2004-09-07から1日間の記事一覧

不実な美女か貞淑な醜女か

同時通訳ってどんな仕事?ということがとても才気の感じさせられるユーモアでもって語られる。それは結局仕事をしていくとは、コミュニケーションをとっていくとは?という自分の問題に応用がきくと思う。特に「貞淑すぎるのも罪作り」という項目は参考にな…

シネ・モードギャラリー

ファッション業界の日刊専門誌「繊研新聞」に連載されていた映画ファッションに関するコラムをまとめたもの。 まずは20世紀のファッション、そして映画の背景の時代を追って古代エジプトから現代に至るまでのファッションを紹介するコーナー、そして帽子、…

向田邦子の手料理

向田さんはドラマの脚本もすばらしいが、趣味がまたいい!彼女の尊敬すべき人生を反映した手早くできておいしい料理がいくつも載っていて、我が家の定番になっている。向田邦子の手料理 (講談社のお料理BOOK)作者: 講談社出版社/メーカー: 講談社発売日: 198…

「競争相手は馬鹿ばかり」の世界へようこそ

久しぶりに読んだ金井美恵子さんの本。あちらこちらに書かれた文章をまとめたもの。なかなかに好戦的で白黒はっきりしているのだけれど書かれている映画のことや、論争になっている、そのもとの対象にふれたことがないのでわからない部分もあった。一番すき…

散歩のとき何か食べたくなって

これはそれぞれの町にある食べ物屋さんを軸に東京、京都、横浜、大阪のいろいろな町の空気を池波さんが描き出している本。京都の寺町のあたりの風情は少しずつ変化しているとはいえやはりそのままだし、わたしがいつも時代劇のようだなと感じる京都、今宮神…

食卓の情景

池波さんの本を読んでいるとほんとの意味で豊かに暮らすとはこういうことだろうな、と思わされる。精魂傾けたきっちりした食事の大好きな池波さんだけれど、ただの美食家やブランド指向でなく、ご自身でも工夫してつくられるし、だからこそ手抜きが嫌い!と…

むかしの味

自分が小さいときに時々連れて行ってもらった京都のまぼろしの名店「フルヤ」が載っているので読んだ。行ったことのある店のはなしはうなずきながら味わえるし、ほとんどがこっちになるのだけど、行ったことのない店も、ひとつひとつが物語のようになってい…

平野レミのうまいもの教室

平野さんの豪快でかわいらしい性格そのままにあっと驚くような組み合わせで簡単にでき、みてきれいで食卓で本当に売れる料理が載っており、とても参考になっている本。平野レミのうまいもの教室 (NHKきょうの料理シリーズ)作者: 平野レミ出版社/メーカー: 日…