絵本

スイッチョねこ

スイッチョねこ (フレーベルのえほん 7) 作者: 大佛次郎,安泰 出版社/メーカー: フレーベル館 発売日: 1975/08 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 10回 この商品を含むブログ (6件) を見る 猫大好き大佛次郎が文賞を、安泰という方が絵を。 愛情豊かでう…

ヨシタケシンスケさん

NHKの朝の「おはよう日本」でヨシタケシンスケさんという絵本作家の方が出てこられはっとする。 「もうぬげない」って絵本に惹かれた。考えすぎの魅力。 ほぼ日に特集あり。もう ぬげない作者: ヨシタケシンスケ出版社/メーカー: ブロンズ新社発売日: 2015/1…

いらないねこ

「いらないねこ」!このタイトルのつけ方がヒグチさんらしい。猫の爪や小さなキバのような魅力。 「血を分けたこども」なんて枠を超えた無私の愛情。表情豊かで可愛らしくはれやかな、でも朽ちていく予感をも描ききるヒグチさんの画力。 そして綴られる美し…

ネコヅメのよる

コワい顔なのに魅力的なネコ。実はうちの猫もコワい顔なのでコワいながらも表情豊かな猫の姿がとてもうれしい。ひっそりしていて読後にっこりするような良い風合い。数々のいい猫の顔が描きこまれていてにやにやしながら何度も読み返してしまう。ネコヅメの…

おおきなねことちいさなねこ

実家のねこがモデルになっているのかな?これもきょうだいの物語のようにも読める。コミカルでくりかえしなど音のたのしさもあり、読み聞かせしてあげたら楽しんでくれる子ども多いのでは?おおきなねことちいさなねこ作者: 石黒亜矢子出版社/メーカー: 好学…

いもうとかいぎ

最後に「このたいせつなえほんをふたりのむすめへ」と書いてらっしゃるけれど、まさに二人の娘さんをお持ちの石黒さんならではの作品。妹の気持ちも姉の気持ちもわかっていらっしゃる。 じょろうぐものじょろこさんがとてもかっこいい。ダーク世界の住人描か…

せかいいちのねこ

すごく楽しめた。本当に美しい絵、繊細なおはなし、それを彩るユーモア。出てくる猫たちそれぞれ、モデルがあるところがまたすてきで。この本の装丁もされているブックデザイナーの名久井直子さんの猫、小春ちゃんがかわいくてかわいくて・・大食漢の性格も…

注文の多い料理店

図書館でなんとも惹かれる図柄に即借りに。木版画大好き。 絵の島田睦子さんは構想より10年、彫り直しをくりかえした後の出版とのこと。注文の多い料理店 (日本の童話名作選)作者: 宮沢賢治出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1984/06メディア: 大型本購入: 1…

八方にらみ猫

レティシア書房の古本市にて。マヨルカ古書店さんの出品。 レティシアさんだから猫もの多めに出しましたとおっしゃってた。 レティシアさん猫系?古本市は20日まで。たくましくてけなげな猫の話。三重の猫まみれ展*1で養蚕の盛んなところで鼠除けの「新田…

昭和16年吉村公三郎監督作品。吉屋信子の新聞小説の映画化。 田中絹代主演なんだけど、兄妹役の桑野通子と上原謙が並んでいるところがずいぶんすらっとかっこいい。(ビデオパッケージ左上)笠智衆も飾りのない感じの友人を好演。まだお若い。飯田蝶子もほ…

でんでんむしのかなしみ

よむきっかけになった美智子妃の講演はこちら。ひとつ不安が解消されたら次の不安という風にキリのない毎日だけど、それぞれの背中にはそれぞれのかなしみが・・・その想像力を持つことも救いのひとつかも・・美智子妃の講演の中のロシアのソログーブという…

土の色ってどんな色?

先日みた辰巳芳子さんの映画*1で辰巳さんがおはなしされていた相手粟田宏一さんの絵本。土の色ひとつとってもこんなにも違うんだ・・植物にせよ動物にせよ鉱物にせよその緻密なつくりや差異に本当に驚嘆する。土の色って、どんな色? (たくさんのふしぎ傑作集…

ふたりのねこ

クリスマスに読むのにふさわしい素敵な絵本。 孤独なふたつのたましいをつなぐ手。耽美的でありながらやさしく伝わる絵。何度も読み返した。試し読みサイトふたりのねこ作者: ヒグチユウコ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2014/12/01メディア: 大型本この商…

モミの木

アンデルセンの物語っておためごかしなしなんだな・・ 今の自分にとても届く物語。 これを読んだときの気持ち(今を感謝すること)を忘れかけたら戻ってこようと思う。モミの木作者: ハンス・クリスチャンアンデルセン,サンナアンヌッカ,Hans Christian Ande…

悪い本

吉田尚令さんの、もともとはかわいらしい世界に属していたゆえに堕ちてもっと邪悪にみえるものの描き方、このこわさに尽きる。 ピュアじゃなくなってしまう事への恐怖に脅かされる。怪談えほん (1) 悪い本作者: 宮部みゆき,東雅夫,吉田尚令出版社/メーカー: …

希望の牧場

福島第一原子力発電所の警戒区域に取り残された「希望の牧場・ふくしま」のことをもとにつくられた絵本。 絵の吉田尚令さんは、宮沢章夫さんのNHKの朝のラジオ「すっぴん!」に出演されたときや、朝日新聞の「プロメテウスの罠」という連載記事の取材の中で…

てっぽうをもったキジムナー

沖縄の木の精キジムナー。「ホテル・ハイビスカス」*1での登川誠仁さんの愛嬌たっぷりの姿も惹きつけられたが、先日観た「ウンタマギルー」*2での凛とした姿が忘れられない。下界の人間とは違うルールで生きている感じ。タイトルにその名前を見つけて図書館…

やくそく

版画タッチの絵に惹かれて手に取ってみる。よい絵がたくさん。ちょうど考え込んでしまうような休日の過ごし方をしている真っ最中だったもんで揺さぶられた。ねこを使うところが憎いねえ。やくそく (講談社の創作絵本)作者: 成田雅子出版社/メーカー: 講談社…

よるとひる

表紙のクールな絵に惹かれて図書館で借りてみた。レナード・ワイスガードという人が絵の担当だけど、中の方はちょっとタッチが違って版画のような木炭画のような・・やさしいタッチで好奇心旺盛な猫の気持ちに寄り添っている。 わたしが予想したのとはちょっ…

おおきなおおきなねこ

民話をもとにせなけいこさんが作られたこの物語、河童に対峙するおばあさんのごく日常的であきらめを含んだ接し方、でも智恵のある対応がおかしくて・・いい味!おおきなおおきなねこ (こどものくに傑作絵本)作者: せなけいこ出版社/メーカー: 金の星社発売…

ねこはい

伸坊さんの猫のイラストに、猫はこういうシチュエーションだったらこんな風にひねるのでは・・という句が載っている。伸坊さんのイラスト味があって品があって良い。ねこはい作者: 南伸坊出版社/メーカー: 青林工藝舎発売日: 2013/07/25メディア: コミックこ…

聖パンプキンの呪文

中ほどには寺山修司の終わりには宇野亜喜良氏の文章が載っていて豪華なつくり。70年代文化人のつながりっていつも何か魅力を感じる。背表紙のデザインなども70年代の香り。見返しも異国の印刷のように凝っている。宇野さんの文章の中に 内田さんの世界の…

ペチューニアごようじん

図書館で表紙がこちらに向けて置いてあるのをみてそのデザインのすてきさに手にとって読んでみたら・・くりかえしのリズムがすごく楽しく、読み聞かせしたら楽しいだろうなあと思った。 がちょうのペチューニアってシリーズになっているらしいな。ペチューニ…

メロウ

せなけいこさんのタッチが好きなんだけど、経歴みていたら武井武雄のところに弟子入りされてたんだな!なるほど。 タイトルとちょっと考え込んでいるような男性の表紙、なんか憂鬱の虫にとりつかれている人の話かと思いきや・・考え込む状況に陥る人の話では…

しろねこ しろちゃん

MAYA MAXXのタッチ(大胆だけど、猫の微妙な表情が秀逸)もいいし、ことばもきれいで、いつか小さい人に読んであげたくなる。ちょっとクサクサすることがあった時に読んでじわーっと心に栄養のものが沁みていった。しろねこしろちゃん (幼児絵本シリーズ)作…

妹背山婦女庭訓

「浄瑠璃を読もう」とあわせて読むと、このストーリーの中のわかりにくいところ(鹿の話が急に出てくるところやお三輪の扱いなど)がしっくりと入ってくる。「浄瑠璃を読もう」にも紹介されていたけれど、天智天皇が身をひそめているところの庶民とおつきの…

国性爺合戦

「国性爺合戦」というタイトルは教科書でみたことがあったけれど舞台が中国とは!そして実話をもとにしているとは!中国の人たちの衣装とかどんな舞台なんだろう?このお話でも碁盤を覗いて政局を見ている昔の政治家とうシーンが出てくるが、中国の伝説風の…

明日もいっしょにおきようね 捨て猫でかおのはなし

あったまる。でも保健所の捨て猫を管理している人の心持ちに思いを馳せてしまう。明日もいっしょにおきようね─捨て猫、でかおのはなし作者: 穴澤賢,竹脇麻衣,岡優太郎 (アートディレクション)出版社/メーカー: 草思社発売日: 2012/04/21メディア: ハードカ…

菅原伝授手習鑑

このお話、NHKの歌舞伎中継で寺子屋のあたりをちらっとみて、なんだかおもしろいなと思いつつもさらっとした説明ではどうも話の前後関係がわからないでいたところ、この絵本を読んでやっとちゃんと理解できた。ぴったりの現代語を選びつつも格調は崩さず、わ…

仮名手本忠臣蔵

文楽の忠臣蔵に今月末行くので予習中。先般読み返した三浦しをんさんの「あやつられ文楽鑑賞」*1の忠臣蔵のページも筋が現代的に頭に入ってよかったのだけど、彼女のは矛盾点をツッコミながらの展開であるのに対し、この絵本では、その筋になっているいわれ…