河童大将

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水練もの。泳ぐアラカンさん。

水練といっても戦国時代なので実戦の中の話。泳いで上陸→さっと最低限の鎧を身に着け戦闘という感じで薄着での立会いにハラハラする。

日本泳法というのはこういう使い方をしていたのか!という感じで新鮮。

水中撮影なども見どころ。

ラカンさん演じる碇之助と羅門光三郎氏演じる鮎之助(それぞれ名前からして水由来!)の友情と結婚にまつわる話が主軸となっているが、恬淡飄々とした碇之助のキャラクターがアラカンさんの雰囲気にぴったり合っていて心地よい。

ラカンさんの従者兵六に藤原釜足氏。(藤原鶏太名義)。兵六がすごくいい味で、ホンネトークをぶつけ碇之助の心情を引き出す。

 

舞台は月山富田城山中鹿之助という名前も出てくる。自分の好きな山陰の話であるな、と親近感。

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