魔術師

1958年 イングマール・ベルイマン監督作品。

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古典的な風格、重厚さ、そしてビデオジャケットにも書いてあるが、独自の映像美を持ちながら、話の展開も魅力的で、どんどん惹きつけられるし、その終着点まで楽しめた。ベルイマン、もっと観たい。

魔術師を演じたマックス・フォン・シドーの重々しさ。先日もベルイマンの「愛のさすらい」*1で悲劇を受け止める表情がいいと思っていたが、「ペレ」*2のお父さん役でもあるのか?そして、この映画では彼のそういうところがまさにまさに生きていて!

みたのはVHS版