2001-01-01から1年間の記事一覧

気になる物件

街を歩いてみつけた気になる看板だとか建物だとかをみてひとこと。。って本で、泉さんの視線が本当に楽しい。気になる物件作者: 泉麻人出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2000/08メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る

地下鉄100コラム

しりあがり寿さんのイラストと息のあった楽しいコラム。平成9年〜11年までの夕刊フジにのったものでネタ的にはちょっと古いのだけどつらくもなく楽しく読めた。地下鉄100コラム作者: 泉麻人出版社/メーカー: 産経新聞ニュースサービス発売日: 1999/03メデ…

通勤快毒

タイトルはやや「おやじギャグ」風かな?という感じだけど、いつもながらの柔らかい物腰、はいりやすい文章、くつろげる雰囲気で楽しめた。あたりはマイルドなんだけど結構勇気のいる題材を選んだり、思い切ったコメントをされたりしておられるんだよな。。…

泉麻人さんの本いろいろ

泉麻人さんの本が好きで割合読んでいる。最近読んだ感想のメモをここに。

MONSTER 1〜17

とても硬派で読み応えあり!続きが読みたくなってどんどん読みすすめてしまう。たくさんの人が出てくるけれど、人物造形が深くてすごいと思う!17巻まで読んだけれど、先の展開が楽しみな終わり方だった・・Monster (1) (ビッグコミックス)作者: 浦沢直樹出…

20世紀少年 1〜6

主人公たちの年代が割合自分と近いようで、(アポロの打ち上げの時小学生だった。。。)小学校時代の雰囲気や現在の主人公たちの境遇が自分や自分のまわりにいる人を描いてるという感じ。そのごく普通の生活者である主人公にしのびよる謎の団体の影。。自分…

ビタミンF

著者重松さんは昭和38年生まれ。わたしと同い年。出てくる登場人物もなんだか管理人の分身のような人ばかりだった。家族構成が似ていたりして、「こういうこともあるかもしれないなぁ。。」というリアリティに満ちた作品群だった。でも男性の立場で書いて…

崖っぷちおやじ

四人でわいわいやっている本。わたしはこの本にかかわった「新中年四人組」(帯より)が大好きで、この人たちのトークショーみたいなイベントにも出かけたりするのだけど、回転が速くてするどくてでもあたたかくて。。というとてもいい雰囲気で。この本も本…

明治がらくた博覧会

著者の林丈二さんは、講演会に行ったことがあるのだけど、飄々としていろんなことをおもしろがれる人だなぁと思った。色んな町歩きの写真を私たちにみせてくださって「例えばこういうことをもっと調べていかれる方がいらっしゃったらいいのになぁ」と持ちかけ…

昭和こども図鑑

昭和17年生まれの著者が、自分の育ってきたときのことを懐古するだけでなく、本当に次世代に伝えたいという深い思いをこめて書かれた本。わたしはその本にこめられた精神にうたれ、家のこともうちょっとちゃんとしてみようかなと思った。 ほんとに昔の遊び…

倉敷でのお泊りは。。

アイビー・スクエアに泊まるのってどうなんですか?と当時倉敷在住だったどどさんに質問が。。それに答えてどどさんが アイビースクエアですが・・お泊りには??? バス付きと大浴場を使うタイプがあるようですよ。 修学旅行でも使われてるようです。 ホテ…

アンブレイカブル、ザ・セル

掲示板で出た映画「アンブレイカブル」の感想。まずふぃりっぽさん アンブレイカブル、映画館で見ましたなんか前宣伝に踊らされ過ぎちゃって(>_<) で、結局なんだったんだ〜、と言うのが?(^_^)の感想ですハイ mikaちゃん 「アンブレイカブル」、私はなかなか…

グリーン・デスティニー

id:windshipさんが掲示板で 今日「グリーン・デスティニー」を見ました。う〜ん、面白かった。壁は、歩く歩く、空は飛ぶ飛ぶ。 ワイヤーワークをいっぱい使った動きらしいけど、 あそこまで、荒唐無稽だと、気持ちよかったです。 壮大なお伽噺みたいで、 私…

RED SHADOW

音楽もかっこよく楽しめる。私はすごく好き。 装束は現代風。女の人は猫のように色っぽい。 今までの時代劇からうまい具合に逸脱してるけど、時代劇のかっこよさも感じる。ちょっとアニメっぽい魅力かもしれないけど生身の人間がやってるところが わたしには…

日本文学盛衰史

関川夏央さんがテレビの「週刊ブックレビュー」ですすめておられるのをみて興味を持ち即買いに走った本。現代の日本に明治の作家がいたらこんなことするのではという仕組みがすごくおもしろく、でもそれはただのおもしろおかしいタイムマシンものという感じ…

ハワイのおすすめ

ハワイにリピートして行っておられたmikaちゃんのおすすめ ハワイでリピートといえば、ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ・ホテル(定宿)のすぐそばにある「eggs'n things」というお店。 ここのオムレツとパンケーキが激ウマで〜〜〜(^¬^) パンケーキにかけ…

落語の話

ボードへの書き込みよりmikaちゃん 落語の楽しみは、愛すべきバカがたくさん出てくることと古き良き時代の日本、特に季節感に溢れていることかなー。 その時期にしかやらない季節モノの噺があって、例えば「青菜」が高座にかかるようになると夏だなーとか、…

美山の鮎つかみ

windshipさんが掲示板でお話してくださる。 先週末の1日、美山町で鮎釣りイエ、鮎つかみをしてきました。由良川の水をひいて流れをせき止めた中に、放流された鮎を、短い手の網はOKで、ジャバジャバはいってすくいます。 けっこうとれて、網に入った鮎がピ…

お洋服はうれしい

ブランドにはとっても疎い私。 「ピンクハウス」の服はいつも一緒にみえていた。同じプリントは二度と出ないなんて知らなかった。 「KENZO」の強い色と強い色の多色づかいのコーディネートのはなしで、和服のとりあわせの話が出てくるのも新鮮だった。 「ツ…

インターナショナルアカデミーの夏季特別講座「夢の寺子屋」

みうらじゅん、いとうせいこう、山田五郎、安斎肇、泉麻人が一同に会するので話を楽しみたくて参加。 山田五郎さんは、この講座の直前も関西ローカルのゆるめの番組で、もしかしてあまり興味もないような?(失礼!)女性タレントの「すてきなくらしぶり」を…

個性的なパンフレットの話

「奇人たちの晩餐会」の話題からmikaさんが 「奇人たちの晩餐会」 私は劇場で観たのですが、晩餐会だけにパンフレットが数枚のお皿の形をしていて、プラスチックのナイフとフォークまで付いていましたよ。奇人たちの晩餐会 HDリマスター版(続・死ぬまでにこれ…

アホー鳥が行く

競輪の記述が多くわからないことも多かったけどちょっと気分がへこみ気味の時に読んだので伊集院氏の無頼派な生き方に元気づけられる感じがした。アホー鳥が行く―静と理恵子の血みどろ絵日誌作者: 伊集院静,西原理恵子出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2001/0…

そして私はひとりになった

これは日記なんだけど、1962年生まれの作者は年の似通った管理人の感じ方とすごく近いものがあるような感じでとても楽しめた。そして私は一人になった (幻冬舎文庫)作者: 山本文緒出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2000/08メディア: 文庫 クリック: 2回この商…

プラナリア

はょうど同じ頃読んだ松尾スズキ氏の「第三の役立たず」*1とリンクしているというか、とことん後ろ向きになることでかえって前向きな気分になるような妙に爽やかな読後感がある本。映画「顔」にも一脈通じるような。。知らないだれかのお部屋をのぞいている…

紙婚式

いろんな形の夫婦を描いた8つの短編。ちょっとした違和感とかを描くのがすごく上手でどんどん他の作品も読みたくなる。紙婚式作者: 山本文緒出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1998/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る

落花流水

よくできているなぁと感心した本!状況は結構悲惨でもそれこそ流れるように生きていく主人公とつきあって楽天的ないい感じの気分になった。落花流水作者: 山本文緒出版社/メーカー: 集英社発売日: 1999/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブロ…

恋愛中毒

テレビドラマにもなったのでとても有名だけど、それゆえ読むのは後回しにしてしまった。テレビの方はみていなく何のバイアスもなく読んだわたしには、はっとさせるようなうまいつくりになっていた。恋愛中毒作者: 山本文緒出版社/メーカー: 角川書店発売日: …

薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木

自分と年代の近い女性作家といえば、山本文緒さんの本をたくさん読んでいたのだけど、このあいだいつもおもしろい本を紹介してくれるYさんにすすめられ、江國香織さんの「薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木」を読んでみたら、とてもおもしろかった!以前に江國さん…

東京妖怪浮遊

笙野さんの本は、はじめて。 ちょうど話題になっていた雑司ヶ谷あたりにはわたしもすんでいたことがあるし、東京の暮らしってこういう感じだなぁ。。とか、こういう人はほんとにいやだなぁ。。とかは実感できるんだけど、それがまっすぐな形でなく表現してあ…

窓のある書店から

今みたいに私小説的なものがベストセラーになる前柳さんのエッセイというかコラムというかそういうのを読むのが好きだった。 会ったらどんな感じなのか知らないけど文章はクールでまっすぐで割合読んでいて好感が持てた。 友人のボードで話題が出たのでずっ…