不思議な清涼感があってよい作品だった!
主人公は実在の人で自分自身をモデルにコミックの原作をつくったハービー・ピーカーという人。
コミックは結構評判になっているらしいのに、自分自身はふつうの暮らしをやめない人。
アニメと、主人公を演じる俳優さん、主人公本人がうまくまざっておもしろい作品になっている。
主人公をみていて思ったのは大人なオタクって感じ。
大好きな泉麻人さんを思い出した。
泉さんは懐古もののお仕事をたくさんされているけれど、懐古ものがはやりものになっていることに警戒感をもってられて、その感じに主人公のスタンスが似ている気がする。
似て非なるものが一番曲者で、ちゃんとそれを見破る力がある、という感じ。
みかけは普通の中年男性、でも骨太だぞ、だけど体制側でもないぞ、ってあの感じがなんかわたしのヒーロー、泉さんと重なった。
奥さんを演じたのは、「アバウト・シュミット」でジャック・ニコルソンの娘さんを演じたホープ・ディヴィスという人だったけれど、今度はうってかわってキュート。(くせはあるけれど。。 でも!この映画をみてると、みんなくせがあるけれど愛すべき感じの人が一杯出てきて、くせがまた魅力!って気分になる。。)
主人公の音楽好きも反映して、音楽もとってもかっこいい。
自分にとってものすごく身近ですごく居心地のいい映画だった。。
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