招き猫亭コレクション 猫まみれ展 ―アートになった猫たち 浮世絵から現代美術まで―

三重県立美術館
300点を超えるネコの絵や造形物。なかなかおもしろかった。
メモ
川上澄生の作品のモダンさ
お殿様の描いた新田猫
1908年作の大判錦絵「志んいたねこづくし」→友沢ミミヨさんや吉田戦車さんの絵のような雰囲気
猫の銭湯」の木村荘八 どこかで名前を覚えた気がするのだけど・・(時代考証もされていて、のちに成瀬巳喜男監督の映画「あらくれ」*1の大正時代の考証で名前をみていたことを思い出す。)

惹きつけられた絵 

  • 安元亮祐氏 2009年 板、アクリル、コラージュ作品「みけねこ」
  • 浅井忠 「猫の草紙巌谷小波の作品の装幀画。
  • 小川芋銭 寒厳三公
  • 椿貞雄 1936年「とら寝る図」1930年頃 「たま寝る図」
  • 中川一政 1931年 「日日けん(内田百けん のけんの字 もんがまえにつき )(花に猫)」
  • 秀島由己男 2005年 「猫のたんぽぽ」 猫の表情がなんだか気になる
  • 四代長谷川貞信の作品 文楽劇場看板でなじみの長谷川貞信・・今の方は五代目で、こちらに展示されているのはそのお父さんの作品。わかるわかる。

ミュージアムショップも
飾り付けも
そして、浅生ハルミンさんのワークショップ(終了)や、ロシア映画「こねこ」の上映会など工夫のある楽しい美術館。

こども用の部屋も目にとまった。