雪舟

windshipさんがボードで

今日、友人に誘われて、国立博物館の「雪舟」に行ってきました。
雪舟といえば、涙でねずみの絵を描いた逸話ぐらいしか知らなかった私です。
まして、展覧会があることなどさらにしらなかったのです。

チケットには、
「見逃せば、次は50年後。それまで待てますか?」
などと念のいったコピーが付いていて
サブタイトルには、「ひとは彼を画聖と呼ぶ」(画聖の横にはカリスマのふりがな)
という仰々しさです。

おやおや、と思いながら入った会場は、午前中だったのに
もはや、すごい人だかり。
年代順に別れた部屋を通っていくのですが、
最初から、小僧・涙・ねずみのイメージをやぶる
大作、みたことある!作の数々。

岡山で生まれ、京都・相国寺で、修行をするかたわら
絵を習いめきめき腕を上げていくのですが
50を前に、遣明船で、念願の中国に渡り、
より磨かれて、数年後帰国し、80の半ばを越して天命を全うするまで
多くの弟子を育て、たくさんの名作を残しています。
そして、狩野派長谷川派などの人々にとっては、
文字通り、画聖ーカリスマとしての存在だったようです。

初日にあれだけの人が集まるということは
私が、無知だった事の証明のようなものですが
おかげで、すごい画家!ということが、ストレートに入ってきてうれしかったです。

展覧会って、一人の人の作品の変遷を見ると同時に
魂のきらめき、葛藤、逡巡、昇華のようなものもおのずと見えて
疲れるけど、ずしっときます。
なんか、また、頭上がらん人が増えたな、という感じです。。。