2003-01-01から1年間の記事一覧

アンドリューNDR114

地上波で。かなりはしょられていたみたいで感情移入もそこそこって感じだったけれど(ちょっと説得力がすくないような感じももったりも。。)サム・ニールはなんだかよかった。 どんどん何年も経過する話なので、もう次の場面ではサム・ニールがでてこなくな…

デスペラード

アントニオ・バンデラス、アルモドヴァル監督のにでてた情けない姿か、そうでなければもう「スパイキッズ」のコミカルな姿って感じだったのでまともにかっこいいのははじめてだった。 といっても 完全無欠のヒーローっていうよりなんか母性本能をくすぐるタ…

中原淳一の展覧会(西宮 大谷美術館)

初期の展示品で、着物を着た女性の絵画、着物の部分は布を工夫してはったりして、大変中原らしいのだけど、表情、雰囲気などがすごく竹久夢二の女の人に似ているものがあった。淳一は「昭和の夢二」などとも称されていたらしく、ご存じの方には当たり前のこ…

中原淳一のひまわり工房

現代だから余計に新しく見えるデザイン。この本は生活を楽しくする工夫がいっぱいで、みているだけで楽しい本。こんな心がけをして生活している人がわたしは大好き! 中原淳一のひまわり工房作者: 中原淳一,中原すみれ出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1999/0…

カメオ出演

日曜の夜7時台に爆笑問題がやっている「決定!これが日本のベスト」って番組、「こちカメ」、さんま、鉄腕DASHなどの影でひっそり。。って感もある番組だけど、アニメの仰天場面とかでは、ひととおり古いアニメが流れるのでなく、「あのアニメの群衆の中に…

シャレード

windshipさんがボードで 今日は、オードリー・ヘップバーンの「シャレード」をみました。 オードリーがそんなにすごいと思っていなかった私は、この頃、かつての彼女の映画を初めて見るたびに、魅力にうなってしまいます。 ケーリー・グラントとの掛け合いも…

クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲

評判はきいていたけれど、たしかに大人がみて楽しめるつくりになっている。 昭和の時代がすごくうまく表現されていたなぁ。。 なつかしいフレーズが満載でみいってしまった。映画の中ではそういうものを大切にしながらも退行してしまっていいのか?って批判…

芝山幹郎さんの「今週の1本」

windshipさんがボードで 毎土曜の日経の別紙にその週のTVでやる映画の紹介があって 「今週の1本」という記事で取り上げられる映画にいつもそそられます。 映画批評家・芝山幹郎さんて方が書いてるんですが これがどうにもいつも、なんていい映画なんだあ!…

ガタカ

ジュード・ロウの話をしていたとき、windshipさんにすすめられた映画。 確かにジュード・ロウがいい! なんだか主人公のイーサン・ホークよりもっと色気があって、気になって仕方ない存在にみえた。(まぁ人物の設定もそういうところあるかもしれない。。) …

かさぎやのおしるこ

windshipさんがボードに書いてくださる。ニ寧坂のページにもすてきな紹介が。。 今日は東山七条あたりで午後の用事がキャンセルになり、それでは、と、こないだから気になっていた二年坂の甘党屋さん「かさぎや」のおしるこを目指すことにしました。 なんと…

ストーカー

ロビン・ウィリアムズの原題「One Hour Photo」 絶対もとのタイトルの方がいいのに! 写真がテーマの映画なんだから。。 起承転結の起と承の部分はすごくよかった。 映像美もあったし、気をそらさずに最後まで一気にみたい気分にはさせられた。あともう少し…

ホテルハイジ

windshipさんがボードで話してくださる。 みなさんも、とっておきの大好きな場所がおありだと思いますが 蓼科にある「ホテルハイジ」は、その中の一つなんです。 といっても、ホテルには泊まった事がないのですが。。。道路から専用の少しきつい坂を登ってい…

映画に毛が3本!

最近すごく注目している漫画家黒田硫黄さんが、みてこられた映画をおおむね1ページのマンガで表現、その横に映画のデータ、文字による寸評が付け加えられて構成されている本。とにかく視点がしっかりしていて、シャープで深い洞察!そしてそれをわかりやす…

外国映画ぼくの500本

映画評論家の世界の長老、昔から数多くの映画をみてこられ「西洋シネマ大系 ぼくの採点表」という本に膨大なデータをまとめられた双葉さん。小林信彦さんの映画コラムでも双葉さんの採点表がよく言及されている。この本はその膨大なデーターから特に配点の高…

赤線玉ノ井 ぬけられます

赤線のステンドグラスとかの建物、遊郭のどぶ川の猥雑な雰囲気とかもすごく効果的に使われていたし、出てくる人たちの描きわけもうまい! 笑いの部分、魅せる部分が上手に配置されている。 さすが神代監督って評価されるだけの人だなぁと思った。滝田ゆうの…

「キル・ビル」 ルーシー・リュー

sumiちゃんが掲示板に 「キル・ビル」、もう死ぬほど観たい〜! 昨日WOWOWで、紹介してたんですが、ルーシー・リュ−がイイ感じ!私彼女のこと、結構好きなんですよ。同じアジア人として、あんなに堂々とハリウッドでやってる彼女を誇りに思ってます。ま…

空也もなか

関心空間に鶴屋吉信の「京べに」という最中がおいしいと書いたところ 関心空間: 鶴屋吉信はっしーさんが掲示板で おいしい最中の皮って感動しちゃいますよね。 銀座にある”空也もなか”というのを食べた時もかなり驚きました〜〜〜。 空也のページはこちら関…

バンガー・シスターズ

windshipさんがボードでお話しくださる。 TSUTAYAに行った時、まるで借りるつもりのなかった、というか棚で見て始めて知った「バンガー・シスターズ」を見ました。 ゴールディ・ホーン、スーザン・サランドン、ジェフリー・ラッシュという、アカデミー賞を取…

京の路地裏

吉村監督の京都ものは「偽れる盛装」「夜の河」をみたことがあるのだけど、ほんとに細部までよく描かれていておもしろいなぁと思っていた。この本はそういった作品をつくるための取材をもとにした話で、よく調べてあるしまた文章も読みやすく楽しい時を過ご…

太ったんでないのッ?

今回「Delicious」という雑誌に載っていたせいか今までのお二人の著書とちょっと違う感覚もした。 コラムというより娯楽作品?って感じかな。。 装丁もそういう感じだったし。。 どこに食べに行ったという話を書くようにとのことだったみたいだけれど、家で…

小樽のおみやげ

主人が小樽に行くので、小樽のさとみんさんにおたずねしたら答えてくださる。 小樽のおやつ・・・悩むんですよ、これが。 というか、特に名物ってないんですよねー。 「花園だんご」とかあるけどお団子なら京都にもありますよね? 私がお土産にしちゃうのは…

ラヴィ・ド・ボエーム

自分が今までみたカウリスマキ作品の中でも一、二を争うくらいいいと思う。 夢先行型の芸術家の三人の男、男同士の、こなれた感じの雰囲気も、ちょっとした気遣いもすごくチャーミング。 これじゃダメだろう。。って感じのおかしさも、変に感傷的でないけれ…

華日記 昭和生け花戦国史

本家の早坂暁さんの書かれるものがわたしは大好き。(ドラマとしておもしろいし、豪快ですぱっとした話も多い。)この本は生け花雑誌の仕事もされていたという早坂さんの経歴をいかした、生け花の世界の著名人(詳しくないわたしでも名前だけは知っているよ…

少女スタイル手帖

昭和40年代のこどものうちにはいつもあったフランス人形とかがすばらしい紹介の仕方がされていて、こうみせればかわいいのだなぁと新たな魅力も発見したり、なつかしさもいっぱい感じたが、ただ博物館的にならべてあるのでなく、作者の披露してくださって…

木村伊兵衛 昭和を写す

シリーズで4巻まで出ているようなのだけど、2巻まで目を通したところ、戦前から戦時中、そして戦後の写真が、まるで映画の一シーンのように物語性をおびて写し出されていて、インパクトがある。資料としてもとても貴重なものだと思う。それが、文庫という…

三谷幸喜のありふれた生活2 怒涛の厄年

厄年。。自分も体験したことがあるのだけど、ちょうど体や社会的立場の節目にあたりいろいろなことが起こりがちな年だ。でも「厄年」と名付けたとたんにめげてしまいそうな部分もあるのだけど、作品にもあふれているいつものユーモアあふれる精神でなんとか…

松風の家

この本は京都の茶道の家元「後之伴家」での明治時代以降の出来事ということになっていて、一応フィクションの形はとっているけれど、モデルがはっきりわかるし、よくここまで書けたなぁと感心する一方、いろいろと関連本なども読みたくなるほど当時のことが…

失敗成功中くらい

「たのもしき日本語」*1の成功のあと同じメンバー行われた新シリーズ。散策しながらの無理矢理ものごとを「失敗」か「成功」か「中くらい」であるか、勝手にきめつけしゃべっていく形式になっている。吉田さんの笑い等へのセンスの厳しさ、的確さなんかもう…

おすぎのいい映画を見なさい

この本は1988年からおすぎさんが北九州の情報誌に書いてこられたものをまとめたもので3巻になっている。毎回ひとつのテーマに沿って、古典から最新作まで映画の紹介しておられ、古典がまざっていることでかえって10年前のものでも古さを感じない。そ…

ぬるーい地獄の歩き方

なんかタイトルといい、すごい感じの表紙といい、とっつきにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、読んでみればいろいろな人の人生でのちょっとキツかった体験を、「ぬるい地獄」としてきいていくおもしろい本だった。(子役システム、昆布漁、付き人et…