個性的なパンフレットの話

奇人たちの晩餐会」の話題からmikaさんが

奇人たちの晩餐会
私は劇場で観たのですが、晩餐会だけにパンフレットが数枚のお皿の形をしていて、プラスチックのナイフとフォークまで付いていましたよ。

単館上映系のパンフレットは凝っててオモシロイのですが、大きさも形もバラバラなので、収納に困るのだ!
例えば「スウィニー・トッド(首切り床屋の話)」は大きな剃刀の形だったり、「I・Love・ペッカー(キュートなカメラマンの話)」はDPEの袋に入っていたり、「キラーコンドーム(バカげたコンドームエイリアンが出てくるホモの純情の話)」は、喫茶店とかで出すのもはばかれるようなモロコンドームの箱みたいなのに入ってたり。
バッファロー66」とか「ポリーマグー」はめちゃめちゃ大判で、絶対どんなバッグにもおさまらない!あれ買って映画館から出てくると、看板持って歩いてるみたいなもんでしたねー(笑)

「I・Love・ペッカー」をテレビでちょっとだけ見たという私に

「I・Love・ペッカー」、
元気が出るようなかわいいハッピーエンドなので、ぜひぜひ最後まで観て欲しいなぁ。私はあれ観て、エドワード・ファーロング(「ターミネーター2」の暗っぽーい子役)のイメージが180度変わりました。あんなに爽やかな笑顔が似合うなんて!へこたれない姉ちゃん(故リバー・フェニックスの元ガールフレンドですね)も、いつも不機嫌な顔をしてるクリスティナ・リッチも良かった!

パンフ、昔は「記念に」と思って必ず買ってたけど、この頃は「良かった!」と思った映画だけ買うようにしています。(単館系のってけっこう高いし)引っ越しの時には、ばっさばっさ処分しましたよ。「ハチ公物語」とかがありましたわ(笑)

さっき書いた映画で特にオススメしたいのは「キラーコンドーム」かなぁ。コンドーム型エイリアン、ホントにバカげてるんですけど、何とあの「エイリアン」をデザインしたのギーガーの手によるもので、パンフにはギーガーのインタビューも載っていました。映画は、ゲイの純情が伝わってきてなかなか良かったです。ちょっと泥臭い感じが好きでした。

「スイニー・トッド」は18世紀末の時代考証とその雰囲気が興味深かったけど、期待してたよりおどろおどろしくなかったというか、もっと小細工利かせて欲しかったという感じでした。ちょっとマザーグースの世界を思い出したりしました。鎖に繋がれたおしの少年とか人肉入りのパイとか。

「ポリー・マグーお前は誰だ?」は35年前の仏映画。
と〜っても革新的・前衛的な映画で、今観てもすごくおっしゃれー!
でも真面目にストーリーを追うようなタイプではないかな。
あ!あの「タンデム」のラジオ芸人ジャン・ロシュフォールが出てますよ!彼も当時は20代だったであろうと思われますが、すでに疲れと哀愁をビシバシ漂わせてました…

「キラーコンドーム」は、小さい人のいない時に観てください!アブノーマル(といっても同性愛程度)な世界を嫌悪する人との鑑賞もNGです(笑)
ピンクフラミンゴ」に至っては言わずもがな!あれにはさすがの私も(?)まいりましたわ、あまりに下品で(^^;ゞインパクト、という点では観る価値あったのかな?でももうこの先見直すことは絶対ない〜。

I love ペッカー」にも多少きわどいシーンがありますが、上記2本に比べたらかわいいもんです。とってもポジティブ・ハッピーな映画ですよ。

映画のパンフ、近所の古本屋にも大量に置いてあります。で、「こんなの誰が買うんだー!」ってのでも平気で積んであります。出すときちょっとハズカシイ気もしますが、そこは厚顔でいってOKだと思いますよ(^w^)

スウィーニー・トッド [DVD]

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I Love ペッカー [DVD]

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キラーコンドーム [DVD]

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ポリー・マグー お前は誰だ [DVD]

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