東京のえくぼ

東京のえくぼ [DVD] 発売日: 2005/09/22 メディア: DVD この映画を観たきっかけは大好きなHP「キネマ洋装店」での紹介。 cineyoso.movie.coocan.jp ちょっと「ローマの休日」(1953)*1の男女を逆にしたようなストーリーなんだが、こちらのほうが早く作…

マグノリアの花たち、フクロウと子猫ちゃん

ハーバート・ロス監督の作品を二つ観た。「マグノリアの花たち」(1989)と「フクロウと子猫ちゃん」(1970)。ダリル・ハンナ目当てで「マグノリアの花たち」の方を借り、その流れで「フクロウ~」も借りた感じだったかな・・ 「マグノリアの花たち…

重版出来  16

重版出来!(16) (ビッグコミックス) 作者:松田奈緒子 発売日: 2021/03/12 メディア: Kindle版 今回ページ数が割かれていた刀剣本を出す話、専門的で面白かった。松田奈緒子さん、「レタスバーガープリーズ.ok,ok!」*1でも甲冑の話とかとても詳しくて、得…

宇宙怪獣ドゴラ、ノーライフキング

久しぶりに再見した伊丹監督の「タンポポ」で中村伸郎さんの飄々とした姿がとても印象に残り(80年代に観た時も好きなシーンだったけれど、小津作品での中村さんを観てからだとなお一層楽しく)中村さんの活躍している作品を二本観た。 一本目は「宇宙怪獣…

岸政彦さん

2010年12月の「100分de名著」でフランスの社会学者、ピエール・ブルデューの「ディスタンクシオン」が取り上げられた。解説者は社会学者の岸政彦さん。 www.nhk.or.jp 先日その4回目を見返していて、分断化された社会の中で他者に対して、やたら持ち…

女の花道、風流深川唄

美空ひばり氏のことは生前ちょっと苦手で、興味のある映画でも「ひばりさん主演か・・」と後回しにしがちだった自分なんだけど、みたらみたでよくできていて楽しめる。ちょっとずつ脱感作方式で観ていこう。 今回観たのはいずれも川口松太郎氏原作×美空ひば…

醜聞

<あの頃映画> 醜聞(スキャンダル) [DVD] 発売日: 2013/01/30 メディア: DVD 志村喬さんが、「生きる」よりこちらでの役の方が好きだ、というような発言をされたときき、拝見。なんともさえない弁護士っぷりが炸裂。古い法服姿で法廷に現れて嘲笑されたり、と…

二十四の瞳

木下惠介生誕100年 「二十四の瞳」 [DVD] 発売日: 2012/08/29 メディア: DVD 「観た気になってしまうともったいない映画」と映画人である先輩のK様に教えていただき急いで鑑賞。 小学生の時原作を読み、冒頭のかわいらしい感じが途中から戦争を経て胸苦しく…

銀心中

銀心中 メディア: Prime Video 東北、温泉好きの家族がずっと前から観たがっていた映画。岩手の花巻温泉郷が出てくるから。↓こちらのサイトの「文学」のコーナーに原作者田村寅彦が「銀心中」を藤三旅館で書いた旨が。映画の中でも少し名前は変えてあったが…

コラムニストになりたかった

コラムニストになりたかった 作者:翠, 中野 発売日: 2020/11/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) 「あのころ、早稲田で」*1の続編ともいえるような69年から2010年代まで中野翠さんの軌跡を綴ったもの。自分も生きていた時代というのもあるのかさらに読みや…

吸血鬼

ロマン・ポランスキーの吸血鬼(字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video タランティーノの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」*1に登場するシャロン・テート役の女優さんがかわいらしくてかわいらしくて、本物をみてみたくなった。 …

男ありて

moviewalker.jp 先日父が亡くなり、大学映画部というつながりの中でおつきあいさせていただいていた方々がお参りくださった。それまでにお会いしたのは数えるほどなのに、映画の話を直接会ってお話しできるという機会は、細かいニュアンスもお互いによくわか…

私をくいとめて

私をくいとめて 発売日: 2021/03/25 メディア: Prime Video ちょっと極端な表現を使うところなど 「勝手にふるえてろ」*1とテイストが似ているなと思ったら原作(綿矢りさ氏)も監督も(大九明子氏)同じだった。 途中に好きだったテレビドラマ「捨ててよ、…

ロゼッタ、息子のまなざし

ロゼッタ [DVD] 発売日: 2012/03/23 メディア: DVD 息子のまなざし [DVD] 発売日: 2012/03/23 メディア: DVD 「イゴールの約束」*1が心に残るダルデンヌ兄弟の作品を二本。二作品とも安易に観ているものを盛り上げる作為的な音楽がなく、ストイックな観察映…

白痴

NHKオンデマンドで「100分de名著」の坂口安吾”堕落論”の最終回、町田康氏が「白痴」について語る回を見た。町田氏の語り口の面白さも相まって、「白痴」とはなんと文学的で頓狂な作品なんだろうととても興味を持った。 www.nhk-ondemand.jp 縁あって新潟…

舞踏会の手帖、我等の仲間

ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品を二本鑑賞。 舞踏会の手帖 ジュリアン・デュヴィヴィエ Blu-ray 発売日: 2020/04/24 メディア: Blu-ray 「舞踏会の手帖」はよく言及されているし、いつか観なければと思っていた作品。だいたいの筋は知っていたが、未亡…

ステッピング・アウト、旅する女 シャーリー・バレンタイン

ステッピング・アウト(字幕スーパー版) [VHS] 発売日: 1992/10/23 メディア: VHS ライザ・ミネリの誕生日にtwitterで「ステッピング・アウト」をすすめておられる方がいらして観てみた。田舎町のタップ教室講師をしているライザ・ミネリの姿がとても健気で、…

酔いどれ博士

酔いどれ博士 [DVD] 発売日: 2014/10/31 メディア: DVD 勝新が型破り医師役。「『赤ひげ』みたいな話ですか?」とふや町映画タウンで借りる時きいたら、「もっとやんちゃです」という返事。確かにアクションウェイトも高い。(ビデオジャケットのによると勝…

花のお江戸の無責任

先日「徹子の部屋」で「私が愛した女優たち」という特集をしていて、黒柳さんが大好きな野際陽子さん、池内淳子さん、沢村貞子さんのお三人が出演された時の映像が流れていた。昔、「ぴったんこカンカン」で、岸田今日子、富士真奈美、吉行和子の三人が出て…

悲愁物語

あの頃映画 「悲愁物語」 [DVD] 発売日: 2012/04/25 メディア: DVD 鈴木清順監督の70年代後半の怪作。日活を解雇され10年ぶりの作品だったらしい。後半江波杏子の暴走、スコセッシ監督の「キング・オブ・コメディ」を思い出したが、あちらの方が後だった…

岸辺の旅

岸辺の旅 発売日: 2016/04/15 メディア: Prime Video 先日NHKで放映していて途中少しだけ観たらもう惹き込まれて。改めて最初から鑑賞。 観始めて小松政夫さんのことをtwitterで褒めておられる方がいらしたなあと思い出す。小松さん、本当に素晴らしい佇まい…

俺にさわると危ないぜ

俺にさわると危ないぜ メディア: Prime Video またまた左卜全を追っかけての鑑賞。 卜全氏は小林旭が下宿している忍者研究所(なかなかモダンで立派な洋風お屋敷)の所長という役どころ。 客室乗務員の松原智恵子が事件に巻き込まれそれを助けようとする小林…

危いことなら銭になる

危いことなら銭になる メディア: Prime Video 宍戸錠さんが愛称エースのジョーとして活躍しておられる映画をはじめて観た。ガラスを引っ掻く音が嫌いでライバルにしてやられたり、ちょっと抜けたところのあるコミカル路線。(なので、この映画では「ガラス…

2021年2月に読んだコミック

きのう何食べた? 17 きのう何食べた?(17) (モーニングコミックス) 作者:よしながふみ 発売日: 2020/08/20 メディア: Kindle版 テレビドラマになったとき、内野聖陽氏が弁護士でなく美容師のほう?と驚いたのだけど、内野氏のコミカル&繊細という引き…

わが街

わが街 [DVD] 発売日: 2003/04/11 メディア: DVD 「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」*1がとても良くて同じくローレンス・カスダン監督でふや町映画タウンおすすめのこの作品を観てみた。主役はまた同じくケヴィン・クライン。両作品であまりに違う雰囲気で巧…

いいかげん、馬鹿  あのころ、早稲田で

いいかげん、馬鹿 作者:中野 翠 発売日: 2020/12/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) あのころ、早稲田で (文春文庫) 作者:翠, 中野 発売日: 2020/03/10 メディア: 文庫 中野翠さんの本を二冊。「いい加減、馬鹿」は、毎年年末に出るサンデー毎日のコラム…

殺したいほどアイ・ラブ・ユー

殺したいほどアイ・ラブ・ユー (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video すごい拾い物。ビデオパッケージはもっと趣味が悪くなんとも底の浅そうな雰囲気が漂っていて観るのが後回しになったけれど、ふや町映画タウンのおすすめに挙がっていて観て…

コルドリエ博士の遺言

filmarks.com 先日ルノワール版の「どん底」の、原作ではそこまで表現されていない、「持ってけドロボー」的な生き方の男爵*1いいですね、とふや町映画タウンで話をしていたら、清水宏の「小原庄助さん」*2に影響を与えているでしょうねといわれ、大好きで追…

復讐浄瑠璃坂

eiga.com 直木賞の名前の由来、直木三十五の原作。 二川文太郎と並木鏡太郎の共同監督作品。二川文太郎、映画「カツベン」*1にも出て来た無声映画「雄呂血」*2の監督で、クラシック監督のイメージなので昭和30年のこの作品も監督されてたんだ・・と息の長…

恋はデジャ・ブ

恋はデジャ・ブ (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video グラウンドホッグデーの映画ということで、2/2にtweetされている方がいらっしゃり、以前からグラウンドホッグの行事ってかわいらしいなと興味があったもので観てみた。 グラウンドホッグ…