84年
公開当時なんか流行ってるなあという気持ちでいたと思う。ふや町映画タウンのおすすめに入っていたもので観てみた。
ダイアン・レインがロックの歌姫の役。上手!と思ったら吹き替えらしかった。(吹替使った方が説得力あっていいだろうな)
そこに殴り込みをかける粗暴な黒皮ジャンの連中 棟梁はウィレム・デフォー。凶悪。こんな役もしていたんだ。黒皮ジャン集団、「さらば青春の光」*1でモッズと対抗していたロッカーズも連想させられる。
その凶悪集団に乗り込む主人公たち・・まじめ系の自分はこれ、警察のマターだよなとちらっと思ったりもしたけれどどうも警察も信用ならん腐敗しきった世の中の話らしい。
あっ酒場での乱闘からの、というシークエンスに西部劇ぽさを感じ、調べるとやはりウォーター・ヒル監督は西部劇好きでそれを意識したものらしいが、西部劇と考えたらすっとする。頼りない保安官、あきらめ半分正義を求める心半分の住民、そこにやってくる救世主。保安官側も救世主に動かされ悪と救世主の対決
事件が決着をみせても救世主に安住の地はなし。
保安官(この映画では警察)も汚職まみれと救世主に理解のあるのと二派でてきて現代の西部劇としてすとんまとまっている。
そこに音楽がからめてあるんだが、途中巻きこまれる黒人グループが車の中で披露するドゥワップシーンは人を勇気づける音楽の力をとても感じるものだった。
そのグループが舞台で披露するのが↓
この曲はよくよく知っていた。この映画と関係してる楽曲だったんだな。