舞台

八重桐廓噺〜嫗山姥

2004年歌舞伎座。 衛星劇場にて。番組情報はこちら。 福助さんが八重桐という主人公。最近(になってようやく)福助さんの映像を目にすることが多いのだけど福助さんの女形の、ちょっと仇っぽい感じ楽しい。 もともとは沢瀉姫を演じた七之助さんが目当て…

三人吉三

平成13年6月 渋谷シアターコクーンにて。「勘九郎箱」というDVD-BOXにはいっている。 主役の三人は故・勘三郎さん、福助さん、橋之助さん。 この夏、ひと世代若い 勘九郎さん、七之助さん、尾上松也さんでみた*1のだけど、違いがよくわかった。この夏にみ…

野田版 鼠小僧

「三太」という棺桶屋がひょんなことから鼠小僧になるという設定で、クリスマスを意識した大道具なども使われている。ちょうどこれを観た日、管理社会からはじきだされる・・ということに思いを馳せていたもので、勘三郎さんの熱演にうたれた。 福助さんの女…

連獅子

CS衛星劇場にて。歌舞伎初心者の自分が舞踊劇を最後まで見られるか心配だったのだけど、楽しめた。途中、片岡亀蔵さんと坂東彌十郎さんによるコミカルなシーンもあるし、それが最後の獅子の舞へのうまいつなぎになっていて・・勘三郎さん親子三人の息のあっ…

平成中村座ニューヨーク公演2007 法界坊 隅田川続俤

2002年版を見終えて、こちらを見ると、NYの劇場の制約で短くしたこのバージョン、みやすくていいなと思った。最初の登場人物の紹介などもわかりやすい。また勘十郎という憎まれ役をこの回では笹野高史さんがされているのが、ほんとにぴったりというか、前回…

隅田川続俤 法界坊

平成12年の平成中村座の旗揚げ公演の模様をテレビ中継したものを見た。串田和美演出。 できたての気合い、ファンサービス満載。ちょっとびっくりするくらい。先代勘九郎さんの法界坊がなんどかビートたけしが演じるおっさんに見えた。福助さんという方も評…

京都芸術劇場春秋座 松竹大歌舞伎

義経千本桜 四ノ切 口上(猿之助 中車 襲名) 小栗栖の長兵衛プログラムの順番だと先に小栗栖で口上、義経千本桜だったのだけど、なぜか義経から。たぶん大道具の段取りのためでは?とのことだったけれど、ほんとは義経千本桜が最後の方がいいと思う。大いに…

廓文章 吉田屋

2012年浅草公会堂 花形歌舞伎文楽の演目でもこのタイトルをみたことがあるが、ほんとにかわいらしいお話で、浄瑠璃にあわせての部分も多く、人形さんが演じてるのもよさそうだなあと思いながら見る。 主人公のやさ男伊左衛門は愛之助さん。普段はかっちりし…

平成中村座NY公演 怪談乳房榎

wowowの紹介ページ 歌舞伎美人の紹介ページ ちょっときいたことのあるような東京の地名がたくさん出てくるけれど、紹介してらっしゃる方のブログがあった。(こちら)勘九郎さんの早替り。七之助さんの声の良さ。

神明恵和合取組「め組の喧嘩」

先日wowowで再放送していて最後の方のお楽しみの部分をみて、なかなかよかったもので、以前録画していたのをはじめから観る。ラストの仕込みのところを知っていたにもかかわらず、その瞬間涙が出た。前に平成中村座の夏祭浪花鑑のNY公演*1を観た時も、ラスト…

酒と女とジキルとハイド

wowowにて。優香さんの解放っぷりがかわいらしかったしとてもよかった。コメディエンヌとしてやっていくときイタい感じがあったら致命傷だけど、それが決してないのがとってもいい。間もいいと思う。 ストーリーとしては別の展開もありそう・・と思ったけれ…

通し狂言 寿三升景清

南座にて。もうなんていうかレビューの世界というか、終始その造形をわくわくして楽しめた。海老蔵さんがイアホンガイドのインタビューで、歌舞伎というのははじめははじめで見た目の美しさで入っていけるし、年数を経ればまたさらに深い楽しみができる、な…

恋飛脚大和往来 封印切

平成二十三年明治座五月花形歌舞伎をwowowで放映したもの勘太郎さん時代の現勘九郎さんが主人公忠平衛役。お父さんの勘三郎さんの「夏祭浪花鑑」*1をみたときも、まったく違和感のない上方ことばに驚いたが、勘太郎さんも完璧だった。心の弱い優男を魅力たっ…

六代目勘九郎襲名披露公演 平成中村座 一條大蔵譚

以前wowowで放映していたもの 襲名披露という格の高い公演というのもあるのか、浄瑠璃の文言がメインで、役者さんのせりふも浄瑠璃風。文楽をみているような錯覚に陥った。動きも人形浄瑠璃風なところも多かった。

平成中村座 通し狂言小笠原騒動 (2012年4月)

以前wowowで放映していたもの。 時代物特有の重々しい言葉遣いが心地よい。平成中村座の特徴なのか、話はわかりやすい。 勘九郎さんが珍しく犬神兵部という悪役を演じているところをみたが大変迫力があった。今までひとのよい役とかをみることが多かったが、…

牡丹燈籠

2011年5月明治座花形歌舞伎で演じられた「牡丹燈籠」、wowowで放映したものをみる。wowowのページ とてもわかりやすくひきこまれる。その中で、七之助さんの声色には古典の響きを感じさせ、わかりやすさとの共存がまたすばらしい。はかなげなお姫様の感じと…

明治座五月花形歌舞伎2013 実盛物語/与話浮名横櫛

wowowで放映していたもの。番組情報はこちら。9月にも再放送するらしい。先日から片岡亀蔵さんが気になっている。プロフィールこちら。プロフィールにも書かれているように敵役だけどどこかユーモアが漂う。口跡もしっかりしているし、スパイス的にくっくり…

平成中村座 於染久松色読販

以前wowowでやっていた2011年11月から12年5月の平成中村座ロングラン公演より、壽初春大歌舞伎の演目を録画したものをみる。 (番組情報はこちら)松本でみた七之助さんの美しい女形*1が懐かしく、その気持ちにちょうどこたえてくれたこの公演。 検索すると…

三人吉三 信州・まつもと大歌舞伎

よく舞台というのはお客さんと作っていくというようなことをきくし、みにいったとき実感もしているけれど、この舞台は本当に客席全体によい空気が流れ、すごい一体感だった。こちらの囲み取材からもその感じが伝わる。 私は七之助さんの悪女姿をみるのが大好…

三人吉三

今年はコクーン歌舞伎がこの演目で、松本でみることにしたので、以前wowowで新春浅草歌舞伎放映していたものを今頃鑑賞。(こちら)2011年新春公演。 七之助さんの、開き直ったり喜んだりを表現する声の艶っぽいこと。愛之助さんの姿は、血のつながりなどな…

人形浄瑠璃文楽 平成26年 初春公演

12月26日の新聞で補助金減額にむけ「正念場」と書かれ、さらに1/15付の新聞では厳しい状況が伝えられている1月公演。この日の公演は本当に客席と舞台が呼応し合っているのが感じられすばらしかった。 百貨店などが閉店してしまう時、閉店セールだけにぎわっ…

伊賀越道中双六

大阪国立文楽劇場にて朝からぶっ通しで文楽。しんどいかと思いきや、話にどっぷりひたれてすっきり理解できてよかった。はじめあらすじで読んでいるとなんか入り組んでいてわかりにくそうな話と思っていたが、舞台でみたら大丈夫。 ちょっと前に歌舞伎でみて…

木ノ下歌舞伎ミュージアム 〜バババッとわかる三番叟〜

京都国際舞台芸術祭ということでうちの近くの造形芸術大学で。19時の回に行く。歌舞伎が本来持っていた「かぶく」、普段じゃない感じというのをこういう形で表現したんだな、と観終わった後思う。踊りの部分は集中し、はいりこめた。紹介

平成中村座 片岡仁左衛門 中村勘三郎「伊賀越道中双六 沼津」

wowowにて。 仁左衛門さんと勘三郎さんの間に流れる信頼がみていてとても気持ちがよい。最近、ひとつ下の世代の人たちの歌舞伎をみることが多かったけれど、こちらはやっぱり落ち着いていて、それでいてまだみずみずしさもあっていいなと思う。仁左衛門さん…

シネマ歌舞伎 野田版研辰の討たれ

名作の誉れ高いこの作品やっぱりすばらしかった! 舞台にしつらえた階段の使い方の巧みさ!しょっぱな赤穂浪士の討ち入りの表現をシルエットで手短に描いてみせたところからもうぐいぐいとひきこまれる。 研辰(とぎやのたつ)を演じた勘三郎さんの衣装が着…

夏休み文楽特別公演

先週の日曜、大阪国立文楽劇場へ。今回は三部。一階ロビーの芝居絵が私は大好きで写真を撮ったもののずいぶんボケている(~_~;)。パンフレットをみると長谷川貞信さんの名前が。ちょっと調べると、関西大学の長谷川貞信のコレクションのページがヒットし、そ…

夏祭浪花鑑

平成16年7月に故中村勘三郎さん(当時は勘九郎さん)がNYで公演した平成中村座のテレビ中継。昨年暮、勘三郎さん追悼でNHKで放映していた時、序幕だけみていたのだけど、最初から通してもう一度最後迄みてみた。NY公演ということで、大向こうの声があまり…

おのれナポレオン

この舞台をみにいったのは5/4だったのだけど、その後天海祐希さんが病気で降板してしまい代役たてられることになってしまった。 天海さん、踊りの部分とかすごくキマっていて、普段テレビで見ているより魅力も何倍か増しだわ、と思っていたのに。。舞台って…

神待ち

創作集団Neo Spiritという集まりの舞台を淀の劇団京芸で。小さな小屋のお芝居をみるのは久しぶり。そこにいる人たちに懐かしい空気を感じる。座席が四方を囲んでいて真ん中に舞台という空間。至近距離で、ないものを切ってみたりというしぐさをみているとど…

心中天網島

11月1月4月と文楽に行くようになってきて出演者のことや、構成などがちょっとずつわかるようになってきた。 ずっとシリアスな話ばかりだと観客が疲れてしまうので、緊張をほぐすシーンがさしこまれていること。今回もそのチャリ場がおもしろかった。主人…