せりふが少なくて、たとえば岸恵子がどうして今こういう境遇でいるのかとかもちょっとした映像で説明したり、気持ちの機微もほとんど表情やしぐさで表現しているところがほんとうに映画の特質を活かしている感じでよかった。その製作意図にちゃんとあったショーケンや岸恵子の演技がいいんだろうな。
情感あふれるカメラ。
ラーメンの湯気にあんなに気持ちをこめられるなんて。
さびれたような海のそばの小屋の青い色の微妙な違いをあんなにいかしきれるなんて。。
宝物のような作品。
![約束 [VHS] 約束 [VHS]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51Gki4CTo6L._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 1991/03/29
- メディア: VHS
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (3件) を見る