傷だらけの天使

70年代を代表するようなこのドラマ、わたしは80年代に大学生になってからまわりのすてきな友達がみんなほめるので、脚本を読み、ケーブルなどで再放送された番組をみて楽しんだ。
アメリカンニューシネマのような乾いた香り、だけど乾きすぎてなくて心に届く主人公達のすばらしさ&かわいらしさ。
指令をしてくる女ボス岸田今日子の貴族趣味、神秘性もおもしろいし、ボスに対するショーケン、水谷豊のちょっとずれた敬愛とかも楽しい!ボスの連絡係岸田森のは虫類のようなテイストもにやり!2003年秋、文庫になって再読してみたが、今でも決して輝きを失わないすばらしい作品!

傷だらけの天使〈上巻〉 (新風舎文庫)

傷だらけの天使〈上巻〉 (新風舎文庫)