まずはこちら のHPにも載っている、お正月国立劇場の「通し狂言 小春穏沖津白浪―小狐礼三―」。伏見稲荷のようなたくさんの鳥居のシーンなどみていてとてもあでやかで楽しそう。どういう話なのか調べてみたらきちっと書いてくださっている方がいらっしゃるのだなあ。こちらのページ参考になる。（この作品のストーリーはとっても長いけれど、歌舞伎の演目のエッセンスをとりいれる話などかみくだいて書いてあって参考になった。これからもこちらのサイトをみにいこう・・）
菊之助さんの研究熱心なことは歌舞伎をずっとみている友人からきいていたのだけど、とにかく音羽屋の跡継ぎとして生まれ、舞台の工夫、努力を怠らない人だ。そしてそのことが形になっている。しかし、「女殺油地獄」のような演目ではまじめさだけでは乗り切れない。そのニュアンスが先輩片岡仁左衛門さんの指導、仁左衛門さんの舞台なども映し出され、わかりやすく描かれていた。
また上方言葉の勉強のため文楽の豊竹咲太夫の指導をあおいでおられる姿も印象に残った。
