宗教が往く

やっと読み終わった!筒井康隆の小説を読んでいるような、筒井さんのは自分は短編で味わってきたけれどそれが長編になっているような感じ。

劇画的ともいえるのかな〜。。とにかく次から次へとすごいこと悲惨なことが起こってでもなんとかかんとかやっていく登場人物の姿にうたれるし、途中では放り出せないし愛情も感じる。

こっち側でなにかがおこっている時、あっちでもなにかやっていて。。ってことが多く、演劇的でもあるなぁと思った。

グロかったりエロかったりする場面も多くて、万人向けではないと思うけれど、なんか登場人物たちが自分の心の中に生き続けているすごい存在感の本だった。

宗教が往く

宗教が往く