ヒグチユウコさんの絵に出会ったきっかけはヒグチさんのinstagramが載せてあったtwitterだったかな・・耽美的な毒を含んだ細密画風の作品と飼い猫ボリスや名久井直子さんの猫、小春、息子さんのぬいぐるみの猫、ニャンコをモデルにさらっと描いてあるコミカルな絵の両方が楽しくて。この本は後者の作品が集められている。さきにヒグチさんの細やかな絵本*1を読んだことがあるけれど、このボリス絵日記もコミカルでありながら、ヒグチさんの絵本に通じる透明な涙がこぼれそうなガラスの宝箱のような部分も持ち合わせていて切なくて楽しい。
- 作者: ヒグチユウコ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2016/09/08
- メディア: コミック
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