コカコーラ・キッド

セルビアドゥシャン・マカヴェイエフ監督がオーストラリアで撮ったもの。84年。オーストラリアの青い空って「スピリッツ・オブ・ジ・エア」*1や「プリシラ」でも感じたけれど独特だなあ。

アメリカ的なものを象徴、それがNO.1と思っている海兵隊あがりのコカコーラの営業マン、コカコーラ・キッドが赴任先のオーストラリアで自分の今までのルールとは違う文化にぶつかる話だが、これ日本舞台でも作れそうだけど誇張が多く笑わせにかかっているこのままの調子で作られたらちょっとむっとしてしまうかもしれないな。否定されているわけではないけど。

駆け足で最後はストンと終了。最初は面白いものの羅列をただ見たみたいな感じを受けてしまったが、終始祝祭的でそのまま終わるあの感じも味かもしれない。妙にきちんとしっとりされても居心地が悪いだろうな。作った方はあれでも十分しっとりのつもりかもだが。

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↑カンヌのパルム・ドールにノミネートされていたんだ・・