2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

天神さんの御土居

P-のりさんがボードで 行って参りました、天神さん。リアルタイムに報告できなくてごめん なさいね(笑)。天気はおかげさまで良かったですが、何せ暑い暑い。 今回は掛け軸を中心に探しましたが、なかなか掘り出し物は見つかり ませんね〜。ちょっと出るのが…

大沢池の観月の夕べ

P-のりさんが行ってこられたご報告をボードにしてくださる。大覚寺のサイトに載っている案内はこちら。 大沢池の観月の夕べに行ってみました26日(日)。 15夜の28日(火)まで開催されているようですよー。時間は5:00〜9:00。で、すっごくすっごくよかったです…

ホロヴィッツ

アルフさんがボードで、東京の「Piano Forte」という名曲喫茶でホロヴィッツのLDをご覧になったことを書いてくださる。 ホロヴィッツのLD、1本上質の映画を観た感じでした。『ザ・ラスト・ロマティック』というタイトルですが、残念ながらDVD化はされ…

宗教が往く

やっと読み終わった!筒井康隆の小説を読んでいるような、筒井さんのは自分は短編で味わってきたけれどそれが長編になっているような感じ。 劇画的ともいえるのかな〜。。とにかく次から次へとすごいこと悲惨なことが起こってでもなんとかかんとかやっていく…

キカ

アルモドバル監督の作品の、カラフルでおもしろい画面構成、消化不良を起こしそうなエピソードもまじえながらラテン的にまとめあげるそのパワーが大好き。 この作品でもその特徴が遺憾なく発揮されている。ジャン・ポール・ゴルティエの衣装のすばらしさ、配…

2004/9/19 週刊ブックレビュー

TV

昨日の「週刊ブックレビュー」は、なんか目が離せない歌人の枡野浩一さんとコラムニストのペリー荻野さん、そしてもうひとかたはわたしの知らない千葉大学の教授の方がゲスト。 ペリーさん、どっかの雑誌でコラムを読んだ気がするのだけど、話し言葉も歯切れ…

死刑台のエレベーター

どの瞬間も写真にして部屋に飾ったらいいようなかっこいい決まった構図、ほんとに力のある映画という感じでみていて気持ちがいい! マイルス・デイビスの音楽もいい。 ヌーベルヴァーグの頃ってああいう風にいろんな才能が力をだしあって。。っていうのが日…

北京ヴァイオリン

windshipさんがボードで きょうは、ビデオですが「北京ヴァイオリン」を見ました。 劇場で予告編を見たときから気になっていたのでやっとです。ヴァイオリンの天才少年と父の話です。 大方の感想だと思うんですが、父がいいんですよ〜〜 あざとさ一歩手前の…

マネキン

「SATC」のサマンサがでてきてわりとおもしろいと「SATC」のファンの友人に教えてもらった80年代のコメディー映画。 サマンサが生命をふきこまれるマネキン役なんだけど結構あの顔にあってる感じ。 80年代ののんきな映画結構好きなんで楽しめる。紹介し…

週刊ブックレビュー

TV

NHK BSの番組。まず三人のゲストが選んだ三冊の本というのが紹介され、その中で特におすすめ一冊について合評がされる。このゲスト自体が、なかなかユニークで、作家であったり俳優であったり、割合文化系な世界でがんばっている人が多く、「この人はこんな…

映画覚書

この本は、阿部さんの評論の部分と、対談がおりまぜてあって、500頁もの本をうまく読みやすく構成してあるな、と思う。 評論の部分、特に最初に収録されている2002年から2004年5月号までの「文學界」に載った評論は、久々に骨太な文章で少し読む…

ふらいぱん

P-のりさんがボードで この日曜に彼等*1ともども、昼間の川床に行ってきました。 (夜行くと、致命的なので)先斗町四条上ルの「ふらいぱん」という 洋風おばんざい屋さんです。毎回ここです。他のお店は、床やと 子供が居るとたいてい断わられますし(危ない…

北山修な夜

windshipさんが掲示板に 思いがけず、北山修さんを拝見しました! 今の本業の(?)精神科医・精神分析家としてなんですが 難しいお話をされているところではなく グラス片手に歓談されている姿です。 ずっと気がつかなくて、突然、あっ!!あれは!とひらめ…

食いものの恨み

週刊ブックレビューで出てきて興味をもった本。 渡辺美佐子さんが三冊の一冊に選んだ島田雅彦の「食いものの恨み」という本。表紙もなんか暮らしの手帖みたいだしレシピものっているらしい。。 前に読んだ島田さんの料理本「ひなびたごちそう」もよかったの…

傷だらけの天使

70年代を代表するようなこのドラマ、わたしは80年代に大学生になってからまわりのすてきな友達がみんなほめるので、脚本を読み、ケーブルなどで再放送された番組をみて楽しんだ。 アメリカンニューシネマのような乾いた香り、だけど乾きすぎてなくて心に…

私は好奇心の強いゴッドファーザー

自分と映画のかかわりを短い文章でうまく表現した連作エッセイで、初出は「IN☆POCKET」という、多分講談社文庫の広報誌のようなものだから、読みやすく、でもおもしろいだけでなくなかなか深い内容。「ジプシーは空に消える」という幻のソビエト映画…

ロシア絵本

今頃。。なんだけど、恵文社にいってきたら、ロシア絵本がずらっと並んでいて、芸術新潮7月号「ロシア絵本のすばらしき世界」も一緒に売られていた。7月号ってことはかなり前に出たのだろうけれど、なかなかいい特集。 ロシア絵本に影響を与えられたような…

不実な美女か貞淑な醜女か

同時通訳ってどんな仕事?ということがとても才気の感じさせられるユーモアでもって語られる。それは結局仕事をしていくとは、コミュニケーションをとっていくとは?という自分の問題に応用がきくと思う。特に「貞淑すぎるのも罪作り」という項目は参考にな…

シネ・モードギャラリー

ファッション業界の日刊専門誌「繊研新聞」に連載されていた映画ファッションに関するコラムをまとめたもの。 まずは20世紀のファッション、そして映画の背景の時代を追って古代エジプトから現代に至るまでのファッションを紹介するコーナー、そして帽子、…

向田邦子の手料理

向田さんはドラマの脚本もすばらしいが、趣味がまたいい!彼女の尊敬すべき人生を反映した手早くできておいしい料理がいくつも載っていて、我が家の定番になっている。向田邦子の手料理 (講談社のお料理BOOK)作者: 講談社出版社/メーカー: 講談社発売日: 198…

「競争相手は馬鹿ばかり」の世界へようこそ

久しぶりに読んだ金井美恵子さんの本。あちらこちらに書かれた文章をまとめたもの。なかなかに好戦的で白黒はっきりしているのだけれど書かれている映画のことや、論争になっている、そのもとの対象にふれたことがないのでわからない部分もあった。一番すき…

散歩のとき何か食べたくなって

これはそれぞれの町にある食べ物屋さんを軸に東京、京都、横浜、大阪のいろいろな町の空気を池波さんが描き出している本。京都の寺町のあたりの風情は少しずつ変化しているとはいえやはりそのままだし、わたしがいつも時代劇のようだなと感じる京都、今宮神…

食卓の情景

池波さんの本を読んでいるとほんとの意味で豊かに暮らすとはこういうことだろうな、と思わされる。精魂傾けたきっちりした食事の大好きな池波さんだけれど、ただの美食家やブランド指向でなく、ご自身でも工夫してつくられるし、だからこそ手抜きが嫌い!と…

むかしの味

自分が小さいときに時々連れて行ってもらった京都のまぼろしの名店「フルヤ」が載っているので読んだ。行ったことのある店のはなしはうなずきながら味わえるし、ほとんどがこっちになるのだけど、行ったことのない店も、ひとつひとつが物語のようになってい…

平野レミのうまいもの教室

平野さんの豪快でかわいらしい性格そのままにあっと驚くような組み合わせで簡単にでき、みてきれいで食卓で本当に売れる料理が載っており、とても参考になっている本。平野レミのうまいもの教室 (NHKきょうの料理シリーズ)作者: 平野レミ出版社/メーカー: 日…

シモーヌ

落ち目の監督(名前もタランスキー監督というふざけた感じ)が女優にふりまわされたあげくに。。っていう話。 監督役がアル・パチーノ。どうかしたときの古畑任三郎みたいでかわいらしかった。 いつでもアル・パチーノって「おいおい」って思うことをしでか…

いろは

京都一乗寺の本屋さん「恵文社」で確か古本イベントの時に買った小冊子。 創刊号には、昭和の時代の着物テイストあふれる装丁家森田たまさんについてや、益子についての特集以外に柚木沙弥郎さんという方のあったかくてすてきなデザインの型染め作品について…

ナマの京都

グレゴリさんの本は亜細亜ものを読んですきだったのだけど、京都本をだされたことは、書評家の藤田香織さんがほめておられるのをみてはじめて知り、あわてて買う。いやーおもしろい!京都本にありがちな気取りがなくて、ほんと「ナマ」な京都!あるある!っ…

秘密の京都 京都人だけの散歩術

今回はガイドにない穴場散歩という感じ。いわゆるミステリースポットというか、人間のいろんな思いからいろんなことが起きている場所というのを入江さん流の解釈で紹介したものが多かった。でも、ドライでお茶目な語り口なのでこわくなったりはしなく、読ん…

南くんの恋人

2004年深田恭子主演のドラマになったこの作品、80年代に20代だった自分の愛読書だった。内田春菊さんのコミックにひそんでいる叙情性が前面にでていて、かわいらしいストーリーになっている。彼女と南くんとの間の言葉のやりとりなどにきわどいキュ…