赤線玉ノ井 ぬけられます

赤線のステンドグラスとかの建物、遊郭のどぶ川の猥雑な雰囲気とかもすごく効果的に使われていたし、出てくる人たちの描きわけもうまい!
笑いの部分、魅せる部分が上手に配置されている。
さすが神代監督って評価されるだけの人だなぁと思った。滝田ゆうのまんがとうまく組み合わせていて、ほんとクオリティが高い!
舞台は昭和33年で、製作されたのが1970年。その頃の空気感もすごく味わえた。

10/31 sumikoさんのコメント

「赤線玉の井」観ました。私はあの妙な曲の合いの手がすごく印象的でした。 神代監督は男女のクサレ縁みたいなものを撮らせたら、日本では三本の指に入るのではないでしょうか。 子供が観ても彼の世界は理解できないでしょう。オトナの映画ですよね。

11/1私のコメント

神代監督、確かにいわれてみれば「くされ縁」みたいなの描くのうまいですねー!
「もどり川」でも 藤真利子の執念みたいなのが印象に残っています。
「赫い髪の女」とかも私の大好きな石橋蓮司さんが屈折した感じでねちっこいみたいで、いつかみてみたいなと思ってます。
「赤線玉の井 ぬけられます」では、紙芝居のように文字に切り替わるところがなんか好きでした。
そして、赤線の建物とか好きなんで、ステンドグラスとかうまい具合に使われていておもしろかった!

赤線玉の井 ぬけられます [Blu-ray]みたのはVHS版