マンガミュージアムで「杉浦茂101年祭」というのをやっていて、前からあのかわいらしくもとぼけたタッチが気になっていたのでみにいく。杉浦さんの原画も展示されていたが、145名もの漫画家やイラストレーターなどのトリビュート作品群に、それぞれ…

アーツ&クラフツ展

近代美術館のアーツ&クラフツ展へ。なかなか楽しめるものだった。ウィリアム・モリス関連のものはミュージアムショップでも大変人気があったけれど、わたしはもうちょっと線が太い感じのものが好きで、民芸運動がヨーロッパにうつってからの作品がいいなと…

イームズ写真展

イームズの写真展が京都のVOXビルに来たので行ってみる。街にでかけることが億劫になっていて、VOXビルに行くのは本当に久しぶり。MEDIA SHOPも健在でうれしい。昔メディアショップってかっこいいけれどかっこよすぎて近寄りがたいところもあるかな?などと…

オーレ・エクセルと北欧デザイン展

今年のカレンダーはスェーデンのグラフィック・デザイナー、オーレ・エクセル。雑貨屋さんでみつけて一目ぼれしたもの。友人が誕生日プレゼントとしてオーレ・エクセルのマグカップをくれたことから、恵文社で今オーレ・エクセル展を開催していることを知る…

内藤ルネさんの展覧会

JR京都伊勢丹で開催されいてる内藤ルネさんの展覧会に行く。ルネさんに思い出のある乙女ごころのある女性がいっぱい来てすごく熱心にみておられ、年齢を超えた女学校みたいなかわいい雰囲気になりとても楽しかった。1963年生まれの私にはパンダの陶器…

乙女みやげ展

恵文社の生活館ミニギャラリーで開催中の乙女みやげ展をみにいく。去年11月に刊行された甲斐さんの「乙女みやげ」という本に掲載されたもの中からよりすぐりのものが集められ売られている展覧会。本の方も一緒に買った。本の方には山形旅行したとき心にと…

京都大丸イームズ展

大丸のイームズ展に。奥さんのレイ・イームズはかわいいもの集めるのが大好きだったんだなぁ。。ちょこちょこしたもののいっぱいつまった引き出しの工夫などとっても楽しかった。日本のものもあって、「あ なるほどここに美を見出されたのだなぁ。。」なんて…

草間彌生展

京都国立近代美術館で開催されている草間彌生展に。名前だけはきいていてすごいインパクトのある作品をつくられるような認識を持っていたのだけど、少女時代から幻視・幻聴体験にみまわれたりされてきた精神のぎりぎりの淵みたいなものをベースにした独自の…

八二一さんの写真集出版記念展

枡野浩一さんの本につけてある写真がすてきで、注目していた八二一さん。(はにはじめさん。男女の写真ユニット。)ネコ写真を撮っておられる内に縁ができた猫「はっちゃん」の写真集はっちゃんち。作者: 八二一出版社/メーカー: 青心社発売日: 2004/04/01メ…

日本のおしゃれ展

先週の土曜日、JR京都伊勢丹で開催されている「池田重子コレクション 日本のおしゃれ展」に。着物ってとにかく帯揚げ、帯締め、半襟、帯留め等部品が多いからあわせかたの遊びってすごくあったのだなぁ、すてきだなぁという感想をもつ。わたしが一番心惹か…

高畠華宵展

JR京都伊勢丹の美術館「えき」で、高畠華宵展。たしか竹久夢二とかの絵が好きという話をしていた時に教えてもらったこの高畠華宵、その所蔵品がおいてあるという弥生美術館のサイトではじめて彼の絵をみたときはあやしさに圧倒された。今回「大正・昭和☆レト…

リスベート・ツヴェルガー展

友人K子さんが京都伊勢丹で絵本原画展が開催されているリスベート・ツヴェルガーという方の熱心なファンで、絵本を何冊ももっておられるほどであることを知り、展覧会に同伴。どの作品もおもしろかったけれど、特に興味をもったのは「鼻のこびと」という絵本…

雪舟

windshipさんがボードで 今日、友人に誘われて、国立博物館の「雪舟」に行ってきました。 雪舟といえば、涙でねずみの絵を描いた逸話ぐらいしか知らなかった私です。 まして、展覧会があることなどさらにしらなかったのです。チケットには、 「見逃せば、次…