京の路地裏

吉村監督の京都ものは「偽れる盛装」「夜の河」をみたことがあるのだけど、ほんとに細部までよく描かれていておもしろいなぁと思っていた。この本はそういった作品をつくるための取材をもとにした話で、よく調べてあるしまた文章も読みやすく楽しい時を過ごせた。
京都の女のいやなところもいいところもうまく表現してあり身のひきしまる思いもした。