失踪した恋人を探している男と、犯人。失踪もの特有の焦燥感、どこに落ち着くのかという興味でもって見ているものを最後まで引っ張っていく。
巧みに練られた脚本で、後味はともあれ合点がいく。ひとつの回路にはいってしまうこわさは日々自分も体験している事。登場人物の配置が巧みで当事者ばかりでない視点がはいるのがいい。犯人の家族の意味ありげにもみえる瞳が新たなるストーリーを夢想させる。
- 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
- 発売日: 2004/01/25
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