村山知義

わたしがはじめて、村山さんに出会ったのは、戦前の「子供之友」の挿絵を載せた「せいかつカレンダー」。(婦人之友社が発行。)ちょっととぼけたようなモダンなタッチにひきつけられた。
その次、村山さんの名前をみたのは、アンティーク着物をカジュアルに着こなしておられる通崎睦美さんのご著書の中。村山さんが製作にかかわったモダンな柄の帯が紹介されていた。斬新でとてもかっこよかった。
また、沼田元氣さんの著作の付録の中に、村山さんが奥さんと一緒におかっぱ頭&スカートで「男女同権」という写真をとられた話がでてきたり、ちょっと気になる展覧会がご子息がされているギャラリー TOMで開催されていたり、村山さんはすごく今わたしにとって気になる存在。


写真は婦人之友社100周年記念で発売された村山さんの絵ばなしを70年前にアニメーションにした「3びきのこぐまさん」。飄々とし、ナンセンスなところもある味のあるアニメーションだった。

そうそう、村山さんのことを調べ始めてから、大好きだった「おなかのかわ」も村山さんの絵と知る。

おなかのかわ (こどものとも絵本)

おなかのかわ (こどものとも絵本)