明治がらくた博覧会

著者の林丈二さんは、講演会に行ったことがあるのだけど、飄々としていろんなことをおもしろがれる人だなぁと思った。色んな町歩きの写真を私たちにみせてくださって「例えばこういうことをもっと調べていかれる方がいらっしゃったらいいのになぁ」と持ちかけてこられるアイデアもなんだか実行したくなるようなものばかり。なんかものわかりのいいゼミの先生みたい。そしてこの本は明治時代の新聞に載っている図版、林さんが旅先でとった古い意匠の写真を紹介しながら、のんびりと林さんが日常を綴った本。ちょうどbbsで話が出てきた備中高梁の写真が何枚も掲載されていて、高梁の町をちょっと歩いてみたくなった。

明治がらくた博覧会

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