驚典

群ようこさんってきちっと生きてきた人だとわたしは感じるのだけど、この本の中でも、その人柄がしのばれるような居心地のいい雰囲気が対談中に漂っている感じで読んでいてほっとした。だからといって説教くさいとかシャープさに欠けるとかそういうのではない。群さんの雰囲気からか、対談相手の人も変に虚勢はったりこけおどし的な発言をしたりというのでなく、生活をそれぞれちがう形ではあるけどきちっとやってきている感じで読んでいて励みになるし自分もきっちり自分の道を歩んでいこうという気になる本だった。