ウィンチェスター銃’73

ふや町映画タウンのおすすめに載っているけれど「銃かーあまり興味ないかも。。」と後回しになっていた作品。少し前に購読させてもらっているブログにも取り上げられ、大晦日に放映していたのでいよいよ鑑賞。

銃の名品の行方とともに進むストーリー。主演はジェームズ・スチュワート。銃の名手だが、良心の人のイメージを持つ彼らしい性格づけがしてある。はじめての西部劇主演とか?

ワイアット・アープやネィティブ・アメリカンの闘士の襲撃など伝統的な西部劇の要素も織り交ぜつつジェームズ・スチュワートが追う人間との因縁は、ストーリーの中にさらっと入ってわかるようになっていてスマートな構成。ネイティブ・アメリカンの闘士を演じていたのは名前だけ知っていたロック・ハドソン。なかなかの迫力。

ジェームズ・スチュワートの旅路で交差するカップルのストーリーの入れ方も秀逸。ミラード・ミッチェルという役者さんの演じるジェームズ・スチュワートの相棒"ハイ・スペード"が渋い雰囲気なのにちょいちょいかわいいギャグを入れてきたりして映画が真面目一辺倒にならないよい空気を出している。

ワイアット・アープの描き方も良くて興味を持つ。良い構成の秀作。ふや町映画タウンおすすめ度☆☆(けっこうおすすめ!!)