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wowowにて。 仁左衛門さんと勘三郎さんの間に流れる信頼がみていてとても気持ちがよい。最近、ひとつ下の世代の人たちの歌舞伎をみることが多かったけれど、こちらはやっぱり落ち着いていて、それでいてまだみずみずしさもあっていいなと思う。仁左衛門さん…
平成16年7月に故中村勘三郎さん(当時は勘九郎さん)がNYで公演した平成中村座のテレビ中継。昨年暮、勘三郎さん追悼でNHKで放映していた時、序幕だけみていたのだけど、最初から通してもう一度最後迄みてみた。NY公演ということで、大向こうの声があまり…
「さらば飛行服」(家城巳代治脚本・監督)と「ああ軍歌」(脚本 山田太一 監督 今井正)の二作品収録。1966年と1967年の作品で、一方は忠魂碑建設、一方は軍歌への思いを描いたものだけど、今よりはっきりとストレートに思いが表現されている感じがした。 …
現代と昭和三十年代がつながっている、そのよき部分にはじめ戸惑ってのスタートだったけれど、途中から作品世界にはいっていったら、挿入歌のEric Claptonの「 Change The World」*1が四六時中、長瀬君の男気あふれる姿と重なりながら脳内再生。今でもあの音…
「男はつらいよ」の原点となったテレビ作品ということで、渥美清が工員さんだとかサラリーマンだとか毎回違う役に扮し、ホームコメディー的なものを演じている。今井正監督の「兄と妹」(昭和42年) 橋田寿賀子脚本の 「日本で一番もてない男」(昭和42…
ついこのあいだまでやっていた長瀬くん主演のドラマ「泣くな、はらちゃん」がえらくよくて・・最終回大泣き。出て来る人達それぞれがすてきだ。特に白石加代子のお母さん。すべてを自然に受け入れる姿勢がよい!理想形だな。 長瀬君が演じる必死なキャラクタ…
wowow舞台中継にて。(詳細こちら) 歌舞伎界の人と小劇場系の人がまざって演じているのだけど、歌舞伎の人のケレン味あふれるお芝居がやっぱりぐっとくる。歌舞伎特有のためてにらみをきかすのやら(中村獅童)流し目(中村七之助)やら・・声のはりやら・…
NHKハイビジョン特集でやっていた表題の番組やっとみられる。木皿泉ご夫妻のドキュメンタリーに薬師丸ひろ子さんたちのドラマ(木皿さん宅で撮影)をはさみこみ、すごく自然にご夫妻の生き方が伝わってくる。障害や病気という要素がはいってきた時、その日常…
CSで(京都のケーブルでは10月より土曜0時に)やっているこの番組、関根さんの映画への造詣の深さ×愛×話芸で大変楽しみにしている。ゲストも結構豪華で、このあいだまとめて録画していたものをみていたら、山崎まどかさんという人がアメリカのハイスクール…
わたしの好きな感じと、別々の友人二名からすすめられ、DVDをレンタルしてみた。芸達者が芸を競い合う感じでおもしろいドラマ。ちゃらちゃらした恋愛ドラマでなくて、軽妙で渋い人間ドラマ。松田龍平また好きになった。 心理学系の扱いがちょっとうさんくさ…
泉麻人さんがなぎら健壱さんと東京の下町を歩いて、映画にでてきたシーンの実証。おもしろい。監修は川本三郎さんらしい。4月は井上順さんと新宿〜銀座歩きを放映していた模様。こっちも再放送してくれないかな〜。。http://www.nihon-eiga.com/prog/002969…
番組HP 坂本龍一の音楽講義。坂本さんのしゃべり方、語りかけってサウンドストリート時代から大好きで、楽しく拝見。理論をきいたあと、中高生とジャズセッション。本当に上手で、中学生なのにジャズ好きな友人の息子さんを思い出す。
三谷ファンの私ははずせないこのドラマ。今日はまた夜遅くまで・・オンタイムで味わいたいけれど体力ないかも・・佐藤浩市みてると、おととし読んだ「東京アンダーナイト」をとっても思いだす。大泉洋がとってもいいんだけど、つい「大泉滉」と呼んでしまい…
wowowにて。前作「鈍獣」*1がとてもおもしろかったので期待しすぎて・・ちょっと不完全燃焼かな・・結構三田佳子とかぶるところも多い役を三田佳子にふって・・というところはおもしろいし、江戸川乱歩の「淫獣」のパロディーだなという設定もにやりという感…
友人からおもしろいと評判をきき、今日の一挙再放送をみる。1話見終わったところだけど緊迫していていい。脚本の古沢良太氏、どこかでみたお名前と思ったら「キサラギ」の脚本家だった。シャープな脚本を書く人だなぁ・・http://www.nhk.or.jp/dodra/gaiji/…
秋にやっていたすごく楽しいドラマ「行列48時間」が年末12/29より再放送される。芸達者ぞろいのすごい作品。広報活動買って出たい!http://www.nhk.or.jp/kindora/48hours/
明日はまたNHK金曜ドラマ「行列48時間」の日だと思うとうきうきする。友人にすすめられて、先週の2話目からみはじめたが、これものすごくおもしろい!音楽もかっこいいし、國村準の語り口がまた!他も芸者達者な人たちばかりで、ほんと大人が楽しめるドラマ…
友人がとってもよかったとほめていたテレビドラマ。再放送を待っていたらやっと!現代版「東京物語」という感じなのだけど、小津監督のあのあたりの映画をみていると現代の家族のあり方への批判とかを私が勝手に感じてしんどくなるのだけど、こちらはそうい…
wowowで。公式サイトはここ。ロックオペラの映画好きなので楽しめた。森山未來の歌唱力・演技力に目を瞠った。松田龍平の舞台はまだまだ初々しい。阿部サダヲの、ほんとロックスターっていう感じ、うっとりする。ちょっとキヨシローさんとかも思い出した。三…
先日wowowでにっかつロマンポルノのことを追ったドキュメンタリー番組をやっていたのだけど、ロマンポルノに携わってきた人たちの話をじっくりきけてすごくよかった。先日みたところの「マル秘色情めす市場」からのショットも多かったが、クールでかっこよく…
シアタートップスという新宿の小屋が閉館するに当たり、東京サンシャインボーイズが15年ぶりに休団を解除、新作公演したもの。久し振りに三谷さんの作品で西村雅彦さんをみた。やっぱりすごく華がある。メーキングドキュメンタリーをみて、なんとか全員での…
市川準監督の映像のたたずまいはつくづく詩情あふれているなぁ。関西弁のマシンガントークの自分には考えられなような静かな間、これがものすごく意味深い雰囲気で私に迫ってくる。みな達者な役者さんばかりだったが、特に田口トモロヲさんの表情の演技、真…
カートゥーンネットワークで9月に放映したもの。子供のころに嗅いだとんがったにおい。乾いたエロ。フォークソングが似あうのにブラックな笑い。以下カートゥーンネットワークHPより 。1960年に制作され、当時の切手をコラージュした作品として知られる『切…
今日はちょっと妙に人恋しいような気分になりそうになったが、昨日からはじまった「未来講師めぐる」の第一話をみてすっかり元気になった。この前の日記に書いた文春の宮藤官九郎の記事にも、地井武男さんの「ちい散歩」のちいちいバッグのことが出ていたのだ…
みるともなしにwowowをつけたら熱海五郎一座の公演をしていて、みはじめたらおもしろくてのめりこんでしまう。熱海五郎一座っていうのは東京の軽演劇の火を消さないでおこうと伊東四朗さんが結成した伊東四朗一座というのがあって、伊東さんがでられないとき…
新聞をみたら今アンコール放送していて、本日夜10時からもNHK総合で再放送があるらしい。(3話目らしい。)このドラマはわたしも友人からすすめられてみていた。大森南朋が清冽な存在感でよかった。NHKのビジネスものみたいなドラマって魅力を感じる。古…
NHKドラマ→原作というパターンで2冊本を読んだ。 ひとつは「介護エトワール」っていう敬老の日に放映されたものの原作「介護と恋愛」。もうひとつは「クライマーズ・ハイ」。普通原作とそれをもとにしたドラマなり、映画なりをみたとき情報量の多さという意味で原…
先日wowowで放映していた宮藤官九郎の舞台「鈍獣」をみる。なんてすごいタイトル!ハードな内容なのに笑える!さすが岸田戯曲賞受賞作品!やっぱり笑いの基本は「緊張と弛緩」ですね!(ちょっと前にみた松尾スズキの「悪霊 下女の恋」でもでてきたこの話題…
関西では日曜の5時台に放映しているテレビ番組「テレビ寺子屋」。 絵本作家の今江祥智さんの日もおもしろかったし、このあいだの日曜、歌人の枡野浩一さんが出てこられたときもおもしろかった。枡野さんのお仕事をご存知ない方向けの話で、著作をほとんど読…
昨日の「週刊ブックレビュー」は、なんか目が離せない歌人の枡野浩一さんとコラムニストのペリー荻野さん、そしてもうひとかたはわたしの知らない千葉大学の教授の方がゲスト。 ペリーさん、どっかの雑誌でコラムを読んだ気がするのだけど、話し言葉も歯切れ…