2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧
御所の少し南のクラシックな建物の2階で営業されている手染め工房兼ショップ。天然染料で染めたオリジナルな素材のTシャツ、各種トップス、酒屋さん風前掛けなど扱っています。でも、天然のものを扱っているところに時々あるおばさんっぽさはありません。前…
京都に来られる方が、「お豆腐食べたいな」とおっしゃったらまずここを考えます。木屋町の本店と祇園店がありますが、私は木屋町本店しか行ったことがありません。今まで秋、春、梅雨、夏の四つのシーズンに行ったことがあるのですが、そのシーズンにみあっ…
なかなか強烈なタッチなんで、きれいな絵がすきな人にはすすめにくいのだけど、つげ義春をカジュアルにしたような感じで楽しめた。 カップルものよむときの「ほうほうご勝手に〜」って感じが全然ない、けっさくな話。 共同生活のいらいらも、しあわせな感じ…
P-のりさんがボードで報告してくださる。下鴨神社のオフィシャルサイトはこちら。 祇園祭の感動が冷めやらぬまま今度は、下鴨神社の御手洗祭は足つけ神事に行きました。 糺の森は暑い京都の街中にあるのに、ひんやりとして、そしてわけもなく神聖な気持にな…
不思議な清涼感があってよい作品だった! 主人公は実在の人で自分自身をモデルにコミックの原作をつくったハービー・ピーカーという人。 コミックは結構評判になっているらしいのに、自分自身はふつうの暮らしをやめない人。 アニメと、主人公を演じる俳優さ…
わたしがはじめて、村山さんに出会ったのは、戦前の「子供之友」の挿絵を載せた「せいかつカレンダー」。(婦人之友社が発行。)ちょっととぼけたようなモダンなタッチにひきつけられた。 その次、村山さんの名前をみたのは、アンティーク着物をカジュアルに…
映画*1もよかったけれど、その後原作を読んだらさらによかった!映画の制約された時間の中では説明しきれなかった部分も描かれていてより「腑に落ちた」という気持ちを持ちました。映画楽しめた人ならきっともっと楽しめることうけあい!爽やかでクールで絵…
わたしの好きなビデオショップは店員さんがよかったって思った映画をpushしてくれるところ。少々かたよっていても、自分の好みとずれてもそのずれが楽しい!数値化された在庫管理じゃなくて、人間が押すそのぬくもりを楽しめるようなお店!この本はまさ…
山崎努主演の映画*1をみてからこの原作マンガを読んだのだけど、どちらもいい!映画のほうはすごくわかりやすくまとめてあるし、こっちはこっちで詳しい。刑務所の生活をセンセーショナルにあばきたてるのでなく、花輪さんの内面の落ち着きがとても投影され…
ものすごく何気ない表紙でものすごく何気なく売られている感じがするのだけど、これはすごい力作!全編こんな映画をこんなキャスト、スタッフで作ったらこんなものになっちゃうよ、というほら話なのですがもう映画の素養がたっぷりある橋本さんの手のこんだ…
「刑務所の中」の映画、原作を観おわったら次はこの本!刑務所に入った顛末が時代劇とおりまぜて語られており、その時代劇の部分がものすごく気持ちのわかるおもしろいものだった。なんといっても健康な感じの女の子が出てくるので、少々どろどろした世界に…
テリー・ギリアム監督が、ジャン・ロシュフォールをドン・キホーテに、ジョニー・デップをサンチョ・パンサに間違えられる現代人の役にあてがう楽しげな映画を壮大かつ緻密なセットで撮ろうとしているのに、いろいろな要因がじゃまをして撮影が続けられなく…
女優ロザンナ・アークエットが40歳前後の女優たちに家庭と仕事の両立、仕事の苦労などをきいて歩き、自ら監督したドキュメンタリー。ロザンナ・アークエット、女優としての仕事もほめてある評をよくみるのだけど、今までみた役柄からエキセントリックなイ…
ちょっとかっこよすぎるかな、という感じはあるけれど主人公の編集者の仕事ぶりを通して、詠美さんが、どういうものが下品でイヤと、思っているかどんな仕事がしたいのか、どんな本がつくりたいのかということは明確に伝わってくる。品行方正とは全然ちがう…
山田さんの本は自分が20代前半の頃のデビュー作近くのものはたくさん読んだのだけど、勝手に恋愛現役中の人が読むもの、という感じで自分が結婚したりこどもが生まれたあたりから遠ざかっていた。今回久しぶりに友人にすすめられこの「姫君」を読んだがテ…
まずはふぃりっぽさんの書き込み ハリー・ポッターの新作 行ってきました いや〜評判どおりなかなかおもしろかったですよ 監督変わるとこんなにも雰囲気変わるのですねでもハーマイオニー 少女からすっかり女性ですね(^o^) そして、7/17にwindshipさんが ゆ…
京都の7月は祇園祭。祇園祭というと、17日*1山や鉾が大通りを移動する「山鉾巡行」が有名なのですが、それ以前に山や鉾を所有している鉾町をぶらぶらあるいて、鉾の調度品のすばらしさ(重要文化財なども多し。)を確認したり、鉾町にある古いおうちで公…
京都の7月は祇園祭。祇園祭というと、17日に山(鉾より小さいものという印象があります)や鉾が大通りを移動する「山鉾巡行」が有名だけど、それ以前に山や鉾を所有している鉾町をぶらぶらあるいて、鉾の調度品のすばらしさ(重要文化財なども多し。)を…
わたしもうっかり変な映画をみることがあるけれどこんなに愛情をこめておもしろくまとめられないなぁ。。軽い調子の文章ではあるけれど観る目の確かさ、クールさはまちがいなく、書いてあることを信用して読む気になる一冊。オーケンの、私はヘンな映画を観…
この映画の若々しくてちょっとまだほっぺたもふっくらとしていてかわいらしいピーターの姿や、あら筋はこちらのページに。60年代のざわざわしてパワフルな新宿の風景もでてくるし、淀川長治さんはじめ当時の有名人も登場。(といっても、名前しか知らない…
この本はチェコのカレル・ゼーマンの同名のアニメ作品にインスパイアされて作られたようなことを読んだことがある。万華鏡をのぞいているようなおもしろい写真集。中高時代に美術の時間にコラージュの課題が出されてもうまく作れなかった私だけどつまりコラ…
文と絵を手がけたルドミラ・ゼーマンはチェコの映像作家カレル・ゼーマンの娘さんでカナダに移住して「セサミストリート」をはじめとするアニメの制作に携わったり、絵本の仕事をされたりしているとのこと。冒頭にも父カレル・ゼーマンの映画への献辞がかか…
クルテクの映画をみても もぐらくんというのはとっても夢見がちでいろいろなことを夢想し、それに一生懸命になるタイプなのだけどこの「もぐらとじどうしゃ」でも自動車に乗ってみたい気持ちでいっぱい!うまくいかないときのしょげ具合もすごい。。とっても…
「クルテク」という、この絵本と同じおはなしのチェコアニメがあるけれど、どうもアニメ作品が先でそのあと絵本がうまれたみたいだ。(絵のタッチもそういう感じだし、検索してもそういう感じで書かれているサイトが多いので。。絵の担当の方はアニメーショ…
ノルシュテインの絵画のようなアニメーション映画を絵本にしたもの。映画をみたときから一枚一枚を飾っておきたいような絵だなと思ったのだけどそのように考えたひとが他にもいたのかな。。画面がそのまま絵本になっている感じ。ストーリーは映画の方がいろ…
ノルシュテインの短編集をみたとき、特にそのとぼけたようなタッチがいいな、と思ったのがこの絵本にもなっている「きつねとうさぎ」だ。ロシアの昔話だけあって、素朴でいてなんだかおしゃれなようなきびしそうでいて、のんびりしているような、おもしろい…
カヌー乗りの野田知佑さんが行動をともにした犬、ガクが主人公の「ガクの冒険」という椎名誠の映画があったけれど、この本はその続編にあたる「ガクの絵本」という短編(和田誠監督)をベースにした絵本。ガクに関する映画は全然みていないのだけど、ガクが…
おとうさんペンギンたちがたまごをあっためている間じっとしているのは退屈と、演奏旅行をすることにする。そして自分たちにふさわしいしぶい音楽といえばニューヨークということで、ニューヨークに行く。ニューヨークの街角にウディアレンのそっくりさんが…
もうひとつの「ロッタのひみつのおくりもの」とくらべてすごくポップな絵、いきがった風のロッタちゃん。映画はこっちのイメージに近いと思う。この絵本から抜け出したみたいなシーンもあった。そしてこちらの絵 どれをとっても部屋にかざっておきたいほどか…
こっちのロッタは映画よりよい子。そして「やかまし村のクリスマス」の絵本の人が絵をつけたらしい牧歌的な絵。訳の雰囲気も上品になっている。「ロッタちゃん はじめてのおつかい」の映画の中でもかわいらしく表現されていたイースターのおはなしが、また違…