廃墟に出会ったときなにかじーっとながめたくなるようなどうしてこんなことになったのか考えたくなるような心持ちになる人って多いような気がする。わたしがそういう感じ。ずんずん中にはいっていったりはしないけれども。。この本をみたときひきつけられるものを感じたもののなんかおそろしげな感じもし、手にとるのを迷ってしまった。ずんずんはいっていっていいのかな、という気持ちが働いたのかもしれない。手に取ってしまえばあっちこちあるものだなぁ 片づけるのにもお金がかかってしまうものなのだろうな、廃墟って割合身近なものなのかも。。と意外と淡々とした感想。60〜70年代のデザインの廃墟などは、最近そういうデザインがはやっているのでなんだかもったいないような感じももつ。なんとなくこわいものみたさではいったものの、すごく身近な観察記録を読んだような気分になる本だった。こけおどしでないスタンスもよかった。
- 作者: 中田薫,中筋純,関根虎洸
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2002/10/29
- メディア: 単行本
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