2004-01-01から1年間の記事一覧

スクール・オブ・ロック

アルフさんがボードで 昨晩は『スクール・オブ・ロック』のDVDを見て笑いっぱなし。とんでもなくジコチュウで嘘つきでロックバカで、見た目『素敵』とは対極にいるジャック・ブラックなのに、その一挙一動から目が離せませんでした。シュニーブリー(でし…

トロイのヘレン

yukkekoさんがボードでお話してくださる。 先週NHKBSでやっていた映画「トロイのヘレン」を見ました。阿刀田高さんのギリシャ神話解説本を二冊横へ置いて、メモを取りながら見ましたよ。。神々の名前がわからん〜。 50年前の映画らしいですが、何て言…

恋の門

恋の門 スペシャル・エディション (初回限定版) [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2005/04/08メディア: DVD購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (270件) を見る松田龍平がすごくよかった!気高くもみじめな主人公になんとぴっ…

八二一さんの写真集出版記念展

枡野浩一さんの本につけてある写真がすてきで、注目していた八二一さん。(はにはじめさん。男女の写真ユニット。)ネコ写真を撮っておられる内に縁ができた猫「はっちゃん」の写真集はっちゃんち。作者: 八二一出版社/メーカー: 青心社発売日: 2004/04/01メ…

日本のおしゃれ展

先週の土曜日、JR京都伊勢丹で開催されている「池田重子コレクション 日本のおしゃれ展」に。着物ってとにかく帯揚げ、帯締め、半襟、帯留め等部品が多いからあわせかたの遊びってすごくあったのだなぁ、すてきだなぁという感想をもつ。わたしが一番心惹か…

約束

せりふが少なくて、たとえば岸恵子がどうして今こういう境遇でいるのかとかもちょっとした映像で説明したり、気持ちの機微もほとんど表情やしぐさで表現しているところがほんとうに映画の特質を活かしている感じでよかった。その製作意図にちゃんとあったシ…

夫婦茶碗

町田さんの本を一度読んでみたくて、斎藤美奈子さんの本に紹介してあったので、とりあえずはじめの一歩としてトライしてみた。ものすごく好きだった。なんて入り込める本を書く人なんだろう。なんと格好いい日本語を使う人なんだろう。なんて切なくて愛おし…

フリーダ

周りの人の評判がよかった「フリーダ」を鑑賞。 Frida (字幕版) サルマ ハエック Amazon すごく好みの映画だった。 アニメーションや絵画と組み合わせているシーンがあったり、はっとするようなおもしろくてきれいな構図の場面がたくさんあったり、画面がと…

女王陛下のお気に入り

「京都人だけが知っている」*1ではじめて入江さんのことを知ったのだけど、それをきっかけにあれこれ入江さんの書物を読んでいるうちにすっかり好きになっている。この本は、イギリス王室ご用達のいろいろなグッズがうつっていますが、おもに日用品でとても…

北東北のシンプルをあつめにいく

雑貨の本に時々あるうわついた感じがなくて、本当にそのものの味わいをそのものらしく味わうタッチの本で好感がもてる。今年の夏行ったばかりの角館のこと、大館の比内鶏のこと。買おうかと思っていた曲げわっぱのこと。行くたびに知る度にどんどん東北が好…

フラワー・オブ・ライフ 1

主人公は天真爛漫な高校生。自分の病気のはなしなどをあっけらかんと語れ、一年遅れのクラスでの居場所を自然に確保できるタイプ。でも、それをただの英雄として描かないよしながさんの深さがわたしは好きだ。まわりの人物の細やかさもとってもうまく描き分…

神童

小学校の高学年の主人公の女の子の描写がとてもリアルで、かわいらしく(べたべたしたかわいさじゃなく、生意気さがいいんです。。)、かっこいいし、彼女を囲む人たちも、ステレオタイプな描き方でなくそれぞれに魅力を感じる表現がしてあってすばらしかっ…

のだめカンタービレ 1

すごくいい音楽センスをもっているけれど、生活は無頼な(でもかわいいところもある)女の子を主人公にその周辺のいろいろな才能の持ち主を描く音大を舞台にした群像もの。べたべたしてないのだけれど愛すべき登場人物満載で楽しめるし、天性のものばかりに…

愛すべき娘たち

男X男の物語をよく書いておられるよしながさんだけど、今回は現代に生きるいろいろな立場の女性を描いたもの。心の機微を描くのがよしながさんは上手ですね。たとえば娘と母の物語。よくいい話にまとめられがちなんですが、自分やまわりをみても内実はいろ…

もうおうちへかえりましょう

穂村さんって女性ファン多いのではないかな?少女漫画を深く理解していたり、書かれていることもまるで自分が感じていることをおもしろくまとめたみたい!という気分になります。その細やかさ、自虐的でおもしろい文章から「小太りな人」と推測されるくだり…

鉄コン筋クリート

版画のような絵柄、ひとつひとつが決まった構図、登場人物は大人もこどももすごい存在感。すべてがかっこいいコミック。でもうわっつらじゃない、うわっつらじゃないところが魅力のコミック。わたしはネズミと呼ばれているヤクザにひどく惹かれた。サーカス…

日本美術観光団

皇居だとか日光だとか一応美術も飾ってある場所にでかけ、ちゃんと説明をうけながら、それをダイレクトに伝えたりするのではなくかなり着崩した感じで語り合っている、大人向けの書物。とても読みやすいのだけど、簡単な形にひねってある感じ。美術の基本を…

ふや町映画タウンで

飾ってあるジャケットがものすごく気になった「地下の民」というボリビア映画。 心のきれいそうなかわいらしい学生さんがみてすごくよくて、ご自分でも購入された程の映画だそう。店長さんと学生さんとのんびり映画話をしていたらなんだかすごく元気になって…

股旅

すすめてくれた人がいってたのだけど、ほんとアメリカンニューシネマみたい。。 若き萩原健一、小倉一郎、尾藤イサオの、かっこよくなくて、なんとかして名をあげようとあがいている渡世人姿がもうリアルで 愛おしくて。。 脚本は谷川俊太郎と市川崑。 ドキ…

ガケ書房

-2015年2月 ガケ書房閉店 ホホホ座と名前を改め少し南で開店。 京都、左京区北白川に2004年2月に登場した「日本人がロックと感じたモノを売る店」。京都造形芸術大の近くなのでとってもアーティスティックだけど、お客さん参加型の店でなかなかあったか…

天神さんの御土居

P-のりさんがボードで 行って参りました、天神さん。リアルタイムに報告できなくてごめん なさいね(笑)。天気はおかげさまで良かったですが、何せ暑い暑い。 今回は掛け軸を中心に探しましたが、なかなか掘り出し物は見つかり ませんね〜。ちょっと出るのが…

大沢池の観月の夕べ

P-のりさんが行ってこられたご報告をボードにしてくださる。大覚寺のサイトに載っている案内はこちら。 大沢池の観月の夕べに行ってみました26日(日)。 15夜の28日(火)まで開催されているようですよー。時間は5:00〜9:00。で、すっごくすっごくよかったです…

ホロヴィッツ

アルフさんがボードで、東京の「Piano Forte」という名曲喫茶でホロヴィッツのLDをご覧になったことを書いてくださる。 ホロヴィッツのLD、1本上質の映画を観た感じでした。『ザ・ラスト・ロマティック』というタイトルですが、残念ながらDVD化はされ…

宗教が往く

やっと読み終わった!筒井康隆の小説を読んでいるような、筒井さんのは自分は短編で味わってきたけれどそれが長編になっているような感じ。 劇画的ともいえるのかな〜。。とにかく次から次へとすごいこと悲惨なことが起こってでもなんとかかんとかやっていく…

キカ

アルモドバル監督の作品の、カラフルでおもしろい画面構成、消化不良を起こしそうなエピソードもまじえながらラテン的にまとめあげるそのパワーが大好き。 この作品でもその特徴が遺憾なく発揮されている。ジャン・ポール・ゴルティエの衣装のすばらしさ、配…

2004/9/19 週刊ブックレビュー

TV

昨日の「週刊ブックレビュー」は、なんか目が離せない歌人の枡野浩一さんとコラムニストのペリー荻野さん、そしてもうひとかたはわたしの知らない千葉大学の教授の方がゲスト。 ペリーさん、どっかの雑誌でコラムを読んだ気がするのだけど、話し言葉も歯切れ…

死刑台のエレベーター

どの瞬間も写真にして部屋に飾ったらいいようなかっこいい決まった構図、ほんとに力のある映画という感じでみていて気持ちがいい! マイルス・デイビスの音楽もいい。 ヌーベルヴァーグの頃ってああいう風にいろんな才能が力をだしあって。。っていうのが日…

北京ヴァイオリン

windshipさんがボードで きょうは、ビデオですが「北京ヴァイオリン」を見ました。 劇場で予告編を見たときから気になっていたのでやっとです。ヴァイオリンの天才少年と父の話です。 大方の感想だと思うんですが、父がいいんですよ〜〜 あざとさ一歩手前の…

マネキン

「SATC」のサマンサがでてきてわりとおもしろいと「SATC」のファンの友人に教えてもらった80年代のコメディー映画。 サマンサが生命をふきこまれるマネキン役なんだけど結構あの顔にあってる感じ。 80年代ののんきな映画結構好きなんで楽しめる。紹介し…

週刊ブックレビュー

TV

NHK BSの番組。まず三人のゲストが選んだ三冊の本というのが紹介され、その中で特におすすめ一冊について合評がされる。このゲスト自体が、なかなかユニークで、作家であったり俳優であったり、割合文化系な世界でがんばっている人が多く、「この人はこんな…