崖っぷちおやじ

四人でわいわいやっている本。わたしはこの本にかかわった「新中年四人組」(帯より)が大好きで、この人たちのトークショーみたいなイベントにも出かけたりするのだけど、回転が速くてするどくてでもあたたかくて。。というとてもいい雰囲気で。この本も本当にそういう感じで何回も大笑いしてしまった。「サンデー毎日」に連載していていろいろなお題をめぐって「これは若者に知っておいてもらいたい常識」「マニアックすぎて非常識」のボーダーラインをいい雰囲気で語り合っているもの。ぎりぎりのラインにたつものがそのお題における「崖っぷち」ということ。週刊誌に載っていた位だからこの4人衆のことあまり知らない人でも楽しめると思う。審査委員長をつとめるみうらさんは、へらへらしているようにみえて、なかなか厳しく仕事をしていて各章あたまについている文章も、崖っぷちの選別や話題の取捨選択も厳しくてなかなかおもしろかった。(崖っぷちシリーズとして三巻出ており、第一巻目が98年7月に出た「日本崖っぷち大賞」第二巻目が98年12月の「輝け!日本崖っぷち大賞」そして、最新刊の「崖っぷちオヤジ」。どれもおもしろいけれど油ののってきた第二巻目からが特におもしろいかも。。)