落語の話

ボードへの書き込みより

mikaちゃん

落語の楽しみは、愛すべきバカがたくさん出てくることと古き良き時代の日本、特に季節感に溢れていることかなー。
その時期にしかやらない季節モノの噺があって、例えば「青菜」が高座にかかるようになると夏だなーとか、年の瀬に「芝浜」を聞いて一年を振り返ったりとかね('-'*)
三味線の先生が住んでた根津とかも、とってもいい雰囲気だったけど、あの頃通ったお店とか、今も変わらずにあるんだろうか。また訪れてみたくなりました。

それを受けてwindshipさん

落語ねぇー。
私、彦六さんが、大好きでした。円生さんは、なんか遠くて。
関西では、米朝さんとか、枝雀さんとか、なまで、何度か聞きましたが。。。
そういえば、最近聞いてない。
上方落語と、江戸落語、なんか違って聞こえます。
落語と、ひとくくりにしていいものか、と思うぐらい。
でも、ずーっと、聞いてないんでピントはずれてるかも。。。

そしてわたしの

枝雀さんわたし大好きだったよ。今ざこばさんも結構すき。。ってざこばさんの落語は最近きいてないけど。。ちょっと前に「らくごのご」とかいう番組(鶴瓶とのセッションみたいなの)わりとおもしろいなと思ってみてたよ。
枝雀さんがなくなられたとき、ざこばさんや南光さんが悔しがっておられた姿がとても印象的です。

という書き込みにmikaちゃんが

枝雀さんは、持っていた落語テープの中でもヘビーローテーション組で、独演会にも何度か足を運びました。
師匠の爆笑高座に、会場がもんどり打って笑っていたことが思い出されます。
亡くなられたときには、とてもびっくりしました。
んんー、天才肌というよりは、まさに天才だったから、いろいろ思うところもあったのだろうか・・・
米朝師匠の落語は、聞いた後、どんな噺でもとても贅沢な気分になれますね。

ざこば師匠の落語も大好きでした。
特に若い頃はすごく勢いがあって面白かったですよ。
私のご贔屓は、私が落語を聞くきっかけとなった古今亭志ん生師匠の息子の馬生師匠です。
弟はいかにもサラブレッドというか、華やかな芸だったのに対し、若くして亡くなった馬生師匠の芸は、例えれば燻し銀のよう。ただシブイだけではなくて、妙〜なおかしみがあるところが大好きでした。

寄席って楽しいですよ。
昼から夜まで、食べたり飲んだりしながらのんびり・また〜りと過ごせるし、落語と落語の間に登場する紙切りや曲ゴマ、手品やショボい漫才もたのしかったです!

これに答えてwindshipさんが

私も、馬生師匠好きでした。
確かに、弟さんとは違ってたし、なんか、兄弟という感じもあまりなかったような。。。
華やかではないけど、粋で、なんともいえない色気があり、でも、おっしゃるように、妙〜なおかしみ、ですよね。

枝雀師匠は、小米と名乗ってられた時、自分の話が面白くないと芸の壁にぶつかって、非常に深くブルーが入ってられた時期があり、(こんな表現でごめんね)その時期を越えてはじけられたんですよね。

せいぜい独演会とか、名人会とかしか行ったことなくて、寄席の雰囲気よさそうですねぇー。飲み食いしながら、たら〜っと、って、得意分野です。