未DVD化ビデオ

お加代の覚悟

www.allcinema.net 1939年の島津保次郎監督作品。田中絹代扮するお加代は三宅邦子扮する踊りのお師匠さんの内弟子。三宅邦子の夫は出兵していて銃後の守り。慰問袋の工夫、お加代さんの立ち居振る舞い、ご飯のシーンの箱膳など当時の暮らしぶりが自然に描か…

バスター・キートン

「ローマで起こった奇妙な出来事」*1に出てきた晩年のバスター・キートンをみて、キートンに興味を持ち、キートンの「探偵学入門」、「将軍」、3巻からなるドキュメンタリーを観る。 キートンの探偵学入門 [VHS] 出版社/メーカー: ビデオメーカー 発売日: 1…

ヴィジョンズ・オブ・ライト

eiga.com 無声映画時代から80年代半ばくらいまでの撮影監督の仕事の歴史を作品と撮影監督へのインタビューをまじえてまとめたもの。 「狼たちの午後」「アニー・ホール」「グッドフェローズ」「暗殺の森」など好きな作品はちょっと引用されているだけでも…

パジャマゲーム

パジャマゲーム [VHS] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日: 1989/11/09 メディア: VHS この商品を含むブログ (2件) を見る パジャマ工場の労働争議をラブコメミュージカルにしたもの。ドリス・ディってちょっといかついなあと思うけれど当た…

男装

男装 [VHS] 出版社/メーカー: 日活 発売日: 1988/05/30 メディア: VHS この商品を含むブログを見る キャサリン・ヘップバーンの男装のかわいいこと。やはり彼女主演の「偽装の女」*1もなりすましのコメディーだったが、こちら(の方が製作年度先で、脚色がモ…

光で書く 撮影監督ストラーロ

ベルトリッチ監督やコッポラ監督と仕事をしてきたストラーロ撮影監督の1992年に製作されたドキュメンタリー。色彩に意味をもたせての仕事。ベルトルッチ監督自身がその解釈に疑問を持ってもストラーロに任せているという言葉もおもしろい。(検索しますこの…

出世太閤記

出世太閤記 [VHS] 出版社/メーカー: 日活 発売日: 1983/08/16 メディア: VHS この商品を含むブログ (1件) を見る アラカンさんが秀吉の昭和13年稲垣浩監督作品。撮影宮川一夫氏。 宮川さんの著書「私の映画人生60年 キャメラマン一代」によると、宮川さん…

獄門帳

獄門帳 [VHS] 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ 発売日: 1994/04/20 メディア: VHS 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る 松方弘樹少年が多分鶴田浩二の子ども時代役。*1その件でネットをさまよっていたらいつのタイミングかに松方さんが鶴…

遠い一本の道

遠い一本の道 [VHS] 出版社/メーカー: ビデオメーカー 発売日: 1988/10/14 メディア: VHS この商品を含むブログを見る 少し前にこの映画、東京で上映していたのかたくさんtwitterに感想が流れていて興味をもち観てみる。骨太かつ見やすいつくりに感心。鉄道…

ファニー・ボーン

ファニー・ボーン?骨まで笑って? [VHS] 出版社/メーカー: ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント 発売日: 1996/02/21 メディア: VHS この商品を含むブログを見る ピーター・チェルサムというこの映画の監督、「ヒア・マイ・ソング」という作品がよい塩梅…

ローマで起こった奇妙な出来事

ローマで起った奇妙な出来事 [VHS] アーティスト: バート・シーブラブ,ラリー・ゲルバート 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日: 1990/05/31 メディア: VHS クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る もうおじさんばかりのドダバタミ…

マウス

ピーター・セラーズが女王含む三役。なりきってる感じが素晴らしい。(日本のコントとかで男性が女王とかするとき、はじめからニヤニヤニヤニヤした雰囲気でやってるのとかほんと内輪ネタって感じで幻滅してる。ピーター・セラーズを見習えって話。)冒頭から…

ピエール&ジル:ラブ・ストーリー

ピエール&ジル:ラブ・ストーリー [VHS] 出版社/メーカー: ブロードウェイ 発売日: 2000/02/22 メディア: VHS この商品を含むブログ (1件) を見る ふや町映画タウンにあるユーロスペースのアートドキュメンタリーの一覧*1をみていて興味を持ったもので借りて…

ボルタンスキーを探して

ボルタンスキーを探して [VHS] 出版社/メーカー: ブロードウェイ 発売日: 1999/11/22 メディア: VHS この商品を含むブログ (1件) を見る ボルタンスキー展を大阪でしていて行かれた方の反応がよいもので予習のつもりで借りてみた。監督のアラン・フレッシャ…

遠い追憶の日々

ポール・ニューマン監督作品。ポール・ニューマンの作るもの、ほんとにいい。 この作品は死の病に冒された人々のサナトリウムが舞台。50を過ぎると結構直面してしまう身近な生と死の問題を丁寧にまっすぐに表現していて、それがつらくなく、うんうんわかる、…

ぼくの心はバイオリン

台詞の少ない映像詩のような作品。自然がともだちのような環境で音楽に目覚めた少年が出会う音楽家の老人との夢のような時間。二人をとりまくメキシコの情景が現実的でもあり幻想的でもあり。あの世とこの世、動物と人間、老人と子供、呪術と医学・・二つの…

求婚物語

50年代の若き二人の新婚コメディ。感じたのは60年代にやっていたテレビ「奥さまは魔女」風味。(音の感じなども。)ウィンクして微笑むってテイスト。登場人物に嫌な人がいなくていい感じ。個人的には長年の結婚生活で忘れがちの初心にかえるような気分になる…

幸福号出帆

www.allcinema.net 三島由紀夫原作のこの作品、映画「黒蜥蜴」や、橋本治の三島由紀夫の評伝*1にこけおどしのような彫刻のそびえるはりぼてのように空疎な豪邸というような意味のことが書かれていたのも思い出した。三島さんって夢見るところがあるんじゃな…

プレイグ

プレイグ [VHS] 出版社/メーカー: ブレイブワークスレーベル 発売日: 1995/04/22 メディア: VHS この商品を含むブログを見る 少し前、「100分de名著」で「ペスト」を取り上げていて大変感銘を受けた。災厄の話ということでなにか遠ざけていたのだけど、いま…

かくて神風は吹く

ビデオジャケット解説によると、敗戦色濃くなった昭和19年春に公開された特撮映画とのことで、情報局国民映画で、陸軍省、海軍省、軍事保護院の後援とのこと。 タイトルからしてまごうことなき国策映画だが、扱っているのは元寇のほうで、博多湾上の海戦を、…

怪塔伝

毛利菊枝と進藤英太郎がカルト集団めいたもののトップにいるのだけど、毛利さんが、魔女めいた雰囲気で不吉な予言を告げに来るところの不気味なこと不気味なこと。ここらへんは西洋の物語のようでもある。 秘密の隠された大事な品物を巡っての争い、よく歌舞…

新佐渡情話

www.nikkatsu.com ビデオジャケットには 「寿々木米松の名調子に乗って描く最もポピュラーな浪曲映画の決定版」とある。 昭和10年の映画でとてもクラシックなんだけど、寿々木米松の浪曲が本当にかっこよくすんなりくる。(新のついてない「佐渡情話」の方…

小判鮫 お役者仁義

先日衣笠貞之助監督版で「小判鮫」*1をみたが、そのときは、長谷川一夫が女形と義賊の二役だったが、こちらは美空ひばりが舞台女優(娘道成寺っぽいものも踊っているところが出てくる)と軽業師(くずれ?の)女賊役。この軽業師の役は衣笠版の山田五十鈴が…

鳥人

先日から大注目の丸根賛太郎監督作品。 またまた愛すべき作品であった。 大空を鳥のように飛びたいと研究に研究を重ね、狂人呼ばわりされ実在の人物、鳥人 浮田幸吉をアラカンさんが演じている。丸根監督ははじめはあいつなんだ?ってところからはじまる男の…

お染久松 そよ風日傘

美空ひばりがお嬢様お染と久松と一緒に育って許嫁となっているおみつの二人を演じる。ひばりの姿は庶民的なおみつのほうがしっくりくる感じ。 舞台の豪華さと実写をうまくとりまぜた映画。最初、華やかに舞台で幕開けそして、最後、別れ別れで帰っていくとこ…

エンタツ・アチャコの新婚お化け屋敷

宮沢章夫さんのカルチャー論を録画していたものをみていたら、「書を捨てよ、町に出よう」から糸井重里の「本読む馬鹿が、私は好きよ」へ移行する、肉体中心から頭脳への時代の流れという中で、チャップリンなどが源流のからだの動きによる笑いとは違うタモ…

小判鮫

映画comwikipediaの衣笠監督のところにはこの作品についてこのように載っているが、*1 1946年(昭和21年)、明治開化期の鉄道建設を巡る利権争いを、東宝オールスターで描いた喜劇映画『或る夜の殿様』が戦後第1作となり、翌1947年(昭和22年)に島村抱月と…

博多どんたく

博多八丁兵衛という九州博多の奇人を阪東妻三郎が演じている。昭和23年丸根賛太郎監督作品。 総じて笑いのテンポなどは今と少し違っていたけれど、それがのんびりした空気を出してはいる。 八丁兵衛については八丁兵衛の営んでいた西濱屋のサイトに詳しく載…

江戸の春 遠山桜

若き日の遠山の金さんを描いたもの。 以下、ビデオに同梱の山根貞男さんの文章を読んでのまとめ。 北川冬彦という詩人で映画評論家が、「キネマ旬報」でこの映画のことを「『百萬両の壺』*1その他で、この作の面白いところは用いつくされている」と断じ「(…

昭和39年 田坂具隆監督作品。眞継伸彦原作。主人公は中村錦之助演じるところの越前の漁村(三国付近?)で生まれた「鮫」と呼ばれる青年。流民とかいうことで、漁村の他の連中から差別されている。支配者が漁村の他の連中に祭で気持ちを発散させている時に…