舞台

日本の歴史

www.siscompany.com 三谷幸喜氏の歴史ミュージカル。wowowにて。「日本の歴史」というタイトルなのに、はじめアメリカの移民がメキシコ人から土地を買って・・という話からはじまり疑問が浮かぶが、すぐに氷塊する。日本の歴史のことでそのまま説明したらエ…

線量計が鳴る

中村敦夫さんのライフワーク「線量計が鳴る」、以前NHKのドキュメンタリーでとりあがられているのをみたことがあるけれど*1、全国を回っておられる*2んだ。。本日は京都公演。価格も驚く程抑えられていてたくさんの人にきいてほしいという気持ちが伝わる。き…

イッセー尾形の妄ソー劇場 文豪カバーその2 2018 in 京都

京都府立文化芸術会館ホールにて。 「文豪カバーネタ」ということで、文芸作品をもとにイッセー尾形氏が「これはこんな話だよね」と小さな劇に仕立てていくような舞台。 ゴーゴリ「外套」 横光利一「機械」 川端康成「浅草紅団」 太宰治「斜陽」 前売りのち…

立川志の輔独演会

京都造形芸術大学の春秋座にて 三番叟 松永鉄九郎 悋気の独楽 志のぼん 買い物ぶぎ 志の輔 大河への道~伊能忠敬物語~ 志の輔 志の輔さんはテレビで親しんでいるけれど、あの調子で(というか、生の高座の方がずっと遠慮なく自分を出されている感じで)話芸…

江戸は燃えているか

PARCO特設ページ江戸城無血開城前の勝海舟と西郷隆盛の対談を三谷幸喜流に仕立てたもの。得意のなりすましのドタバタが核になっているけれど、勝家出入りの庭師の松岡昌弘が勝海舟のなりすましにならされて、植木の話をしているのだけど、西郷隆盛を感心させ…

国立文楽劇場 文楽公演

第1部 【親子劇場】 木下順二=作 二代目野澤喜左衛門=作曲 瓜子姫とあまんじゃく(うりこひめとあまんじゃく)解説 文楽ってなあに?増補大江山(ぞうほおおえやま) 戻り橋の段 第2部 【名作劇場】 卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆら…

ニッポン・サポート・センター

平田オリザの劇団、青年団の舞台を深田晃司監督が撮ったもの。日本映画専門チャンネルの「いま。映画作家達は。」 という特集で録画したものを視聴。深田晃司監督、先日はじめてみた「ほとりの朔子」*1、ほんとに惹きつけられ、以来気になって。「ほとりの朔…

近松心中物語

wowowにて宮沢りえの情感の出し方は◎。 でも、近松の言葉そのままで演じている文楽等の方がリズム上もよいなあと思ってしまう。上方の言葉がおかしいのも気になって仕方なくて・・

実を申せば

wowowの紹介ページはこちら マキノノゾミが2003年に作と演出を手掛けたシアターナインス第5回公演。九代目松本幸四郎(現・白鸚)と杉浦直樹が、昔鳴らした伝説の詐欺師コンビ役で初競演した。笑いと感動の末に、観客を幸せな気持ちにさせた噂の舞台。 シア…

人間座 60周年記念公演 水族館

原作アルド・ニコライ 脚色ジョルジュ・ソニエ 翻訳和田誠一 演出山口浩章チラシより イタリアのとある都市。 兵役を終えたセレスタン・ヴィオラは、母親、姉夫婦と質素な家で同居している。 仕事に就かず、小さな水槽を眺めてばかりのセレスタンだが、義兄…

子供の事情

wowowで三谷幸喜の舞台「子供の事情」を。 10歳の小学生を大人が演じるという事でしんどいものになったら・・という危惧があったが、全くだった。子供には子供の事情がある、10歳ともなれば姿が子供なだけで、子供の時の気持ちや苦悩って大人になってもその…

不信〜彼女が嘘をつく理由

wowowにて。(紹介こちら) 隣同士の向かい合わせになっている間取りの二組の夫婦の物語。椅子を移動させることによって場所の移動を感じさせるよい舞台。途中までのひきこみ方は完璧。夫婦を描くというよりも「古畑任三郎」の延長線上にある、人間の隠れた…

第百四十六回文楽公演

第一部 寿柱立万歳 菅原伝授手習鑑 茶筅酒の段 喧嘩の段 訴訟の段 桜丸切腹の段豊竹英太夫改め六代目豊竹呂太夫襲名披露口上 寺入りの段 寺子屋の段(襲名披露狂言)第二部 祖父は山へ柴刈りに 祖母は川へ洗濯に 楠昔噺 碪拍子の段 徳太雄住家の段 曽根崎心…

エノケソ一代記

2016年12月14日に世田谷パブリックシアターで上演されたものをwowow放映で。吉田羊がエノケンの偽物エノケソを支える妻役をしているところはなかなかよかった。(こういう感じもされるのだなと・・つい「真田丸」の小松姫のイメージが強くて。)声だけきいて…

大パルコ人(3) ステキロックオペラ 「サンバイザー兄弟」

wowowで放映したものを視聴。宮藤官九郎氏は、いつも一見なんかかっこ悪げなものを生き生きと描くのがうまいな。今回はサンバイザーに、ウエストポーチ。いわゆるテキ屋ルックの瑛太。さまざまなジャンルの音楽が披露されるが、瑛太氏もインタビューでその話…

人形浄瑠璃文楽 平成29年新春文楽公演

第1部 寿式三番叟奥州安達原 環の宮明御殿の段本朝廿四孝 十種香の段/奥庭狐火の段 第2部 お染/久松 染模様妹背門松 油店の段/生玉の段/質店の段/蔵前の段よちよち歩きの文楽鑑賞ではあるけれど、いつも楽しみにしているのが鶴澤寛治さんの三味線をひい…

人間座第62回公演 幽霊はここにいる

安部公房の作品を岡本昌也さんという学生演劇のホープが演出とのこと。 パンフレットの言葉にある岡本さんの言葉に「58年前に書かれた戯曲であり、当時の言葉遣いや価値観はぼくにとって受け入れ難いもので、この戯曲を扱うにはどうしても子供だけど、『話…

中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演 2016

ロームシアター京都にて。まず歌舞伎塾、立役、女方のできるまで。楽屋にしつらえた中で着替え、顔をつくるところを実演してくれる。そして、用意のできたところで正札附根元草摺。(曾我五郎と舞鶴という女方のやりとり。)姿も晴れやかでとてもきれい。中…

人形浄瑠璃文楽 平成28年 錦秋文楽公演

演目はこちら。普段演目の中にとっつきやすい世話物が入っているとリラックスしたりする方なのだけど、今回は、オーソドックスな松羽目もの「勧進帳」がものすごくすばらしくて感動した。舞台も音楽も能のような感じなのだけど、もうシャープでなんとかっこ…

桂米朝追善芝居 地獄八景亡者戯

2016年2月に桂米朝師匠追善の大阪松竹座での芝居が連休に大阪NHKで深夜に放映されていた。あの世巡りの中で逝ってしまった舞台の偉人たちの名前があくまで陽気に挙げられるところなどぐっとくる。 軽演劇風の仕上げにしてあるのだけど、お囃子などが本格的で…

身毒丸

1978年新宿紀伊国屋ホールでの寺山修司とJ.A.シーザー共同演出の演劇実験室 天井桟敷の公演(発売元アップリンク)と、1995年の蜷川幸雄演出、武田真治主演の舞台の完全映像化のビデオ(販売元ポニーキャニオン)の二作品を見比べた。天井桟敷版のまがまがし…

大阪平成中村座

昼の部をみにいく。 コンパクトで役者さんがすぐそばの劇場。楽しい!幕間で食べたお弁当のごみなどの回収もスタッフが回ってこられたり、とてもいきいきキビキビしている印象。役者さんの演じ方も、とにかく観客と近い感じ。親しみやすさ楽しさが一番の舞台…

阿弖流為

大阪松竹座にて。 劇団☆新感線のいのうえひでのり氏の演出。新感線の舞台はTVでちらっとみたくらいなもので、はじめものすごい動きとセリフ回しや場面展開の速さに驚いた。 そんな中で、勘九郎さんや片岡亀蔵さんの明瞭な芝居は手掛かりになって助かる。故・…

市川猿之助特別舞踊公演

京都造形芸術大学春秋座にて。歌舞伎のみかた 市川段一郎 立ち回りの実演 市川澤五郎 猿翁十種の内 独楽 市川猿之助 双面水照月 法界坊、野分姫の霊 市川猿之助、おくみ 市川笑也、渡し守 おしづ 市川笑三郎、手代要介実は吉田松若丸 市川門之助「歌舞伎のみ…

中村勘九郎 中村七之助 新緑特別公演

大阪NHKホールにて。勘九郎、七之助、新悟による芸談。 中村仲之助、仲四郎、鶴松による「女車引」 勘九郎、七之助、慎吾、鶴松、小三郎の「仇ゆめ」。私は七之助さんの声がとても好きで、演じているときだけでなく、芸談でも声をきけて、うれしくてたまらな…

吉良ですが、なにか?

wowowで鑑賞。2014年12月3日本多劇場で収録。 伊東四郎を吉良にすえての三谷幸喜脚本の忠臣蔵。演出がラサール石井というところがさらに作品をひきたてているのではないかな?構成もおもしろいし、見せ方もよかった。ちょっとシェークスピア?みたいなところ…

三月花形歌舞伎 南座

今年から花形歌舞伎のメンバーが一新したようだ。平成生まれの出演者が勢ぞろい。 まずはじめの「矢の根」。衣裳もしつらいもおめでたい雰囲気。紅梅白梅と青と白の格子模様が華やかで素敵。中村歌昇演じる曽我五郎のやんちゃな感じがかわいらしいし大げさな…

人情噺文七元結

山田洋二監督のシネマ歌舞伎を衛星劇場で。 このあいだ談志の落語*1できいていたのだけど、違いがはっきりわかった。こちらの方は、長平衛を勘三郎さんが演じているのもあり、デティールで笑かされる。談志のはあくまでストイックだ。芸者屋の女将さんを中村…

立川談志 文七元結

1992年11月9日立川談志の国立演芸場の舞台を衛星劇場で放映。 べたっとしてないドライなのり、粋だ。好きだ。立川談志 ひとり会 落語ライブ '92~'93 DVD-BOX 第一期出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2007/06/22メディア: DVD購入: 1人 クリック: 8回この商品…

八重桐廓噺〜嫗山姥

2004年歌舞伎座。 衛星劇場にて。番組情報はこちら。 福助さんが八重桐という主人公。最近(になってようやく)福助さんの映像を目にすることが多いのだけど福助さんの女形の、ちょっと仇っぽい感じ楽しい。 もともとは沢瀉姫を演じた七之助さんが目当て…