2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
先日からアベック強盗の「ボニーとクライド」ものを追っていて*1これもそのひとつ。拳銃魔といってもガンマニアで、殺生は嫌っているというくくりがあるところがこの作品の魅力。息もつかせない。拳銃魔【字幕版】 [VHS]発売日: 2004/11/10メディア: VHS *1:…
アン・ホイ監督は以前に「女人、四十」をみてなかなかよく、先日も「上海の休日」*1というのが佳作だったもので、監督の日本人のお母さんのことを描いたこの作品に興味を持ってみてみた。日本人のお母さん役をした女優さんは日本人ではないのでそこらへんが…
ジーンズの街児島で稲妻ジーンズフェスというのが開催され行ってみた。だいたい毎年このころにフェスがあるらしい。 夫の買ったのは桃太郎ジーンズ。国産のかわいい個性のジーンズ。そして、Seventh Sense Folkloreというお店のシャツ。現場の人がフェアにか…
前の巻でチャイニーズ系の月龍が出てきてから、なにか特別の空気が流れてきたが・・月龍のファン多いだろうな・・独特の人物造形で・・実は私も惹かれたりしている。 「敗北を受け入れることができるならお前も捨てたものじゃないさ」(P174)とは名言。Banan…
1.ふたなり 平成三年六月十日 毎日放送ギャラクシーホールにて収録 2.一文笛 平成二年九月十八日 大阪コスモ証券ホールにて収録「ふたなり」の噺は、「夏祭浪花鑑」の中の近年上演されていない五段目「道行」という浄瑠璃にヒントを得たのであろう、と権藤芳…
パパ・ディノの手の込んだいたぶりっぷりで、次読みたい欲にターボがかかる。Banana fish (3) (小学館文庫)作者: 吉田秋生出版社/メーカー: 小学館発売日: 1997/01/01メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見る
超人のようなアッシュのティーンエイジャーらしさがにじむ巻。文庫版は解説でネタばれある時あるので一番最後に読むのが良いという友人のすすめに従って解説は最終巻読んでからにしようと思っているのだけど、帯に書かれた渡辺えり子さんの「アッシュと(吉…
何か厳しいことの予感に満ちたこの作品だったけれど東村さんだもんな、こういう風に完結したか!ラストの構図いい。モラトリアムの時期があったからこそおもしろい作品がかける東村さん、と思ってしまう自分は親バカの境地か・・あるいは防衛か・・陽気なタ…
「人間失格」の子供時代のエピソードを違った角度から描いたようなお話。冷静な観察者は敵じゃないというすてきな展開。こどもが調子に乗る感じ、調子に乗っていると誤解されて心外な感じ、夏のやってくるとき、思春期に差し掛かろうとしている時の空気・・…
表紙は違うが、中身はちょっととんぼの本のシリーズみたいなつくり。思い出の写真の横に本人の著作から引用した文章と編集部がつけたような解説が載っていて。。素材がみうらじゅんだけにすごいパロディーになっている。そして書き下ろしのみうらじゅんの文…
人生とは結局目の前の課題を丁寧にこなすこと。それの積み重ね。雑な仕事は避けたいな、という気持ちになる。 (KCデラックス Kiss)" title="繕い裁つ人(6) (KCデラックス Kiss)">繕い裁つ人(6) (KCデラックス Kiss)作者: 池辺葵出版社/メーカー: 講談社発売…
一 帯久 平成元年4月17日 大阪コスモ証券ホールにて収録 二 天狗さし 平成元年9月12日 大阪コスモ証券ホールにて収録米朝さんの追悼番組できくのは、米朝さんは枕の部分で理解が難しいような噺の背景をちゃんと説明されて多くの人がきちんと噺を楽しまれるよ…
一 三枚起請 平成二年十月二十三日 大阪コスモ証券ホールにて収録 二 つる 平成三年二月十九日 大阪コスモ証券ホールにて収録小さい時米朝さんはテレビにもよく出ておられ、一般人と落語の距離ももっと短かったように思う。洋画劇場がしょっちゅうテレビでや…
七小福 [Blu-ray]サモ・ハンAmazon香港映画のBig3、ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウが少年時代を過ごした香港の京劇学校の実話物語。サモ・ハン演じる京劇学校の先生の厳しくも真摯な感じがよいし、子役が演じている子ども時代のサ…
「ボニー&クライド」もの、というか、若い男女の先のない流れ旅もの。「夜の人々」*1にはじまって、アルトマンの「ボウイ&キーチ」*2と今いろいろ見比べている状態なんだけど、これはこれでまた別の風合いのあるものだった。マーティン・シーン演じる男は…
第一部 靱猿 二代目吉田玉男 襲名披露口上 襲名披露狂言 一谷嫩軍記 卅三間堂棟由来第二部 絵本太功記 夕顔棚の段/尼ヶ崎の段 天網島時雨炬燵 伊達娘恋緋鹿子 二代目吉田玉男さんの襲名披露ということで、午前中特に華やかで改まった空気が漂っている。上演…
ほんとにわくわくさせられる。ふわふわした登場人物の大切なものを勝ち取るための闘いというテーマを今回も感じる。それをとても夢のある形で表現するこの手法。以前はどこか取りすましているように思ったりしたこともあったけれど、ひとたびこの美しさは大…
wowowで鑑賞。2014年12月3日本多劇場で収録。 伊東四郎を吉良にすえての三谷幸喜脚本の忠臣蔵。演出がラサール石井というところがさらに作品をひきたてているのではないかな?構成もおもしろいし、見せ方もよかった。ちょっとシェークスピア?みたいなところ…
17巻、格差に悩む鉄道ファンの回のタイトル「貫一とかお宮だなともお」、天体観測にまつわる「星に願いをって感じかなともお」良い。抒情とその切り上げ方が。18巻の表紙にもなっているお手玉ブームの話も好きだな。古いものをノスタルジックにたてまつる話…
文七元結、以前談志さんの舞台*1と勘三郎さんの舞台*2でみたことがあるが、勘三郎さんの歌舞伎と志ん朝さんのテイストは似ていると思う。談志さんのは一味違っていたな。同じストーリーでこうも違うものなのだな。 志ん朝さんの落語、初体験だったけれど話が…