内藤ルネさんの展覧会


JR京都伊勢丹で開催されいてる内藤ルネさんの展覧会に行く。ルネさんに思い出のある乙女ごころのある女性がいっぱい来てすごく熱心にみておられ、年齢を超えた女学校みたいなかわいい雰囲気になりとても楽しかった。1963年生まれの私にはパンダの陶器とグッズなど70年代の作品が一番みおぼえがあったけれど、少し上と見受けられる方々はジュニアそれいゆでの作品(キュートな手芸品デザインなど。。宇山あゆみさんが再現されていたのもあった。)にすごいなつかしさを感じておられる方々などもいらっしゃり、生きている昭和史というかほんとにしみじみした思いになった。あと感動したのは、愛知の学生さんたちによってルネさんのデザインの洋服や小物がいっぱい再現され展示されていたこと。授業の一環なのかな?こういうことをしている若い方たちがいらっしゃるのだなあとそこのところも感慨深かった。ルネさんは去年急逝されぎりぎりまで展覧会向けの準備をされていたみたいで、絶筆も展示されていたり、展示されていたパンダの色紙などに割合最近の話題が盛り込まれていたりしてびっくりした。ほんとについこのあいだまでいらっしゃって、同じこの社会をながめておられたのだなぁ。。いろいろな商品を製品化するときの絵コンテにすごく愛情があふれていて、とてもかわいらしいお人柄だったのではないかな〜と思われた。グッズ売り場では、ルネさんの一代記も購入。他にも本やらいろんなグッズを買いこんでご主人に「もうええだろ。。」みたいな顔をされいてるおばあさまとかいらっしゃってなんだかほほえましかった。

2008/2/15 id:windshipさんが行かれてのコメント

やっと、今日行けました!ルネさん、世代的には同時代的歓声をあげていても可笑しくない端くれにはいるのですが、当時はそうでもなかったようで、なんとなく知ってる程度だったのですが、いま、拝見すると、本当に素敵で可愛くて新鮮でドキドキワクワクします。所々に添えられたルネさんの文章がまた、冷静で味わい深いもので、私も、この方の書かれる物をもっと読みたい!という気持ちで一代記を購入しました。それにしても、ご自身が言われるようにまさに高い山と深い谷を経験された人生だったのですね。帰りのバスで数ページを読み進むうちなぜか涙があふれそうになり、続きは家で、としまいこみました。すすめていただいてよかった展覧会です!