イームズ写真展

イームズの写真展が京都のVOXビルに来たので行ってみる。街にでかけることが億劫になっていて、VOXビルに行くのは本当に久しぶり。MEDIA SHOPも健在でうれしい。昔メディアショップってかっこいいけれどかっこよすぎて近寄りがたいところもあるかな?などとおもっていたのだけど、苦節何年だろうだんだんと少々の知識が身について今となっては、「自分に興味のあるものが売っている場所」という多少はリラックスできる場所になりつつあり、ちょっとそのことがうれしい。

別にここでなくても売っていたのかもしれないけれど、新潮文庫になった四方田犬彦氏の「ハイスクール1968」を購入。

ハイスクール1968 (新潮文庫)

ハイスクール1968 (新潮文庫)

自分が興味をもっている時代の話で(行動する高校生たちにはその後の三無主義とかいわれた高校時代を送ったものにとってはなんだかまぶしくて劣等感を常に抱いてしまうのだけど、時代のもつ必死な感じひっくるめて文化面はなんだかすごく好き)おもしろそう。
だらだらと、自分とVOXビル、みたいな話を書いてしまったけれど、イームズの写真展、被写体になった無機物からぬくもりがすごく伝わってくる。さすがだなぁ。人間をとったものは風景のようにさらっとしているような気もした。ちらしにも使われているけれど和服からのぞく足袋とぞうりの足許とかとてもチャーミングだなぁ。