何か厳しいことの予感に満ちたこの作品だったけれど東村さんだもんな、こういう風に完結したか!ラストの構図いい。モラトリアムの時期があったからこそおもしろい作品がかける東村さん、と思ってしまう自分は親バカの境地か・・あるいは防衛か・・陽気なタッチの作品をそのままうのみにしてただ楽しんでいた私にはその陰のしんどかった時代の話も新鮮。
しかし東村さん馬力あるなあ。確かにその基礎力は若い時に先生に鍛えてもらった賜物だろうな。自分の子育てこれでよかったか?とかもちらっと頭をかすめる。
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/03/25
- メディア: コミック
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