wowowで「鈍獣」「ふくろう」

先日wowowで放映していた宮藤官九郎の舞台「鈍獣」をみる。なんてすごいタイトル！ハードな内容なのに笑える！さすが岸田戯曲賞受賞作品！やっぱり笑いの基本は「緊張と弛緩」ですね！（ちょっと前にみた松尾スズキの「悪霊　下女の恋」でもでてきたこの話題！）
古田新太も生瀬勝久もすごい！池田成志も体当たり演技。もう笑った！彼らをぜひ生の舞台でみたくなった。付録して収録されたしゃべりの中で古田さんの関西弁がきけたのもうれしかった。（なぜかめったにきいたことない。。）そして、あてがきで全然違うキャスティングをクドカンが考えていたのに、演出の河原雅彦氏がまったく違う配役であんなにおもしろくしてしまっているのがまた驚き！女性陣の魅力をひきだすのもうまかったなぁ。。（これはクドカンの書くドラマでよく感じる。）
本当に堪能！

鈍獣

マシーン日記 悪霊

もうひとつ最近wowow放映で楽しめたのが、新藤兼人監督の映画「ふくろう」。舞台劇のような作品。大竹しのぶの凄いこと！最近見た彼女の仕事の中でも特にいいと思ったなぁ。。なんかなかなかしたたかな女性を演じているのだけど、その語り口をきいているのが気持ちよくなるんですよ。あと人物設定で、「バカ正直な人」みたいなのの描かれ方もなんだかおもしろくて好きだった。。しかし大竹しのぶの力には本当に感動した！なんて説得力をもたせる芝居をする人なんだろう！

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