ニャ夢ウェイ 4

ニャ夢ウェイ、松尾さんの飼ってた「オロチ」という猫のからはじまって、「オロチ」が元妻にもっていかれてから「チース」という猫がきたのだけど、3巻*1で二代目猫「チース」がはじめてあらわれたときはなんか落ち着かなかったのだけど、この巻での「チー…

くるねこ 4

3巻でお別れかと思っていた老猫美輪のもんさんの話が出てきてうれしい。くるねこ 4作者: くるねこ大和出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/07/04メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 17回この商品を含むブログ (21件) を見る

猫とふたりの鎌倉手帖 1

「片桐くん家に猫がいる」の片桐君が成長して結婚生活を鎌倉で送っている。引き続きのネコたちの描き分けが楽しい。(わたしはすましているお姉さん猫と、まるで考えてないはちわれちゃんが好き。あ、でもワイルドな男の子も、若衆もそれぞれにかわいいな。。…

やくそく

版画タッチの絵に惹かれて手に取ってみる。よい絵がたくさん。ちょうど考え込んでしまうような休日の過ごし方をしている真っ最中だったもんで揺さぶられた。ねこを使うところが憎いねえ。やくそく (講談社の創作絵本)作者: 成田雅子出版社/メーカー: 講談社…

猫ピッチャー 3

いま、新刊をみかけた時、一番にまにましてしまう本。ネコがきっかけで野球までちょっと関心をもってしまう。今回知った言葉「先乗りスコアラー」。猫ピッチャー 3作者: そにしけんじ出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2015/05/08メディア: 単行本(ソ…

まめねこ 4

自分を猫と思い込んでいる豆柴、豆之介どんだけかわいいんだ!不器用だが一本気な武士の口調とかも大好きなものでもうたまらない。まめねこ4 ―豆之介でござる!作者: ねこまき(ミューズワーク)出版社/メーカー: さくら舎発売日: 2015/01/27メディア: 単行本(…

海ちゃん〜岩合さんのこと

岩合光昭さんがほれこんでお寺からもらってきた猫、海ちゃんの一生を撮ったもの。文章は奥さんの日出子さん、写真は光昭さん。 文庫の後ろの解説文にある「海ちゃんのステキな一生」という言葉に海ちゃんの最期まで見届けなきゃいけないんだな、と読む前に湿…

東伍郎とまろすけ 3

東伍郎のミフネばりのみかけと腕っぷし、猫への溺愛、でも要領の悪い感じ、まろすけの気の弱さ・・・今読んでいて一番心が休まるコミックかも・・東伍郎とまろすけ 3 (ビッグコミックス)作者: 長月キュー出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/01/30メディア:…

くるねこ 3

省略化されたタッチで読むのに時間がかかってしまった。一冊が分厚い、というのもあるのだろうか。 読み始めたら作者の観察眼と猫への愛情(それぞれの猫の個性の表現がしっかりしている)に心があたたかくなっていく。この巻では特に一番年長の気取ったおば…

ジゼル・アラン 1〜4

はじめあまりに古典的な絵柄にとっつくのに時間がかかったけれど、第一話で女主人公のかわいらしさに惹かれたらあとは一気に。カトリーヌ・ドヌーヴの「しあわせの雨傘」は、お嬢様育ちゆえの発想の自由さが・・という話だったけれど、このジゼルもそういう…

まめねこ 3

おっとりした雄猫となんか戦闘的なめすねこちゃん そしてこの子たちと暮らすことになった家族の物語。おじいさんのやさしさ、家族のどっしりしたところが持ち味。変にいい話っぽくないところがとってもいい。冤罪で捨てられそうになったりとブラックなところ…

東伍郎とまろすけ 2

二巻でやっと気が付くのもニブいのだけど、主人公の友人大佛は大佛次郎からだな・・猫の多頭飼されてたものなー。大佛次郎をもっと知っていたらもっと楽しめる部分もあるのではないかな・・なんか猫メロメロの剣の達人の話だけど、いろいろ細かく調べられて…

東伍郎とまろすけ 1

なんかすごく好きな風合い。この作者が猫も時代物の空気も大好きなことが国芳の話がさらっとでてきたり、原典は江戸時代ではないけれど那須田矢一なんて弓の名人がでてきたり・・なんていう端々からよくわかる。飄々としていてとても心地いい。 [asin:409186…

きょうの猫村さん 5

今回はお料理の小ネタが楽しい。 村田さんのいうところの、爆発したコロッケはソースがうまくからみ、ごはんにのせると一層おいしい、とか、ネコムライスをお弁当にいれるとき、上にのせる目玉焼きを反対にしていれる、間にのりのつくだ煮はさんだら味がしみ…

カーサの猫村さん 旅の手帖

自分の好みの場所がたくさん載っている。松本、京都、倉敷、高松、奈良。そして四川省のパンダ基地。 倉敷・高松の回の夏の夕暮れの高松の浜辺の写真とてもいい。メモ 松本 女鳥羽そば。ちきりやにあるのと同じ器を使っている。まつもと100てんプロジェク…

きょうの猫村さん 4

猫村さんが小さな男の子と手をつないで歩くシーンがなんともあたたかくてステキ。やっぱり「坊っちゃん」の清だ!きょうの猫村さん 4作者: ほしよりこ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/08/27メディア: コミック購入: 9人 クリック: 121回この商…

きょうの猫村さん 1

猫村さんは昔から知っていたのだけど絵柄でほんわかしすぎているのでは?なんて勝手に判断していた。なかなかひねり技で楽しいときいて読んでみたら、大ハマリ!声を出して笑ってしまった。なんとなく往年のガロっぽいような斬新なコマ割り。かわいいやらお…

ちびネコ どんぐり

無邪気な子猫の到来に先住猫が引きこもってしまう話を友人からもきいていたけれど、ここでもそういうことが起きている。 猫の、自分の現実の中でとりあえず折り合いをつけ、黙々と生きていくさまにはとてもうたれる。ちびネコ どんぐり (ホーム社書籍扱コミ…

なのな フォト ゴロー 2

帯の登場人物紹介のところでなのなのことを「外見はぼんやり、でも心はクール。」とあるけれど、森下裕美さんの作品全体を通してまさに、とってもかわいらしい感じのみかけに隠されたクールさ、ものごとをしっかり視る力に満ちていると思う。 読んでいる人に…

作家と猫のものがたり

コロナブックスから出ている「作家の猫」は、作家のプロフィールをネコを通して綴っているような感じだったけれど、これはネコを題材とした作品のオムニバスのような感じ。自分の飼っているネコの話を書いている人もあれば、ネコ論的な人もいる。 一番好きだ…

よるとひる

表紙のクールな絵に惹かれて図書館で借りてみた。レナード・ワイスガードという人が絵の担当だけど、中の方はちょっとタッチが違って版画のような木炭画のような・・やさしいタッチで好奇心旺盛な猫の気持ちに寄り添っている。 わたしが予想したのとはちょっ…

猫侍

ドラマ版をみて北村一輝のかわいらしい一面に気づかされ、もちろん映画版でも魅力的だったのだけど、映画版ではやっぱり寺脇康文!殺陣も決まり、華がある。劇場版 「 猫侍 」 [DVD]出版社/メーカー: KADOKAWA メディアファクトリー発売日: 2014/08/06メディ…

奇想天外! 浮世絵師 歌川国芳の世界

JR京都伊勢丹にて。 ポスターに惹かれて行ってみたがとても楽しめた!題材自体もおもしろいのだけど、その構成の仕方も、細かいところも凝っていてどの作品もすごい!かっこいい。 歌舞伎題材の猫ものとか、最近歌舞伎をみはじめた猫好きの私にはダブルでう…

猫の本棚

猫をネコかわいがりしているヒトがどうも苦手な木村衣有子さんが、猫本についてまとめたもの。「愛別外猫雑記」の笙野頼子さんのの現実的で自分の足でたっていく視点、「ムーミン谷の彗星」における、ほの暗いけれど、暗部を描くことによってみえてくる希望…

ねこねこ日本史

猫が日本史の登場人物になったらこんなことをしでかしますよ、っておはなし。日本史の解説部分(滝乃みわこさんという方の文章)はしっかりしているけれど、これは同じ作者の「猫ピッチャー」*1よりさらに猫好きの限定の色彩が強いなあ。ねこねこ日本史 (コ…

猫ピッチャー 2

えらく省略された線でものすごく猫ってこうだよなーというのが伝わるし、野球とのからめ方が野球ほとんど知らない人間にもとってもおもしろい!猫ピッチャー2作者: そにしけんじ出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/09/09メディア: コミックこの商品…

恵文社COTTAGE

恵文社COTTAGEに、銀閣寺のアンティークと古本のお店「迷子」が出張ということでのぞいてみた。 昭和の猫に惹かれて購入 奥さまの的場晴美さんという方の版画も随所に出てくるがこれがまたいい。 こんな感じねこ横丁の仲間たち―覗いてごらんよ、路地裏を…作…

八二一のにゃんぽの達人

八二一さんの本をはじめてみたのは枡野浩一さんとのコラボ本。そこで出会って、そのあと「はっちゃん」という猫を保護されての記録写真がとても美しく追っかけてきたけれどこんなのも出ているんだ・・関西のいろんなお店の看板猫を追った猫びよりの連載が本…

猫寺 

福井の猫寺(御誕生寺)に出かける。 いろんな猫が過ごしている。50匹くらいとか?車に乗る時一生懸命車の外から鳴いていた子。このあと開けた窓から車に飛び乗ってきてびっくり。供養塔にあった「楽しい時間をありがとう」という言葉に胸が詰まる・・ほん…

なのな フォト ゴロー

猫タグはつけたし、猫は出てくるけれど、猫が媒介となって格差社会の中でもやもやしつつもなんとか生活している人間が主人公で、だからといって絵柄から推測されるとは思うけれど、しんどいものではなく、でもただのほんわかしたものではなく、毒を知ってい…