子どものための本格的美術博物館として開館した、おかざき世界子ども美術博物館が所蔵するコレクションより、世界の有名美術家73人が10代に描いた作品118点を紹介。
私の好きな映画監督やイラストレーター、小さい時のノート*1や小さい時にしていたマニアックなお話しづくり*2に驚くことが多くてとても興味のある展覧会。(出展リストpdfはこちら)
心惹かれた物
横尾忠則 西脇市ポスター展での作品
「コケシテープ」を題材にした作品がいくつか出ていて、後の横尾さんタッチとはまた違うかわいらしさ。1956年のコケシテープは国立美術館のページでみられる。
田中一光 「ヨーロッパの風景」 という屏風
なんともおしゃれ。後年の田中さん流ではなく北欧風でガーリーな風味も。
田名網敬一 「花嫁と狼 2」
油彩だけど七宝のようにみえる
他にも宮城まり子さんが10歳の時に描かれた油彩の静物がとてもしっかりしたものだったり、柳原良平氏の、イラストタッチではない港の絵など、その後の活躍を思うととても楽しい展覧会。11日まで。